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100エーカーの森の悲劇  作者: カンナビノイド¢39
第3章 闇鍋注意報!!!!
79/162

3-9 鍋屋敷の鍋幽霊

ーー前回のあらすじーー


 洞窟で一人寂しく幽閉されていたエリスはここに来る前のことを思い返していた。

大学で好き放題やる日々、突如奪われた日常……そして逃亡。


彼女は大学の下僕とキヌタニを照らし合わせてとても腹を立てていたのだ。


 一方でスタークのことを恋しく思うあまりこの幽閉を試練だと感じ、耐えてやると決意をした。

その決意は……セクハラ仙人の発言により数秒で崩れ去ったようだが。



 決意したことなら最後までやり遂げるべきだと思います。

読者の皆さんは意志が固い方ですか?


だとしたら今ここでこの小説を最後まで読み切るという決意表明をしていただきたいですね!


 そもそも完結するのかって?

しますよ……いつかは。(遠い目)

「はーぁ……今日は一日頑張ったわねー……。」


「普通に仕事をして普通に疲れたね……。そういえばヤムチャから駄菓子屋の横に来るようにってさっき連絡があったけど何のことだろう?」




 地平線に消えかかる西陽を受けながら、くじらんとミーシャがこちらに向かって歩いてくるのが遠目で見えるな。





ああ、俺だよ俺。



無事に巨大な猪との戦いに勝利したヤムチャだ!







 二人を駄菓子屋の脇にある空き地みてえなスペースに呼び出したのは他でもねえ、ぼたん鍋を食うためだ。




 あ?晩飯はいつも集会所で食ってるんじゃねえの、ってか?

確かにいつもなら、な。





 ぼたん鍋の時も普通なら集会所にみんなで集まって、一つの鍋を囲んで所狭しと肉を取り合いながら食ってるんだが……。

今回は猪が獲れ過ぎてだな……普通の鍋じゃ小さすぎるってわけだ!






「フーッ、フーーーッ!!こうしてキャンプみたいなことをするのもなかなか楽しいものだね!!」



俺の足元に掘られた穴の中ではフジモンが燃え盛る焚き火に空気を木筒で送っている。




「いい感じにお湯が沸いてるな!この中に飛び込んだら一瞬で大火傷しそうだが……。どうだフジモン、入ってみるか?」


「え??いや、遠慮しとくよ……命が惜しいからね……。」







「ヤムチャ、これで駄菓子屋にある飲み物は全部だ。まあ、今晩だけなら十分だろう。」


「おお、ご苦労だな。キヌタニには気づかれなかったか?」


「それは平気だったさ……何やら店の隅でずっと下を向いて独り言を言ってたから気味が悪かったけどな。」



 よしだくんには駄菓子屋の裏口から飲み物を取ってきてもらっていたぞ。

もう営業時間は終わってる……いや、俺が終わらせたんだが……。



 さすがに正面の入り口からだと『営業時間は終わってるよ……?』って言われて追い返されそうだからな。


 ん?そんなことしなくてもお前なら力づくで入ればいいだろって?

それは何だかよ……昔から閉店時間に入ることは避けてたからつい癖でな……。



 だがキヌタニは未だに裏口の存在には気づいてねえみてえだから、そっちからこっそり入ってもらったわけだ。

だから、夜でも駄菓子屋には事実上入り放題ってわけだな。




……そう考えると昼間だけの見張りって意味あるのか?



 まあ、これを言っちまうとよしだくんが24時間キヌタニに見張りをつけろとか言いそうでめんどくさそうだから黙っておくけどよ……。








「えっと……何なのよこれは……。」


「みんなして外でお風呂にでも入るの?」



 ミーシャとくじらんがそばまでやって来たと思ったら、何故か俺たちのことを変な目で見てやがる……。




「は??お前らは一体何の話をしてんだ?そんなことより聞いて喜べ!今夜はぼたん鍋だ!!」




「ぼたん鍋!?本当に!?俺は長いこと引きこもってたからすごく久しぶりだなあ!!」


「それは嬉しい知らせだわ!……って、じゃあそれは今日使う鍋だったのね。……いや、でかすぎない!?!?」




ミーシャに突っ込まれたが……しゃあねえだろ、何せ大猟だったんだからよ……。


まあ、普通の鍋じゃ小せえから特注の鍋を用意したってわけだ。



 直径が大体2m、深さが1mくらいの鉄釜を頑張って掘った大穴に半分くらい埋めて、そんでその下には大量の薪をくべて、今はフジモンが火力を上げてお湯を沸かしている最中だってわけだな。




……確かに、遠目で見たら釜風呂に見えなくもねえか……?




