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詩歌集

こころの折れる音



ぽきぽきぽきっ。


いったい、何度折ったことだろう。


いったい、何度折れる音を聞いただろう。


こころの折れる音を。


ぽきぽきぽきっと。


何度も何度も。


子供の時も、たくさんぽきぽきぽきっ。


大人になっても、ぽきぽきぽききっ。


こころが折れると、なかなか治らない。


立ち上がる気力がうしなわれる。


治ってもすぐに。


ぽきぽきぽきぽきぽきぽきっ。


いったい、一生でどれくらい折れれば気が済むんだろう?


ぽきぽきぽきっ。


今日も、こころの折れる音が聞こえた。


でも、こころは折れれば折れるほど強くなるから。


この折れたこころが治れば。


私はもっと、強くなっているだろう。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 折れても治る部分なら、きっとそのうち治るのでしょうが、出来れば折りたくないですね。だから折れないように備えるのでしょう。 [一言] 自分もついさっき、勘違いを指摘され心が軽く折れました。
[良い点] 君は優しい。 ある意味、リアルを絶たねば創作の深淵の向こう側には行けないのかも知れない。 芸術家や創作家たちは、そう言った時間を多く持つ。 きっと、心が自由になる時間が少ないと、そう言った…
[一言] 心が折れた時はゆっくりと休んでゆっくり回復してくださいね。 健康第一です。
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