表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/15

15話 スパルタ先生

ハイク「ドーゲルやばすぎだろ!!昭和だよ!体罰だ!」

ソラ「あのじじい絶対〇すから....」

ムテラ「あなたたち...反抗的態度すぎるのよ...」

ハイク「反抗じゃない!おかしなことに抗議しているだけだ!」

早朝、月の光量は徐々に上がっていく中で一人庭にいた

アミラはデガイモの調製作業をしていた

デガイモの皮を剝き乾燥させ根・葉・不要部分の除去を黙々とやっていた


アミラの作業しているところに一人の少女がやってきた

「ねぇ、お姉ちゃん...それ食べたい」

と片手を差し出し手のひらを見せてきた

庭には門も塀もなく入ってきたのだろう


「デガイモ食べたいの?いいわよ。でもちょっと待ってね、このままだとおいしくないから」

アミラは口角を上げ優しく返し

そのまま立ち上がりデガイモを切り離さ異程度に切り庭で野焼きをしていた場所にデガイモ一つを持っていき数分燃やした。


「なにしてるのー?」

少女はアミラの後ろにちょこんときて興味津々に聞く


「このデガイモはね、焼いたり煮たりしないと固くて味が苦くて美味しくないのよ。だからこうやって焼いているの」


「暖かい...」

少女はアミラの返事より野焼きで出た火に両手をかざし暖を取っていた


アミラ領はかなり寒いためアミラもその姿をみて微笑む

「暖かい?」


「うん!」


「できたわよ!これにお塩ふって食べようね」

といいアミラはポッケから塩袋を取り出し今さっき焼いたデガイモに塩を振る


「どうぞ~」

アミラは少女にデガイモを渡す


ッパク

「おいしい!」

少女は一口食べ満面の笑みとなった


「よかった!ゆっくり食べなね~」

とアミラと少女のほっこりする会話を


ハイクはベットで横たわり目をつぶりながらそれを聞いていた


(ヴぅ...眠い...外がうるさい...)

軽い老害のような考えをしていたハイク

寝返りを打ち窓の逆側に耳を向けた

ハイクは再び眠りにつこうとしていた...


ハイクの部屋のドアがガチャと開く音が聞こえる

ハイクの頭にッバシっと強く叩く感覚が来た


「いった!んだよ!」

とハイクは布団から飛び上がる


そこにいたのはソラであった

「おい、起きろニート。」

と強い言葉でハイクに当たるソラ


「お前かよ!起こすなよ!俺のことを!あとこの世界でニートとかいう言葉使うのお前くらいだぞ」


「うっせぇニート!死ね」


「お前...言葉のレパートリーが小学生なんだよ...てか小学生なのか本来なら」


「しらんわ。ハイクお前なんか今日勉強するらしいよ。何故かわからないけど私もするはめになったし...ふざんな!」


「いや、俺はソラまでとかお願いしてないけどな...」


「もういい!早くいくぞ、あのおっさんのとこに」


「わかったよ、あとおっさんってドーゲルさんのことかな?」

そんなことを話しながらソラとハイクはドーゲルのいる廊下に出た


「お待ちしておりましたよ。お2人とも」

とドーゲルは出迎えをしてくれた


「それではこのまま洞窟牢獄へ向かいましょう」


「....え?」

ハイクはもう察しがついた


「い、え、行くんすか?マジで?」


「えぇ、今回はハイク殿、ソラ殿、ルオ殿三人に領政に関わる身としての教育をと思いまして」


(おい...あんな奴と連続で3回も会うのかよ...)

ハイクはもうすでに諦め気味になっていた

そのまま足は重いものの例の洞窟へ向かう


「この光景ももうなんかもう...見慣れたな...」

そんなことをブツブツと唱えながら

ドーゲルが先頭でそのあとにソラ、一番後ろにハイクが歩いていた


ハイクは歩いているうちにルオの監獄に着き目が合う

一瞬ビックとしながらも平然を装い

「っよ!3回目だな」とあいさつをした


ルオはそれを無視している中

「それではこれからお三方には領地内の商業が集まるところの道を整備してもらいます」

とドーゲルが切り出した


ソラはとっさに

「えぇぇぇー絶対しないわ。そんな下民の仕事なんて」

と声を荒げる


「いやしていただきます」

とドーゲルは淡々と言う


ハイクもソラに続いて

「俺もしたくねぇな。そもそもバイトしてた時も店長にブチ切れられまくってたし...もう仕事なんて御免だよ」と猫背になり両手の手首を広げ曲げドーゲルの指示を拒否する


「お2人はしないと?」

ドーゲルは鋭いまなざしで二人を見る


「あったりまえだろ!」

と威張るソラ


「そうだーそうだー」

と続くハイク


「もう一回問います。道の整備をしてもらいます。もしいうことを聞かないということであれば鉄拳制裁も辞さない考えです」

ドーゲルは声をワントーンさげ最後通告をする


「やれるもんだったらやってみろ!私に手出せるのか!本当によ!」

と足元にあった石をドーゲルに投げつける

石はドーゲルの腹のあたりにあたり地面に落ちる

9歳程度が無暗に投げた石であったためそこまでダメージはなかった

ソラは反抗し続ける


その次の瞬間ドーゲルはものすごい勢いでソラの背後に立ち回り

右足をソラの太ももにヒットさっせる

ソラはそのまま洞窟の壁にかるく吹き飛ばされる


「いったーーーい!!!わぁぁぁんーー!!!」

と泣き始めるソラ


その光景に目を大きくしルオが口を開ける

「おい、ドーゲル!ガキの女にまでする必要はないだろ!」


ドーゲルは淡々と答える

「あなた方はどんな形であれ我が領地の関係者であられます」


「この女はちがうだろ」

ルオの声は低くしかし芯があった


「いいえ、彼女もアミラ様や中央から派遣され監視役の任務をもっているユウ殿と接触している身であります。もし彼女が領地の規律にそぐわない行為をしたときは中央を敵に回すことになる、他にも領民の生命、財産、尊厳を守るはずの領政というそのものの立場も危ぶまれます。決して無関係ではないのです。」


