表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王が現れたから、勇者の子孫らしい俺がちょっくら倒してくる  作者: 堕天の翼のあさぼらけ
ローザ姫救出編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/221

第97話 勇者ドラゴンとの再戦を決意する

 アドバイザーのユミコでも、知らない事はあるらしい。

 ルギア様から聞いてて良かったぜ。

 だけど、この事をユミコに相談していいものか、ちと悩む。



「それより、これからどうするの?」

 そう言えば、サーイターマルドに戻って来て、何話もしゃべってばっかりだったな。

 そろそろ行く先を決めないと。


「んー、まずはチチブのルギア神殿に行って、立て替えたピザ代、取り返さなくちゃな。」

「え、そんな事してたの。

 なら、転移呪文でチチブに行くのね。」

「あ、待って。」

 早速転移呪文を唱えようとするユミコを、俺は止める。


「もう、何よユウタ。急ぐんじゃないの。」

「あ、いや、折角だから、サカドで魔法の鍵を補充しようかと。」

「もう、魔法の鍵なら、チチブでも売ってるわよ。」

「え、そうなの。」


 そう言えばチチブに行った時、ルギア神殿探しにやっきになってて、お店巡りとかしなかったな。

 あそこにも強い武器や防具も、売ってたんだろうか。

 ゴーレムに守られた街だから、武器も必要ないかもしれない。

 って、あれ?

 俺がチチブに入るためには、ゴールドゴーレムを倒さなくちゃいけないんじゃない?

 第七感に目覚める必要、あるんじゃない?

 って、ここでは精霊の笛が効くから、まあいっか。


 それよか俺が用があるのは、サカドの鍵屋だけじゃない。

 その先の海底洞窟にも、用がある。


「なあユミコ。海底洞窟に居たドラゴンって、魔王軍六魔将だったりするのか。」

「んー、六魔将にいるドラゴンは、確かダースドラゴンのはずよ。

 あのドラゴンは、違うわね。」


「ダースドラゴン、か。」

 そう言えば他の六魔将のスズキくんの事を、だいまどうって言ってたな。

 そう言う種族名みたいなのって、どうやったら分かるんだ。

 俺が今まで見た目で言ってきた魔物にも、種族名は存在するのだろうか。

 多分、するんだろうな。


「ああなるほど。ユウタはあのドラゴンを倒そうって言うのね。」

 ユミコも俺の考えを理解してくれた。

「うん。あのドラゴンの先に何があるのか、気になるからな。」

「ええ、棲息域が違うのに、あそこに居るのは気になるわね。」


 という事で、俺たちの行く先は決まった。

 まずはサカドに行って、それから海底洞窟を目指す。


 ユミコが破邪呪文を使おうかと言ったが、俺は断った。

 少しくらい金策したいから。


 サカドの鍵屋の隣りは、ユミコのかつての仲間、アケミの家だった。

 ユミコはアケミの家で、思い出にひたる。

 以前訪れた時、ユミコは悲しげだった。

 だけど神帝のほこらで再会して、アケミの本意が分かった。

 今のユミコは、嬉しげだ。


 魔法の鍵を買った俺は、海底洞窟に向かう。

 かつて殺された相手。

 だけど俺も、以前よりも強くなっている。負ける気はしない。


 あ、サカドの武器屋で売ってる魔法の鎧は、買わなかった。

 守備力は今装備してる鋼の鎧と同じだし。

 これから行くチチブに、もっと強い鎧も売ってるかもしれないし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