表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100エーカーの森の悲劇  作者: カンナビノイド¢39
第5章 終わらぬ悲劇の中で
142/162

5-28 灰積もる大地の中心で

ーー前回のあらすじーー


 プロトンが去ってから数日後のこと、チッダールタは洞窟へスタークの様子を見に行き彼にここから脱出したいかどうか尋ねたが、頑なに自分の言うことを拒むのでどうしてここまで意固地になるのか疑問に感じるのであった。


 そして自らの人生にも……趣味も持たず、自分がやりたいことなど考えたこともなかった。

この人生は何だったのかと懐疑的になってしまったが、フジモンに諭され残りの命も誰かのために捧げようとそう改めて思うのだった。


 二人が家に帰ると既に晩御飯の支度を考え始めるような時間になっていて、薪や食材を集会所へ持っていこうとしたその時だった。

襲撃の時に用意した監視カメラに戦車の大群が映り込んだのだ。


 何が起きているのかと動揺していられたのも束の間、今度は今すぐに姿を現すように指示するコルクの大声がどこからか聞こえてきたのだ!

このままでは危険だと思った彼らは家にあったシェルターに飛び込むことにした!!


 すぐに爆撃が開始され、無差別に建物が攻撃されているのを地下からでも感じられた。

それが止んで一安心かと思えば、死者すら発見できないことに苛立ったコルクは家の瓦礫に火をつけろと命令し、周囲が暑くなることでよしだくんの家もみるみるうちに燃やされていることが手に取るように分かった。


 それでも誰一人として発見できない彼女は痺れを切らして、部下を全員森の外の捜索に当たらせるのであった。

今がチャンスと思った彼らは思い切って地上へ出ることにした!


 そこで彼らが見たものは……灰に覆われた何もない大地、100エーカーの森はキヌタニの言う通り本当に焦土と化してしまったのだった。



 ある日、目が覚めて外を見たら辺り一面荒野になっていたら驚きですよね。

自分が寝ているうちに世界は滅んでしまったのだろうかと疑うこともあるでしょう。


 その時は世の中の喧騒から解放されたと思って前向きに考えましょう!!

何をしても許されるし、咎められることは無いのですから!


もちろん、食料調達も自己責任なので頑張って地面を掘ってミミズでも探しましょう!!

「でもまだみんな生きているわ!!全部がキヌタニの言った通りにはなってない!!」



シンタローにおぶわれたミーシャが叫ぶ!


そして森の中心には戦車が一台だけ鎮座していた……。




『あーっはっはっは!!やっと姿を現したね!!この私がもうここから目を離すとでも思った?このおバカさん!!……いや、本当に森の中にいるとは思わなかったけどね?』



戦車の中からコルクの声がする!



『総員に告ぐ!!ターゲットを発見したわ!直ちに森の外周を包囲して!ただし、彼らに危害を加えるような真似は厳禁よ!ただ包囲するだけ、分かった?』



そう叫ぶと、戦車の中からコルクは出てきた。



「この前ぶりね。ほら、そんな遠くで見てないでもっと近くにおいでよ。とりあえず今は殺したりしないからさ。……例の作戦、もう取りかかれそうなら準備段階に入って!!第1部隊は私のところへ来なさい!」




そしてまだ誰かと連絡を取っているようだ。


私たちは誰一人として戦車には近づかない。


今まで散々私たちを殺そうとしてきた人間をそう簡単に信用出来るものか!!



