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彼は拾われ雇われる

どうもあいさんです


小説の投稿をさせて頂くことになります


よろしくお願いいたします

スラム街


ここはスラム街、盗みや暴力が全てと言っても過言ではない程非常に治安が悪い


俺はそこで生まれて…暮らしてきた


しかし…今、拾われた


なんの前触れも無しに…ほんとに突然拾われた


経緯を説明する


〜数分前〜


「…チッ…ろくな食いもん持ってねェのか…使えねェなァ」


大男 「ゴブッ…」ガクッ


その大男はやられてしまった

自分よりはるかに華奢で細く、純白の髪の毛に狂気の混じった赤い目の少年に


彼が大男を殺した理由は食べ物が欲しかったから、ここはスラム、食べ物なんてものはまともにない、だから実力で奪うのだ


「あん…ムグムグ」


そうしてゴミの魚の骨や草木を食べている彼はスラムでは存在を知らないものはいないほど名を馳せている、彼は高校生に近い歳を生きているが大人を秒で潰すほどに実力がある


?? 「ねぇそこのあなた」


不意に声をかけられる


「なんだ…用があるなら食いもんあるだけ置いてけクソ」


?? 「あら?この私に向かってクソですって?」


「この私だァ?ここはスラムだ…そんなもの関係ない」


?? 「でも…面白いわね…連れてって」


「はぁ!?」


?? 「あなたを雇う事にするわ」


「てめェ!ふざけてるのかよ!」


?? 「いいじゃない、見た目も珍しいし、面白い性格…ぜひうちに欲しいわ」


「おい!てめェはなせ!」


〜回想終了〜


っていう感じだ…


?? 「まぁさすがにこのままは良くないから、お風呂に入れちゃって?」


黒服 「はっ!」


ドタドタドタ

ガタイのいい黒服が複数来て風呂?ってやつに入れられた


ジャァァァァァ…ゴシゴシゴシ…

激しい勢いで体などを現れる


黒服 「細いな…それに…色が白過ぎる」


ひとりがそう言い放つが仕方ない…俺はまともに食べれてないし…色白なのは元々だ、髪の毛とか肌とかあまり気にしなかったが…やはりおかしいな、目が赤い目のは俺は確認できなかったがそうらしいな


フキフキフキフキ…

体を拭かれて黒服が用意してくれた洋服を着る…まァ切るのには何分かかかったがな


ギィィ


?? 「あらまぁ、あなた意外と綺麗な顔してるのね、目つきはさておきね、」


「てめぇ何もんだ…なぜ連れ去った…何が目的だ…」


?? 「あまり質問攻めにしないでよ、わかんなくなっちゃう」


「知るか…答えろ…」


?? 「まずは自己紹介よ、私はアカネ、九条アカネ、」


「アカ…ネ?」


九条 「そう、アカネ、それで私は世界最大の財閥、九条財閥のトップなのよ」


「…じゃあ…そんな女が俺に何の用だ」


問われるが変わらないペースで淡々と話す


九条 「用とかは無いの、ただ性格が気に入ったのよ」


「…ふざけてんのか…」


九条 「違うは、純粋な気持ちよ、私は学校に行ってるんだけど、みんな下手に回っ待てくるし…気持ち悪いのよ、でもあなたはそんな私にクソとか、礼儀を知らない口ぶりとか性格が気に入ったの」


「ふざけてる…」


九条 「それだけね、さて話をあなたに持っていきましょうか」


「あ?」


九条 「あなたについて聞くわ、まず名前は?」


「そんなもんねェよ…あっちの方じゃ名前なんてあるだけ無駄だ」


九条 「じゃあ私の所有物になったから名前をあげるわ、そうねぇ…どんなのがいいかしら?」


「知らねェよ」


九条 「…蓮…これだわ、じゃあ今からあなたは蓮、九条蓮ね、よろしく」


蓮 「チッ…」


九条 「さてと、あなたには私を守るお仕事に着いてもらおうかしら」


蓮 「はァ!?」


九条 「見たところ…大人にも勝つ程実力はあるし、あとこれを渡しておくわね」


そう言い1着の灰色フードの黒パーカーを渡してくる、何の変哲もない真っ黒なパーカー、これがなんになるんだか分からない…


蓮 「服か…?」


九条 「まぁあなたの普段着は用意するけど、これは少し特殊なの」


蓮 「は?服だろ」


九条 「少しおかしい話なんだけど、肉体変形(メタモルフォーゼ)って書いたことある?」


蓮 「なんだそれ…食べもんか?」


九条 「物体の性質、硬さとか長さとかとか変えたり、触手とかになったり、捕食とかして学習したりとかって感じまぁすっごい自由に変わるパーカーよ」


話しながら着せてくる


来た時に何かが体を巡るような感覚があったが彼は気にしなかった


蓮 「は?何も理解できなかったが…」


九条 「物は試しよ、腕とか変えてみせて?」


蓮 「どうやってやれって…」


…何も考えずに腕の部分に力を入れてみると袖の部分が黒い鎌になる


九条 「おぉ!なんとなくだけどあなたはこれを使いこなせる気がしてたのよ!屋敷の人はみんな使えなかったし」


蓮 「スゲェな」


パーカーを金属にしたり

触手を大量に生やしたり

色々遊んだ


九条 「貰ってくれる?」


蓮 「ハイハイ、そんでこれとか使ってお前守ればいいんだろ?」


九条 「そうよ、あとそのパーカー生きてるからさ、よろしくね」


蓮 「あ?はいよ」


すごいことを言われたのだろうが彼にはイマイチ理解できなかった


九条 「メイ、送ってあげて?あ、その前に自己紹介して?」


メイと名乗る女性は一切表情を変えずに話し出す


メイ 「私はメイ、ここの屋敷のメイド長を務めております、よろしくお願い致します」


蓮 「…おう」


メイ 「では着いてきてください」


九条 「おやすみ2人とも」


メイ 「おやすみなさいませ」


蓮 「…チッ」


───────────────────


廊下


メイ 「あまりお嬢様に汚い言葉使いをしないようにして下さい」


不意に声をかけられる


蓮 「ムリな話だなァ」


メイ 「拾われたからと言って…いい気にはならないで下さい」


鍵をわたし立ち去る


蓮 「チッ、やりたくてやってんじャねェよ」


ガチャンと扉を閉めて彼は目の前にあったベットに横たわる


蓮 「…よく状況が分からねェ」


彼はここに来るまでの移動中に外の景色を見ていたが不思議な生き物や道具、建物が沢山あった


スラム街では見ないもの、羽のようなものを生やしたトカゲが空を飛んでいたり手から火や水を出す人間は彼から見ればとても奇妙で仕方がなかった


蓮 「これが世界かよ…俺が居たとこたァ随分と違ェなァ…」


元々そういうものは見たこともなければ聞いたことも無い、知ってることといえば銃や戦車、そういった科学的なもの位だ


蓮 「寝るか…考えるだけ無駄だ…」


そう言い横になりながら深い眠りに着いた…




今回は小説を手に取ってくれてありがとうございます、感想を送ったり指摘をしてくれると幸いです


閲覧ありがとうございました

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