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とあるなろう作者の生存記録  作者: Mel


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01.連載作品で100ブクマを超えるまでの奮闘記(後編)

 というわけで思い立ったが吉日。短編の執筆に取り掛かりました。

 2作目はさらっと読めるコメディを。こちらを某所に晒したときはそんなに評判悪くなかったのですが、やや男性向けの下ネタ話だったこともあってか結果としては奮いませんでした。……晒したときの話はまた別の機会にでも。


 そんで3作目として1月31日に投稿したのはヒューマンドラマ。

 

「もう一度やり直せるのなら 〜三人の女の選択~」

 

 『聖女・悪役令嬢・冷遇妻』といったテンプレ要素を扱いつつ、ちょっと外したのが功を奏したのか、おかげさまでランキングの上の方に載れました。

 表紙までいったかは記憶が定かでないのですが(ランクイン履歴が5月くらいまでしか遡れないんですよね)、自分の書く作品でも読んで貰えないわけじゃないんだ、という手ごたえを感じました。


 そして(自分の趣味に偏った話も書き散らしつつ)、やはりテンプレである『欲しがり妹』をテーマにしたヒューマンドラマ、「だってあの子は欲しがりさん」を2月28日に投稿してみたら、再びランキングに載れました。ヒューマンドラマで初表紙入りだったと思います。

 

 やっぱり表紙に入ると全然PV数が違います。一番多くて1日に13000pvくらいありましたから。

 異世界(恋愛)は投稿しただけでPVもつくのですが、ランキングに載るのに必要なポイントが多すぎます。ヒューマンドラマはその点もう少しだけ緩いです。

 それに私は直球な恋愛ものがあんまり得意ではないので、ヒューマンドラマというジャンルと自作品との相性も良かったんだと思います。


 ただ、この時点では正直『元JK配信者』にはそこまで影響はありませんでした。

 本作のPVも一時的に増えるけれど、脱落者が多い。

 なにせ某所で序盤のテンポが悪いというお墨付きだったので、3話までが勝負と言われるこの世界において厳しい戦いです。

 じゃあ改稿しろよって話なんですが、そうすると全文直したくなる。無理です。死にます。だって番外編入れたら81万字ですから。どっかのタイミングで構成組み直したいとは思うのですが、老後になりそうですね。

 

 なのでもうここまできたら最後までいったれ、の精神だけで毎日無心で投稿してました。

 嘘です。だいぶ挫けてました。ブクマも評価もリアクションも増えず、作品情報ページを眺めてはしょんぼりする日々です。


 でも完結はさせてたので続けられたんですよね、きっと。

 更新をするとPVは増える。ということは目に留めて貰ってるか、ついてきてくれている読者様はいる(はず)。

 とにかくエタることだけはしちゃいけない、という一心で、毎日投稿だけは続けてました。


 で、完結が5月だったかな。この時点で先述の通りブクマは60ほど。じわじわと伸ばしていった結果です。

 これでも素人作者にしては充分な快挙だとは思うのですが、目標値は100。まだまだ足りません。

 ……え? 完結ブースト? 何それ美味しいの?

 PVは確かに増えましたが、残念ながら結果には結び付きませんでした。

 

 それから連載作も書いてみたけれど、それらもやはり100ブクマには到底届かず……。

 短編は評価がつきやすいからあっさりと連載作を超えていくんですよねー。一種の麻薬のように思えます……。

 

 8月に投稿した異世界(恋愛)短編、「あなたの言うことが、すべて正しかったです」。こちらもテンプレである『白い結婚』から発想を広げた作品でしたが、日間表紙に載れたおかげで20ブクマほど積みました。が、それでも100には至らず。

 

 そして先日投稿したハイファンタジー「冷遇妃マリアベルの監視報告書」。

 『冷遇妻』と『王家の影』にスポットを当てた短編を投稿したわけですが――。

 

 それはもうとても多くの方に読んでいただけて、引っ張られるように元JK配信者のブクマも上がっていきました。PVも完結時よりもこの時期が一番多かったです。

 未練がましくも代表作に元JK配信者をずっと飾っていたので、きっと同じハイファンジャンルということで読者層が被って、ついで読みしてくれる方がいたのだと思います。

 

 こうしておよそ10カ月という期間を経て、念願の100ブクマを達成したのでした。


 長くなりましたが、振り返れば100ブクマを超えるまでに連載4作、短編26作品を書き上げておりました。

 この結果をもって言えることは、『完結してもまだ日の目を浴びる可能性はある』、です。

 

 連載時は見てもらえなくても、埋もれてしまっていても、短編や他の長編から流入して掘り起こしてくれる方がいます。せっかくなら他のも読んでやろうかと目を通してくれる方がいるんです。


 もちろん自身の連載作品だけで達成できるならそれに越したことはありません。

 怒涛の勢いで毎日更新をして表紙入りした方がいるのも知っています。

 でも、「短編で結果を出して流入させる」という方法で達成した奴もいるんだなと。こういうやり方もあるんだなと。

 

 ちょっと挫けそうなときにでも思い出してもらえたら幸いです。


 

 ……なーんて偉そうに言いましたが、一時130ほどあったブクマも今はぺりぺりと剥がれています。ひぃん。

 それに、仮に今後投稿したお話が表紙入りしたとしても、これ以上の流入は厳しいのではと思ってます。


 となると、更に多くの方に読んでもらえるようにするための次なる一手とは……?!

 

 

 誰か私に教えてください。


 俺たちの戦いは続く――!

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