ちなみにこの釜風呂……じゃねえ鉄釜の出所はよしだくんの研究所だぞ。



 大分前に遊び半分でUFOの模型を作ってたみてえなんだが、途中で飽きたらしくてそのままにしてたらしいんだな。



 その上半分のパーツが鍋として使えるんじゃねえか?って話になったから三人でリヤカーに乗せて、頑張ってここまで引っ張ってきたってわけだ。




「これだけでかけりゃ全員腹が爆発するほど食えるぞ!!」


「まあ、ヤムチャはいつも晩御飯が足りてなさそうだものね……。洞窟で大食い大会をやった時と言い、本気で食べたらこの鍋の中身を一人で空っぽにしちゃいそうで怖いわ……。」


「でもヤムチャがどれだけの量を一人で食べられるか見てみたい気も……うわわわわっ!!な、何なのこの量の肉!?」




くじらんがそばに山積みになっていた大量の生肉に気がついて後ろにひっくり返る。




「大猟だろ?俺のトラップとヤムチャの馬鹿力で仕留めたんだ!」


「そんでそのうちの一体は俺も見たことがねえような大物でな!俺の家の脇にその骨を飾ってあるから気になったら見るといいぞ!腰を抜かすなよ!?」




あんな大物もう二度と出会えねえだろうからな、奴の骨は組み立ててとっておいたんだ。




「それにしてもこれだけの肉があるなんて、解体するのも大変だったでしょうに……。」


「ミーシャ、これは捕まえた28匹のうちのたった10匹分の肉だぞ。ヤムチャの言ってた大物の肉はそこには無いしな。そうそう聞いてくれよ、フジモンときたら猪の解体がめちゃめちゃ下手だったんだ!!」




「フーーッ……ふうっ!!そ、それは言わないでくれたまえ!?は、恥ずかしいじゃないか!!」




フジモンが息を吹く手を止めてこっちに反論してきた。




「全くだ、『ここは外科医の独壇場だね!君たちは黙って見ているといいさ!!』とか言ってたくせにいつまで経っても皮を剥ぐことすら出来ないんだからな。」



「そ、それは!な、何だか人間の手術と、お、思ってたよりも違ったんだ!!し、手術用のメスならもっとサクサクと切れるから……。」



 フジモンは慌てて反論している。

たじろいでいる様がなんか滑稽だな!!




「ふーーーーん、そうなるとやっぱり名医かどうか怪しくなるわね……。実はただの手術が上手な変人なんじゃないの?」



ミーシャがフジモンを呆れたような目つきで見る。



「そ、そんな!僕は世界一の名医さ!!それは僕が一番分かっているんだ!!!」



フジモンも反論してるが説得力がゼロだな……。



「ま、まあいいじゃねえか……と、とりあえず鍋の準備を進めるとしようや。ミーシャ、調味料は集会所から持ってきたからぼたん鍋の汁作りを頼むぞ。既に小ぶりの猪の骨を煮込んでダシを取ってるところだから上手いことそれに合わせてくれ。」



「はいはい……じゃあ、もうひと頑張りしますか……。」







15分後……。





「うん、こんなものかしらね。」



ミーシャが味見をして頷くとさらに続ける。



「ちなみにさあ、鍋の中身が少なくなってきたらどうするのよ?普通のお玉じゃ底まで手が届かないわよ?」



そんで見えもしない鍋の底を見ようとする。



「ああ、そこはちゃんと考えてあるさ。ほら、これだ。」



 よしだくんが用意していたお玉をみんなに見せる。

柄が異様に長いお玉を即席でさっき作ってもらったんだ。



「これなら鍋の中に飛び込まなくても最後までおかわりが出来るぞ!!」



「いや、そこまでしておかわり食べようとするのはあなたくらいよ……?」



ミーシャが冷たい視線を俺に向けてくる。




いやいや……ぼたん鍋だぞ?




そこまでして食いてえだろ??



「そ、それじゃあこの肉を入れていくの?」



 くじらんが肉を指差す。

もう辺りは真っ暗だ、焚き火の炎が眩しく見えるな。



「そうだな、少しずつ入れてたらいつまでも終わらねえか……じゃあ、全部一気に入れちまうぞ。くじらん、そっち側を持ってくれ。」



俺とくじらんは肉を積んだブルーシートの両端を分担して持ち上げる。



「それじゃあ同時に傾けるぞ……せーのっ!!」



ドッバーン!!という湯しぶきと共に本日の晩餐が大量投入された。





「ちょっ!?あ、危ないじゃないか!あと少しで熱湯を被るところだったよ!!もっと静かに入れたまえ!?」



尻餅をついているフジモンが俺たちに向かって吠えた。




「すまんすまん、思ってたより重量があったんだ……。だが後は煮るだけだぞ!」


「ん、どうしたミーシャ??そんな複雑な顔をして?」



 よしだくんがそう言うので俺もミーシャの方を見る。



……どうにも納得いかねえって表情をしてるな、どうしたっていうんだ?




