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魔王が現れたから、勇者の子孫らしい俺がちょっくら倒してくる  作者: 堕天の翼のあさぼらけ
銀の笛奪還編

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第11話 勇者怪しい建物に入る

 吟遊詩人ユーズルの墓から、銀の笛を取り戻してこいと言われた俺は、とりあえず階段を登って地上に出る。



 転移の翼をもらったので、転移の翼を空へ放る。

 気がつくと俺は、オオミヤ城の前にいた。

 俺のマジックパワーは尽きかけている。

 カスカベの街に行って宿屋に泊まるか、カワゴエの村までこのまま行くか。


 俺はカワゴエの村を目指す事にした。

 カワゴエの村への道中なら、マジックパワーを使う事もないからだ。

 プリンの魔物、チビデブな魔物を倒しながらカワゴエの村に着いた。

 しかしこいつら、どこからわいてくるんだ?

 倒してもキリが無いんだが。

 そんな事を考えながら、とりあえず俺は宿屋に泊まる。


 朝目を覚ますと、体力とマジックパワーが全回復。

 俺はこの村の北半分を覆う建物の前に立つ。

 しかしでけーな。

 この中に吟遊詩人ユーズルの墓があるのか。


 この建物について、村の住民達は何も言わない。

 これには何か、違和感を感じる。

 普通にこの村の名物だろ?

 いわく付きの、怪しい建物だとみなされてるのだろうか。

 村人達の反応から、そう思わずにはいられない。


 そんな事を思うと、中に入るのをためらってしまう。

 ぼんやりと、建物の外周を回ってみる。

 普通に大きな建物だな。

 これ以上の感想も引き出せそうにないので、俺は意を決して建物の中に入る事にした。


 魔法の鍵を使うと、ガチャりと音がして、扉が開く。

 鍵は崩れ去ったが、扉は健在。

 どうやらお城の扉とは違うようだ。

 俺が中に入ると、扉は勝手に閉まり、ガチりと音がする。

 なんか、鍵がかかったみたいだ。

 って、俺魔法の鍵持ってないぞ、ひょっとして閉じ込められた?

 と思うのだが、まずはこの建物内を探索してみる事にした。

 何かしらの出る手段は、用意されてるだろう。多分。


 この建物内には、何やらBGMが流れてた。

 そして建物内は、建物の外よりもにぎわっていた。


「ここは偉大なる吟遊詩人ユーズルのファンが集まる場所です。」

 扉の近くにいた女性が、そう説明する。

 俺は何人かに話しかけてみる。


「ここではユーズルの代表曲を、いつでも聞く事が出来ます。

 今流れてるのは、『魔物は友達』ですね。」

「時代を超えて、こんなにも私達を魅了するなんて、なんてユーズル様は偉大なのでしょう。」

「ぐふふ、やっぱえーなー、ユーズル様の歌は。」


 な、なんだここは。

 ユーズルの熱狂的ファンってヤツばっかじゃねーか。

 ユーズルって、銀の笛を盗んだ盗っ人だろ?

 まあ、俺もそう聞いただけだから、ほんとかどうかは知らんけど。

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