「そんな警戒しないでよ……って、それも無理があるか。仕方ないね、私たちから行ってあげる。」



コルクはこちらに向かってゆっくりと歩き出した。


そしてその背後からは急行して来た三台の戦車が追従している。




「来ないで……。」



ミーシャが呟く。



「嫌だ!来ないでよ!!これ以上私たちを苦しめないで!!」



「苦しめる、か。そうだね、私は今すごく君たちを苦しめているのかもしれないね……。」



とても他人事かのようにコルクは言った。



「でもこうなっちゃったのにはちゃんと原因があるんだよ?……ほら、そいつを外に出して!」




彼女が叫ぶと止まった一番右側の戦車の後ろから誰か出てきた。




「プロトン!?……いや、お前がそっち側の人間だってことは知ってらあ!だがお前が原因ってのはどういうことだ!?」


「どうやらこのバカときたらヤムチャ、君が生きていることを隠蔽しようとしたらしいじゃない……あの夜はまんまと騙されたわ!本当に屈辱だよ!!」



コルクはプロトンの方をぐっと睨む。




「成功するかとも思ってはいたが騙しきれなかった……。みんな、済まない……。」


「じゃあ、お前はやっぱり俺たちを守ろうとしてたんだね……。」



プロトンは腕を縛られたまま戦車から降ろされた。



「さてと……じゃあメンバーも揃ったことだし……、」


「森の洞窟で生存者を一名発見しました!!何故か手足を拘束されていましたが……。」


「何ですって?まだいたって言うの!?」




遠くの方から誰かが抱えられてくるのが見える。



「えっ……もしかしてエリスか!?」



シンタローが言うとみんな目の色が変わった!



「そうか!生存者って……!」


「どうしてそんな所にいたんだ!?」




だが、それは違うことを私は知っている……。



「ゲホッ……おい!俺様の扱いが雑すぎるだろうが!!スターク様だぞ!!もっと丁重にもてなしやがれ!!」



「……いちいち面倒くさいなこいつ。」



スタークは灰が積もった地面に投げ飛ばされた。




「す、スターク……お、お呼びじゃねえんだよ!!」



シンタローはエリスが連れて来られるものだと期待していたからか余計に口調がきつくなっている。




「ああ……なーんだ。生存者って君か。じゃあどうでもいいや。」


「どうでもいいって何だ!?スターク様をいつ何時も尊重しろって幼稚園で習わなk……、」


「さて、じゃあモニターを用意して!!」



スタークを遮ってコルクがそう言うと、今度は中央の大きな戦車から誰か出てきた。




「森の住人の皆さん、ごきげんよう。」




「え……エリス……!?てめえがどうして……!」



敵の制服に身を包んだエリスが私たちに向かって挨拶をしてきた。



「悪いけど……私は貴方たちのことを知らないわ。」


「知らないって……!ほんの数ヶ月だが一緒に過ごした仲間だろ!……もしかして組織に洗脳でもされてるのか?」



よしだくんは少しだけ冷静になって考えていた。



「そうね、そう思うのは無理のないことだわ。……そろそろ外に出してあげたら?」



エリスがそう言うと左側の戦車の天辺が空いて何かが投げ落とされた!




「いっ……み……みんな?」




投げ落とされたのもまたエリスだった……。



彼女の身体は全身傷だらけで手足の爪は全て剥がされ、数十箇所の火傷の跡が残っていた。


プロトンが捕まっていたんだ、彼女が無事なはずがなかったな……。




「え……エリスが二人……!?分身……なんてことはないわよね?」



そうか、そう言われればエリスが二人いる……なんて普通ではないな。




キヌタニが二人いたから同じ人物が何人いても不思議ではないという思考になっていたぞ。



……だとしたらこれはどういうことなんだ?




「全く……どうせまだ何か隠してるんだろうなと思って三日三晩拷問し続けてやったわ。数十人も仲間が不審死を遂げた理由も分からなければ、ここを制圧したっていうのも明らかに嘘だったもの。ここまで頑なに吐かないとは思わなかったけどさ……。」




「ごめんね……みんな……全部、言っちゃった……。」



エリスは目に涙を浮かべて私たちの方を見た。


あの夜、コルクは……全部気が付かないふりをしていたのだろうか……?




