表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王が現れたから、勇者の子孫らしい俺がちょっくら倒してくる  作者: 堕天の翼のあさぼらけ
ユミコ奪還編~十二宮殿の戦い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/221

第91話 勇者過去の真実を知る

 精霊ルギアの口から、サーイターマルド誕生の秘話を聞かされる。

 今人気絶頂の某海賊王になる漫画は、誰かが話した過去話を、後に描写する。何話もかけて。

 この作品もコミカライズされたら、同じ道をたどるのだろうか。



「同じ神武七龍神でも、レッドドラゴンとグリーンドラゴンとでは、相性も悪く、実力差もありすぎた。

 はたから見たら、レッドドラゴンの一方的ないじめにしか見えなかったと言うわ。」

「ごくり。」

 ルギアの話しは、スケールがデカすぎる。

 レッドとグリーン。

 五行説的に言っても、グリーンドラゴンに勝ち目はないだろう。


「いつ果てるともなく続いたふたりの争いは、別の神武七龍神ブルードラゴンを巻き込んで、やっと終息したわ。」

 そっか、レッドに克つブルーが味方してくれたんだな。


「でも、この争いで様々な厄災が生じてしまった。

 全く、迷惑な話しよ。

 サーイターマルドにも、厄災の種が芽吹いていたとはね。」

「それを、勇者ウラワが片付けた。」

「ええ、私はその時、黄金曼荼羅陣ゴールドエクスクラメーションの完成を急いでいたから、気づかなかった。」


「ゴールド、それって、十二体のゴーレムの事ですよね。」

「ええ、二度と神武七龍神に踏みにじられないためにね。

 だけど私のサーイターマルドに、厄災が生じてたのに気が付かなかったなんて、間抜けな話しよね。」

「ルギア様、」


「結局神武七龍神のブルードラゴンの眷属であるゴッドドラゴンが、3つの宝玉を勇者ウラワに授けて、厄災は撃退出来た。」

「3つの宝玉。それが幻の金水晶ですね。」

「ええ、勇者ウラワは3つの宝玉のうち、ひとつしか使わなかった。

 まあ、この宝玉ってのは、ゴッドドラゴンの卵なんだけどね。」

「な、なんですと?」


 つまり、幻の金水晶の他にも、似たようなアイテムがあったのか。

 それより、神武七龍神の眷属の方が、格式のありそうな気がするのは、気のせいか?


「その3つの卵のうちのひとつから孵ったのが、竜王。

 あなた達が魔王と呼ぶ存在よ。」

「な、それじゃあ魔王との戦いって、」

「だから言ったでしょ。

 竜王とゴハンとの紛争にすぎないって。」


 なんだよ、それ。

 魔王は兄の形見を取り戻しただけなのか?

 いや、弟かもしんないけど。


「じゃあ、俺が魔王を倒す意味って、なんなんだよ。」

 俺は少し気落ちする。

 魔王が現れたから、勇者の子孫であるこの俺が、ちょっくら倒してこようと思ってたのに。


「大丈夫よ、ユウタ。あなたが竜王を倒す意味は、充分あるわよ。

 だってあいつ、ルギア神殿の総本山を、最初に襲撃したんだから。」

 ルギアは、とびっきりの笑顔で言ってくる。


 やべーよ。

 ルギア様、思いっきり私怨はさんでるよ。

 ほんとに偉い女神様なのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