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金魚鉢から見る世界

 

自分の見方が変われば、世界が変わることを知っているが、私にはまだ難しい

墨汁が水に混ざったかのように、黒く見えづらくしているのかもしれい

でも、「生きたい」という思いの裏返しで、「私も、生きたいんだ」と

呼吸を整えながら思う私は、外に出るのが苦手だ。そんな自分に苦しくなる時がある。でも、外の世界が歪んで見えるのは自分が金魚のように狭いところにいるからだろう

金魚鉢の中から歪む視線の中で歪んで狭くて、揺らいでる

体の、痛みと一緒にいると、痛みになれてしまって除く穴が小さくなる

でも、素敵なところもある世界だということも知っている

色が、鮮やかに混ざるそんな世界を……

時間は、同じ。でも、見る世界は違う

それがとても、面白いのだ

チクタクと音が鳴る世界で、私は何を選ぶのだろう?

自分に「ありがとう」と言えたら、チクタクとなるリズムが遅くなり色鮮やかになるのだろうか?

私は、私に伝えたい「生きたい」と思っていいことを、誰の役に立てなくても

私は「生きていたいのだと」音のリズムが今動き出す

さび付いた音かもしれない、人よりいびつかもしれない。でも、流れる世界は

進んでいく

私は、人が好きだ。だからこそ、美しく見えるのだろう

人の事が……でも、私も変わらない人なのだから、苦しいときは苦しいといってもいいのだと伝えたい

誰かと一緒に歩みたい、リズムが違っても自分は許されていると……

今、音が進む、私自身の音で。

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