「だとして、こいつが二人いるのはどういうことなんだ!?」



「やっぱり意味が分からないよねー。こっちの制服を着ている方が正真正銘、本物のエリス。で、こっちのボロ雑巾が今まで君たちと過ごしてきた偽物……いや、それは違うね。彼女は別の世界から来たエリスよ。」


「別の世界……?」



「ちょっと説明がめんどくさそうだからここは本人から話を聞いてもらおうかな?……おい、ここでちゃんと全部説明して!」



コルクはボロ雑巾になったヱリスの首根っこを掴んで持ち上げた。



「……うっ……私がいた世界……。そこではボールによしだくんのドリルが突き刺さった時に密林の方に勢いよく飛んで、運悪く心臓に太い木の枝が突き刺さって死んでしまった。そしてヤムチャたちは森の外までお宝探しに出かけて……二度と帰って来なかった。そんな悲しい結末は嫌だったの。だからコルクに私を過去に飛ばしてとお願いしてこの時代にもう一度やって来た……。」




「突然そんなことを言われても驚きしかないよ。だけどさ、君の言うことにはおかしな点があるね。未来から来たキヌタニ君はこの森が焦土になってみんなが死ぬと言っていた……。まるで君たち二人が見たものは違うじゃないかい?」



フジモンが間髪入れずにエリスに対して反論した。



「未来のキヌタニがそう言っていたことは知っているわ。だけど……私はその事実を全く持って知らないの。だからあのキヌタニは……嘘をついているんじゃないかって思っているわ。」




そういうことなのか……!?


だとしたら、私はすごく納得がいく。



そして恐らく、納得しているのはこの世界で私一人だろう。


エリス、お前は……そうだったのか。




「でもそのことってどうやっても証明出来ないよな?実は嘘をついているのがお前……ってことも考えられるわけだ。」



シンタローはエリスに厳しい視線を向ける。




「本当のことを言うと私もさ、君が未来から来たことは事実でもその世界で起きたことは全部嘘なんじゃないのかって疑ったこともあるよ?でも、この世界のエリスをここに送らなくてもいいから君を信じてもう一度ここに潜伏させることにした。……ねえ、本当はどうなの?実は計画を妨害する裏切り者だったのかな?」



この場にいる全員がエリスを疑っている。


……もはや、やむを得まい。



「お前たち……!そうやって彼女を疑っているようだが、さっき言っていたことは全て事実だ!私が保証しよう!」



私は出せるだけ大きな声でそう叫んだ!


あまりに予想外だったのだろう、この場にいた全員が私の方を向いて驚いている。



「いい加減なことを言わないでくれる?お前みたいな老人に何が分かるっていうのかな!?」



コルクは口出しをするなと言わんばかりに心底不快そうな目つきでこちらを睨みつけてきた。




「もういいや、この話をしてるだけで腹が立ってくる……。とりあえずここにモニターを用意したからみんな画面が見える位置に来てくれない?」



一方的に話を切られてしまった……。



気がつけばコルクの横では他の隊員たちが大きなブラウン管テレビをセットしていた。


そして何かが映し出されている。



それを見ようとみんな自然にモニターの前で集まった。



「えっ……これって……!!」



モニターの画面を見たミーシャに衝撃が走った!



「多分、俺たちも同じことを思ってるぞ……!」



ヤムチャ、シンタロー、くじらんも同じような表情をしている。


画面にはどこかの集落の映像が流れていた。




何の変哲もない、どこにでもありそうな光景だが……もしかしたら!!




「コルク……お前……!?それをしてしまったら!!!」



そしてプロトンは……すごく怯えている。


彼の反応からして私の予想は正しいのだろう。




「もういいよ、ここで全部話してしまうわ。今さら何かを隠す必要なんてどこにもないでしょ。」



もしかしてコルク……本当に全てを打ち明けるつもりなのか!?


それを話して彼らをどうするつもりだ!?



 コルクの口を神通力で塞いだとて、この画面に写っている風景が恐らく……そしてこれが彼らの目に入った時点で……。



だとしたらもう手遅れだ……。




「なあ!これはいつの映像なんだ!?」


「間違いないよ、これは100エーカーの森だよね!?何でお前たちがこの映像を持ってるの!?」



「君たち興奮しすぎだね?気持ちは分かるけどさ。落ち着いて聞いて、この映像はリアルタイムのものだよ?」




本当に言ってしまった……。


もう彼らは用済みだということなのだろうか?