「何かさあ……今思い出したんだけど私たち、誰かのことを忘れてない?」



「誰かって……エリスとスタークとキヌタニなら居なくていいだろ?それ以外に誰かいたか?」



 ミーシャにそう言われて俺は首を捻る。

いや、でも確かに誰かのことを忘れてる気がするんだよな……。





「ほう、私のことを呼んだか?」



 うおっ!?こ、この声はまさか……!!

俺たちの背後で仙人がゆっくりと姿を現した!




「そっか!仙人が居なかったんだよ!……って、もしかして誰も呼んでなかったの?」





「「「………………。」」」





 そのくじらんの言葉に俺、よしだくん、フジモンの三人は何も言い返せねえ。

いや、本当に忘れちまってた……何せぼたん鍋のことで頭が一杯だったからな。


こりゃ悪いことをしちまった……。



「洞窟の奥までいい匂いが漂ってきたから気づいたんだ。まあ電波が通ったとは言っても、私はポケベルを持ってないから連絡も出来ないししょうがないだろう。」



「チッダールタ……そうだな。連絡を取るのが不便だから今後のために、後でお前にもポケベルを渡しておこう。」


「ふむ、ポケベルか……私のような老いぼれに使いこなせるかは分からないが、せいぜいやってみるとしようか。」





「そっか、チッダールタのことを忘れてたのね、うーーん……?」



ミーシャはまだ何か引っ掛かるようだ。



「すまんかったな仙人、今晩はみんなで一緒に好きなだけ肉を食らって満腹になろうじゃねえか。」



俺はチッダールタと肩を組む。




「皆で鍋を囲むということか、それは中々に粋じゃないか。私も楽しませてもらうとしよう。」


「いや、よくこれが一目で鍋って分かったわね……。ん?ねえねえ、何だかお肉の煮え方がおかしいわよ!!」




 ミーシャが鍋の中を覗きこんで言った。

そして俺や他のみんなの視線も鍋の中に集まる。



確かにグツグツと鍋が煮えて出る泡とは明らかに別物の泡が出ているな。




そして次の瞬間だった。








「ウギャアアアアーーーッ!!!!」



「いやあああああーーーーっーーー!!!???」




うおおおおおおーーーい!?



鍋の中から人……だと!?!?



ミーシャは条件反射的に鍋のそばから逃走して、一人離れた場所で頭を抱えて伏せている。






「熱い熱い熱い熱いーーーーっ!!!wwww」


「えええーっ!?シンタロー!!??いつからそんな場所に居たのー!?」



 その通り、まさかシンタローが鍋の中にいたなんてな……!

あいつは釜から飛び出てきたと思ったら熱さのあまり、俺たちの周りを走り回っている。



「はぁはぁ……いや!みんな酷すぎね!?wどうして意識が戻ったら釜茹でにされてんだよ!ww」



 シンタローはピンピンしているようだが、真っ赤に茹で上がっちまっている。

かなり酷い火傷を負っているが、まあこいつにとっては致命傷でもねえだろ。



「むしろ何でお前が鍋の中にいたのか俺たちが聞きたいんだがな……!」









「みんな逃げてっー!!あれは鍋幽霊よ!!鍋屋敷で主人に自分の分のお肉を食べられたショックで、鍋の中に飛び込んで自殺した従者の幽霊なのっーー!!!」


「ミーシャ君……?落ち着いt……、」


「夜な夜な鍋の中から声がするのよ!『お肉が1枚……お肉が2枚……25枚足りなーーい!!』って!!!いーーやーーあーーっ!!」



 フジモンがなだめようとしたがミーシャの暴走は止まらねえ。




 つか肉を25枚も食えるって……従者の生活にしちゃあ随分贅沢だな??

まあ、ミーシャのことだから元ネタを間違って覚えてんだろ……。





「こうなったら私が成仏(成敗)させてやるんだからー!!食らいなさい、悪霊退散ー!!!!」




 ミーシャは機関銃を撃つのも忘れ、目を瞑ったまま腕をブンブンと振り回して俺たちの方へ突っ込んできやがった!!!








ゴスッ、という鈍い音がした。



これは走り込んできたミーシャの膝が鍋の縁に直撃した音だな。



次いでバッシャーンという音……。







これはミーシャが煮えたぎる鍋の中に落下した音だ。




「あっつーーーーーいーーーーっ!!!!」



ミーシャは鍋の中で藻掻いている!





何をやってんだこいつは……????




