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超強国

作者: 尚文産商堂
掲載日:2019/06/01

ハイパーパワーと呼ばれる国がある。

正確には組織だ。

手野グループに多大な影響を及ぼし、アメリカのテック・カバナー財閥、英国のグッディ財閥のそれぞれにも一定の影響力を有する春雷会のことである。

一私企業に過ぎないこの春雷会ではあるが、行政、軍事に非常にかかわりが深く、一部ではあるが司法権を行使することもできるほどの力を持っている。

これらの軍事においては、手野武装警備という会社を有し、この中に司法権を行使することができる審決所と呼ばれる組織を、一定の条件が必要ではあるが臨時に設置することができる。

この手野武装警備、一社だけで米軍と渡り合えることができるとされるが、テック・カバナー財閥が持っているテック・カバナー総合軍事会社も同等の規模を有しているとされる。

この2社は姉妹関係にあり、密接に結びついている。

このことから、軍事は世界に敵うものなしと呼ばれるほどとなっていた。

行政という面でいうのであれば、テック・カバナー家を忘れてはいけない。

テック・カバナー家は、テディ家と呼ばれる家系によって米国上院議員、下院議員を多数輩出している家柄で、本拠地であるマサチューセッツ州では一定の支持を受けている議会の一派を一族で形成している。

グッディ財閥も、欧州を中心とした上流階級をメインとした販売網を作り上げており、それは盤石となっていた。

これらのものの司令塔となる春雷会という組織は、いわば内閣であり、国会であり、調停機関となる。

このことから、春雷会は、国ではないが国に近い組織、かついかなる国にも追随できない超強国と称されることが多々ある。

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