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舟は進む遥かな最終地点へと

作者: 神無月 郁

 自分が考えていることを文にしました。

 考えは人其々なので、こんな考え方も有る。程度に思ってください。



 世界と言うモノは、平凡で、退屈で、変わら無い毎日を日常と言う。だからこそ少年、少女達は非日常に憧れる。

 


だがそんなものは存在しない。



 少年達は成長するにつれそれを学び、理解し。大人になり、そして社会と言う嵐の海を、"死"と言うポツンと浮かぶ小島へと漕ぎ続ける。


 社会は恐ろしい程に現実的で残酷だ。己が漕ぐ舟は小さく脆く、一度転覆すると二度と元には戻らない。


 舟に新しい船員が増える事も有る。それは嬉しい事でも有るが、同時に己が失敗した時に起きる代償は大きい。そして舟が沈む原因は自分だけとは限らない……。


 舟から新しい舟が出る時も有る。船員達にとっては、嬉しい事でもあり悲しい事だ。それが大きな船と成る時も有るし沈む事も有る。


 そして舟は進み、ボロボロ成り果てやっとの事で"死"と言う島に着く。



だが、そこに何が有るかは誰も知らない。



 それでも、我々はそこへと進む。何がそうさせているかは知らないし、分かりたくも無い。


 途中で沈んだ舟の船員は先に"死"と言う島に辿り着く。


 では、全員。舟から飛び降りればいいのでは無いのか?

そしたら全ての嫌な事を無視してゴールに着けるのでは無いか!



……否だ!



 我々は舟を漕ぎ続けなければならない。"結果"ではないのだ。我々が舟を漕ぐ理由は"過程"にある。



如何にこの人生と言う大海原を漕ぎ切ったか!


如何にこの人生と言う大海原で何かを成し遂げたか!



 それが他から見たらどうしようもない事でも……人はそれを胸に"死"と言う最終地点に辿り着くのだ。



 どうでしたか?共感してくださるのも良し、"自分はこんな考えじゃ無い!"と思って下さるのも良しです。

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