「領民の尊厳とかいうならよ俺らはどうなるんだ?拒否権だってあっていいだろ」

ハイクは身構えながらドーゲルに問う


「口だけは達者...しかしそれでは領民を守ることもできないであろう」

ドーゲルはそう言いながらハイクにとびかかる


ハイクはとびかかってくるドーゲルの顔の高さで拳を振る


ッガッチン

しかしハイクの拳は謎の魔法陣のガラスのようなものにぶち当たった

「...は?なにこれ?」


次の瞬間ドーゲルの拳がハイクの顎下に直撃し

ハイクは洞窟の天井部分に直撃し地面に強く叩きつけられた

「いってぇぇぇぇ!!!」


「随分と生意気なものが我が領地に潜り込んできましたな」

とドーゲルが独り言を言っている真後ろでソラが大き目な石をドーゲルの後頭部目掛け投げつけた


ッガン!ボロボロ

と後頭部にもさっきの魔法陣のガラスが出てきて後頭部を守っていた

ドーゲルは後ろを振り返りソラの方へ一歩踏み出した


「ッヒ!」

と恐怖の表情を浮かべるソラ


「おい!ドーゲル!この女に手を出すならもう俺にしろ!それで許してやれ!」

とルオは牢獄の中から声を貼る

ルオですらソラへの暴行は耐えかねたのか自らが犠牲になる選択をした


ドーゲルは無言で牢の鍵を開けルオの前に立つ

ッドォン! という重い音が洞窟中に鳴り響く


ルオはドーゲルの膝蹴りを頬にもろぐらいした

横に倒れるルオの顔面にドーゲルは何度も何度も勢いよく足を振り下ろす


「っぶはぁ!!っぐ!!」

ルオの苦痛の声は外で倒れているハイクの耳にもはいいる


(このドーゲルとかいうやつ...とんでもない昭和脳のやろうだな...しかも鬼つえぇ...ここはおとなしく言うことを聞いとくか...)

ハイクはさすがに言うことを聞かざるを得ないこの状況を把握した

体中が痛かったが立ち上がり

「ドーゲルさん、もう俺らやりますからやめてください」

踏ん張りながら言葉を発する


ドーゲルはハイクの方を振り返る

「わかりました」

その一言だけを返す


ドーゲルは再びルオに振り返り顔面を踏みつけ始める


「グゥ...グハァァ!」

ルオの悶える声...

「お...い!ッグ!!....そこの女.....逃げるなら今のうちに逃げないとかもだぜ...へへへ...」

と笑いながらソラに逃げることを促した


「.....え...えぇ...っと私もします...」

と声と肩を震わせながら話すソラ


ドーゲルの足止まる

「今の分はソラのもの。残りはルオ、やるのか?」

片足を上げいつでも再開できる雰囲気をハイク、ソラそしてルオは感じ取る


ルオは仰向けになり

「俺は初めからやるつもりだよ」

一言放った後に立ち上がる


「わかりました。それでは行きましょう」

といい洞窟の出口に向かい歩き始めた


その後村の中にある簡素な商業地にドーゲルとソラそして

顔がなぜかボコボコのハイクとルオの姿があった

ハイクとソラが途中脱走を試みたがドーゲルに見つかり

2人が殴られかけたときルオはソラを庇った為、ハイクとルオが顔面をボコボコにされることになった。



「ではここで始めましょう。まずは私がお手本を見せます。」

と言い道作りを始めた。

3人は横並びでその様子を見ているがハイクは途中であくびをしたりソラは地面に足で絵を描いたり

真面目に手本を見ていたのはルオだけであった


ドーゲルは1メートルほどの地面を盛り固め、片側に溝を掘る。

そして砂利や砂をかぶせる

そして凸凹をクワでならし、再び踏み固め完成

この工程を1時間半かけて行った


「それではお三方にはここからあそこの位置までお願いします」

と概ね40メートルくらいをお願いしたのであった


「....」

ルオは無言ながらも作業を始めた


「あ、はい」

(っどくせーな...仕事はしたくないのに...)

ハイクは一歩前へ歩きルオに続き40メートルほどの地面を盛り固め始めた


3人は地面を固める作業だけを数時間続く


ドーゲルが仁王立ちで見ている中アミラが歩いてくる

「ドーゲル?」


「アミラ様、どうかされました?」


「昨日、中央の情報機関からの伝書鳩がきて主権同盟という組織がほかの領地でも事件を起こしていたみたい」


「我が領地を狙った犯行ではなかったということですか?」


「えぇ、でも万が一のために見張り台に兵士と夜間はドーゲルも警備をしてくれる?」


「承知いたしました」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