「ああああーーーっ!!!!これは鍋幽霊の呪いだわーー!!!私たちが楽しく鍋を食べようとしてたから恨まれてるのよー!!!」



いや、何バカなことを言ってやがる!?



 敢えて言うなら、自分の分の肉を食われると思って呪いをかけたとかだろ……。

俺はミーシャの首根っこを掴んで鍋から引きずり出す!




「あつつつつ……な、な、な、鍋幽霊……。」



固茹でとまではいかねえが、半熟のミーシャは体をガクガクさせてうわ言を言っている。





「ミーシャは一体どうしたんだろう……?」


「よ、よく分からないがただの早とちりのようだな。」



くじらんとチッダールタは困惑したようにそんなミーシャの状態を見ている。








「あーーーっ!!ww重要なことを思い出したぞ!!www」



こんな状況にも笑顔が絶えないシンタローが突然叫び声をあげた!




「うわっ!?どうしたんだいシンタロー君!?!?」


「俺、ヤムチャに蹴飛ばされて気絶したんじゃねえか!!wwwww」



シンタローがそう言った瞬間、全員の視線がこちらに向いた。







あ?そうだったか???






………………。






……………………。






あ。






「そう言われれば……元を辿れば俺の蹴りが原因だな……。って、いやいや!!お前を鍋の中にぶちこんだのは俺じゃねえぞ!?」



本当に何でこいつは鍋の中に居やがったんだ!?









「あ。」




今度はよしだくんが何かを思い出したらしいな。





「……なあヤムチャ?俺たち、気絶したシンタローをどこに寝かせたか覚えてるか……?」



「確か……集会所の入り口にあったブルーシートの上だったか……?」



「そのブルーシート……あれじゃないか?」





よしだくんは先程まで生肉が山積みになっていたブルーシートを指差し……た、な。






…………。




ーーーーーーーーーー


『さすがにこれだけの量を捌くと集会所の中が肉で溢れてしまうね……。』





『一度捌いた肉を外に持って行った方が良さそうだな。ヤムチャ、どこに置こうか?』






『そうだな……シンタローを寝かせたブルーシートでいいんじゃねえのか?あいつは暫くノビてるだろうからそのままあいつの上に積んでいけや。あいつは後で家に連れて帰ろう。』


ーーーーーーーーーー




俺の脳内では夕方の回想が流れて、ダラダラと全身から冷や汗が噴き出てきやがる……。




生肉を積んでから……シンタローを回収した記憶が、ね、、え、、、な……。








「えっと……もしかしてシンタローを煮た犯人って、ヤムチャなの?」




くじらんがそう言うとシンタローとミーシャの目に殺気が走った!!



ヤバい!!これは逃げられねえぞ!!?




「あ、いや、ち、違うんだぞ!!!こ、これは、だな……猪と間違えたんだ!!!許してくれ!!!」




俺は仕方なくシンタローに土下座をする。





「んなわけあるかーーー!!!wwww」



「あんたが鍋幽霊だったのね!!悪霊退散ーーー!!!」



シンタローとミーシャは即座に俺のことを鍋の中へ放り込みやがった!!




「あちちちちちち!!!!!俺が悪かったーーー!!!!!頼む、ここから出してくれー!!!」



 お前ら何考えてんだ!!

熱湯だぞ、熱湯!!!!




「うるせえ、煮られて反省しろー!!wwww」


「このまま成仏(昇天)させてやるんだからー!!!」



二人はお玉で俺の頭を水面より下まで押し込みやがった!!





 お願いだから止めてくれーーー!!!

このままじゃ息ができねえーーー!!!






許してくれー!ヤムチャ鍋にはなりたくねえよぉーー!!!










P.S.ヤムチャ鍋……いや、ぼたん鍋はこの後みんなで美味しく頂きました。






               第3章  闇鍋注意報!!!!

                               END

はい、ちょっと短いけど元々おまけの章にするつもりだったのでこれで3章は終わりです!


 ミーシャは訳の分からないことを言っていましたが、こんなこと書いた作者も元ネタ(皿幽霊)を詳しく知らないんですよ、めちゃめちゃなこと書いてたら正しい元ネタを教えてください……。


 ちなみにぼたん鍋は伊豆で一度だけ食べたことがあります。

感想は……しょっぱかったです。。。

何だか本当に塩辛かったんですよ、そういう料理なのでしょうか?



 熱湯の中に沈められても彼らは無事だったようです……。

何ならヤムチャは完食するまで鍋の中に居たという目撃情報も……。


 普通の人間なら無事では済まないので真似するのは止めた方がいいと思います。

もし真似をして生還出来た方が居たら、熱湯の中に潜るのはどんな気分だったか教えてください!!



 ではまた次回予告を挟んで4章に行きましょう。

4章は読むのも大変な……そんな予感がします。

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