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世界征服

作者: 雨月 秋

この小さな部屋から

世界中にミサイルを飛ばせれば

なんて幸せなことでしょう

街の街灯が泣いている

斜めになった無数の直線が

世界の上で言葉を支える

接続のない二部グラフ

それが不条理の正体だよ

行く宛てのない旅路には

アイソなんて、付きものだから

死体なんて踏み倒して

ひとまず次の明日を目指そう

ぼくらの心は、いつもミサイルの軌道だ

立ち止まっていても

街の景色はどこかズレている

そんなふうにしなきゃ

真っ直ぐに進むには

横槍な柱が多すぎる

正しいのよ、世界も、言葉も、ぼくらも

空を支えるものが醜いね

この小さな部屋から

世界中にミサイルを飛ばせれば

なんて幸せなことでしょう

街灯もきっと泣いて喜びます

空なんて、落ちてしまえばいいのに

久しぶりの投稿です。

最近はツイッターとかブログで詩とか曲とか上げるようにしてるので、ぜひ見てやってください。

ツイッター:@RhythRain

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― 新着の感想 ―
[良い点] >斜めになった無数の直線が/世界の上で言葉を支える/接続のない二部グラフ/それが不条理の正体だよ なんとも無機的でニヒルな文ですね。 「接続のない二部グラフ」という言葉から、対話不能の状…
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