第59話 勇者六魔将と戦う
神帝のほこらにて、俺とユミコは魔王六魔将のひとり影の騎士に遭遇。
そしてゴーストアリンバの封印も解けてしまう。
「く、まずいな。」
俺は前方の影の騎士、後方のゴーストアリンバに、死を覚悟する。
「駄目よ、ユウタ。死んだら駄目。
死んだら、このほこらは破壊される。
魔王の島へ渡る手段が、無くなってしまう!」
死を覚悟した俺に、ユミコが叫ぶ。
「いかにも。
何度も甦る勇者でも、ここを破壊されたら、終わりだな。」
影の騎士はあゆみ寄る。
ちくしょー、こいつ、強者の余裕ってヤツか?
俺を舐めきってるのが、よく分かる。
悔しいが、勝てる気がしない。
「ユウタ、諦めないで!
ヘイスト!
オーラ!
プロテス!
リジェネ!」
ユミコは立て続けに、活性化呪文、武器強化呪文、守備力強化呪文、自動回復呪文を、俺にかける。
これで俺は、レベルが倍になったのも同然。
六魔将の影の騎士とも、何とかやり合える!
「おい、おまえが加勢していいのかよ!」
俺の強化に、影の騎士は慌てる。
「構わないわ。あなたがここから逃げれないなら、問題ない!」
俺はユミコの言葉に、素早く影の騎士の後ろに回り込む。
出口の階段を抑える!
「あー、こいつ、きたねーぞ!」
影の騎士も、ユミコと俺の考えに気づく。
ユミコが戦闘に参加出来ないルールも、外部に漏れなければ、問題ない!
「ゴーストアリンバは、私に任せて。
ほんとは使いたくないんだけど、
ドラゴンチェンジ!」
ユミコは竜化呪文を唱える!
ユミコは巨大なドラゴンの姿に、変貌をとげる!
その姿を見て、俺は悟る。
ユミコが勇者ウラワの元を去ったと言う、見られたくなかった姿。
それがこの姿なのだと。
「く。」
俺は目を逸らしたかったが、影の騎士を前にして、それは出来なかった。
「ちっくしょー!」
俺は鋼の剣で、影の騎士を攻撃!
ザシュ!ザガ!
活性化呪文の効果で、二撃ぶち込む!
武器強化呪文の効果で、鋼の剣の威力も上がってる!
しかし影の騎士は倒せない。
影の騎士の反撃!
ドガあ!
俺の体力の、三分の一が持ってかれる!
守備力強化呪文の効果が無ければ、倍のダメージを受けていた。
俺が鋼の剣で攻撃する前に、俺の体力の五分の一が回復する!
ザン!ザシュ!
活性化呪文の効果で、二撃ぶち込む!
しかし影の騎士は倒せない。
影の騎士の反撃!
ドグア!
俺の体力の、三分の一が持ってかれる!
俺が鋼の剣で攻撃する前に、俺の体力の五分の一が回復する!
ショワシャボン!ショワシャボン!
活性化呪文の効果で、二撃ぶち込む!
それも、いつもより三倍の威力はある攻撃を、二回!
影の騎士を倒した。
153円落ちていた。




