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銃と工具で異世界攻略  作者: きったねぇ工具箱
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プロローグ;刺されて死んじゃったぁ

――話をしよう――

 俺の名前は 工藤くどう 改十かいと。修理業者を営んでいる。

俺は17歳だが、高校には行っていない。中卒である。

そして俺には、幼馴染がいる。寺内てらうち 凛歌りんか という。

彼女は俺とは違い、学校にもちゃんと行ってるし、友人も多い。彼女の友人達は、俺みたいなのが幼馴染だとは思いもしないだろう。


―さて、今俺はなぜこんな自己紹介を始めたと思う?

答えは―


「――大丈夫ですか?!今救急車を呼びます!もう少し頑張って――」

  眠い

「――やだぁ・・・死なないでよぉ・・・かいとぉ――」

  死ぬ?俺が?

「――血がぁ・・・かいとの血が止まんないよぉ・・・やだよぉ――」

  血?出血してるのか?俺。

「――まずいな。体温がどんどん下がってく――」

  あぁ、そうか。死ぬのか俺。なら...

「ゴフッ・・・りん・・・かぁ」

「なに!?改十どうしたの!?」

「・・・友達と・・・仲良く・・・しろ・・・よ・・・」

「・・・かいと?・・・!かいとォッ!!」

  頑張れよ・・・


こうして、一人の少年の物語が、血に染まって幕を閉じた。

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