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銃と工具で異世界攻略  作者: きったねぇ工具箱
2/2

第1話;森抜けて、町へ出てみて、次ギルド。

――おはよう。ここどこ?――

 目が覚めたら森の中にいた。右手には紙、左手には工具箱。紙にはこうか書かれている。


『その魔改造工具箱で頑張ってねー』


―誰だか知らんがすごいイラッときた。

 とりあえずこの森を抜けよう。今更だが夕方っぽいのだ。


Δ Δ Δ


 町に着いたが、なんか異世界っぽい。中世風の建物が並んでるのだ。だが、人々の会話がわかる。

これはつまり、異世界にきた、ということだろうか。

―と、心の中で確認した後、道中拾った花なんかを売ろうと町行く人に聞いてみる。


「すいません、物を売るにはどこへ行けばいいですか?」

「ん?見ない顔だね。この町は初めてかい?物を売るならギルドにいきなよ。場所がわからないならついていこうか?」


 なんか強そうな剣を持った女性がそう言った。


「・・・えっ、いいんですか?」

「いいよ」

「ありがとうございます。よろしくお願いします。」


 そして俺達は、ギルドへ向かった。


Δ Δ Δ


 ギルドに着くと、俺はさっさと受付で物を売り、銀貨を7枚と銅貨を2枚手に入れ、ついでに冒険者登録をしたのでのこりは銀貨6枚と銅貨2枚になった。


「そういえば君宿は取った?」

「まだですけど・・・」

「そっか、じゃあ私の泊まってる宿屋にいこっか」

「はい」


 こうして宿を取り、とくになにもなく一日目(?)が終了したのであった。


Δ Δ Δ


 二日目。

 昨日の人に連れられて店に行くことになった。


「そういえばまだ名乗ってなかったね。私は ベル・クラウド。よろしくね。」

「工藤 改十カイト・クドウです。よろしく。」

「へぇ、カイトくんっていうんだね。その手に持ってるバッグは?」


 急に話が跳んだ感じだな。


「いろいろな道具を入れてます。」

「へ~たとえば?」


 ぐいぐい来るなこの人。


「例えば・・・金槌とかですかね。」

「他には?」

「他は――」


―とまぁ、他愛もない話をしてるうちに武具屋についた。(ニッパーやクランプ、スプリング等は言っても通じなかった。)


Δ Δ Δ


「この金額で買える物で一番高級な金属をください。」


 残念だが俺に剣で戦う趣味はないので、素材を買うことにしたのだが・・・。


「おいおい、おめぇさんよぉ、ワシの打った剣が気にいらねぇってのかい?」

「いやそうじゃなくてですね――」

「んじゃ、どういうことだよ、えぇ?」

「僕が使うのは剣じゃないので・・・。」


怒られたので事情を説明した。

(あまりにも怖いので僕になってしまったが、敬語のときは基本僕なので、問題はない。)


「んだよ、そういうことかよ。それならそうと先に言えや。」

「ごめんなさい。」


 助かった。


「んで、金属だったか?これくらいの金なら金剛石アダマンタイトがあるぜ。どうだ?」

「じゃあ、それで。」

「あいよ。」


 そんなこんなで銃の素材を手に入れた。魔改造工具なら、なんかいけそうな気がするのだ!

銃は後で作るとして、次はギルドに行ってなにか依頼を受けようとおもう。問題ないといいが。

 そう思いながらギルドへ向かうのだった。

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