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名前と顔を覚えられない少女  作者: 月花 珊瑚


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9/11

褒め抜かしは、お菓子抜かしより罪深いことだ


 褒め抜かし、それは、私も順番的にほめてもらえると期待しているとスルーされいなかったことにされることだ

 私は、いつか褒めてもらえると思ってたくさんを人をのことを褒めた、褒めればいつか、褒め返してくれるものだと思っていたのだ。

でもそれは毎回来なかった、なめたチョコの包み紙のごみをいつも渡されて握りしめて、包み紙の手にある残り香だけが、お前は褒められるような人間じゃないと伝えてくるかのようだった

私はもっともっと、伝え方がうまくなれば見てもらえる聞いてもらえると、アニメやドラマに映画に張り付くように見て話し方、表情身振り手振りを覚えた。

文字が読めるようになってからは、傾聴の仕方の本をゆうに30冊くらいは読んでいた。

それでも褒められることはなかった顔に問題があるのかと思って醜形恐怖症にまでになった。

でも、周りはおそらく気づいてもいなかったのだろうなぜなら、私に興味がないから……

私は、たぶん会話に今も不自然さが残っているかもしれないだから、うまく近づけず遠巻きにみて、

いいなと眺めているうちうちにチャンスを逃す、それを、何度も経験し打開策を見つけようとする。

自己肯定感とは何だろうかと思いながらも少しでも、ほかのいい人のところを吸収したい少しでも近づきたいと思うけれど、いつも手にあるのは残り香しかないいつか私も、甘いチョコレートのような褒めが欲しいと思うのはまだ子供から成長できていないのだからだろうか……


あなたは、気づいてないかもしれないいつもチョコレートをいっぱいもらってるからわからないかもしれない、でももし、気づいた時にはそのチョコレートを分けてあげてほしいんだと思うんだ期待して待ってるその子のために……

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