「リアルタイムって……100エーカーの森はこんな無惨なことになっているじゃねえか!!」



「……うーん、やっぱりそういう思考になるよね。じゃあプロトン、どういうことなのか君の口から説明してもらえる?」



コルクは突然、プロトンへ話を振った。



「俺が言うのか!?俺から彼らへ真実を伝えろと……!?」



とてもじゃないが出来ない……そんな表情になっている。




「六年前……中心になって計画を実行したのは君だよね?だとしたら彼らにちゃんと説明をする責任があると思うんだけど?」



「……分かった。あの日何が起きたのか、みんなに話させてもらう。」




しばらく黙ってからプロトンは口を開いた。




「以前よしだくんには少しヒントをあげたよな。六年前の失踪事件にトリックについて、君の頭で考えて何か思いついたことはあるか?」



「……消えた住人たちは自発的に姿を消したわけではなく、その事件が襲撃とも関係あるって話だったな。正直、本当に何も閃かなかったよ。だが、今の映像を見せられて一つ浮かんだ予想がある。……ここは、本当に100エーカーの森なのか?」


「よしだくん!?何を言い出すの……!?」



あまりのぶっ飛んだ発言にくじらんも信じられないという顔をしている。



「くじらん……残念だけど彼の言っていることは正解だ。ここは、お前たちが六年間生きてきたこの場所はそもそも100エーカーの森でも何でもなかったんだ……。」



「じゃあ、100エーカーの森はこの場所と別に存在しているのね……?」


「ああ、誰も失踪なんてしていないよ。みんなの家族だって今も森で生きている。」



「そうだったのか……もしお前が俺の家族を殺していたとしたら、絶対に許せなかった。」


「そんなことは命令されても出来なかっただろう、そして今も俺は昔と変わらず森に住んでいる。」



「だとすれば……失踪したのは彼らの方だったんだな?」




よしだくん……とうとう真実に辿り着いてしまったんだな。



「そうだ。彼らが眠っている間にこっそりと麻酔をかけて連れ出し、ここへ連れてきた。」



「で、でもここはどういう場所なのよ!?だってあの日、家の中も森の風景も全く……いや、家はたくさん無くなっていたけど、それでもここが100エーカーの森だとは思ったわ!」



「元々、ここは随分と昔に自然へと還った廃村だったと聞いている。それを再び開拓して、同じような光景を一から作り出したんだ。一番大変だったのは家の内装だな……。新しく家を建てるのに、少し古めかしく見せなきゃならなかったからな。」



「……そりゃ見事なまでに俺たちは騙されていたわけだな。だがよ、結局そこまでしててめえは何がしたかったんだ?」



当然、それは気になるだろう。


だが、本当にそこまで打ち明けてしまうのか!?



それを知ってしまったら彼らは……真に絶望するだろう。


結局、こんな結末を迎えてしまうのか……。




「コルク、俺が説明責任を果たすのはここまでじゃないか?」


「そうだね、むしろここから先は私の方に責任がある。言わなきゃいけないことは色々とあるけど、とにもかくにもまずは結論から言うね。」



コルクはそこで一呼吸おいた。




「君たちを含めた森の住人は私たち、ヴェルト・マスリニアに飼われているのよ。」




「人を飼う……?一体何を言い出すんだい!!そんなことが本当にあるなら人権問題だよ!?」



今までかなり静かだったフジモンも、医者の立場として見過ごせないと思ったのか口を挟んできた。




「人権ねえ……耳が痛くなる単語だよ、本当に。」


「全くもって意味不明だぜ!俺たちはてめえらに飼われているなんて思ったこともねえ!」


「もちろん、なるべく隠そうとはしていたからね。それでも、私たちの管理が無くなったら君たちは絶対に生きていけない。」



「何だと!?お前たちが何をしているって言うんだ!ただ俺たちの生活を破壊しようとしただけじゃないか!」



シンタローはそう反論する。



……だが、それは違うんだ。


彼らが森を見捨てれば本当にお前たちは生活が出来なくなる。




「そこまで違うと自信を持って言うなら教えてあげるよ。君たちは駄菓子屋の売り物がどこから来ているか考えたことはある?」


「駄菓子屋の売り物?それはキヌタニが仕入れてるんだろ?」



シンタローは条件反射のようにコルクへ返答はした。



「……まるで当たり前かのように言うけどさ、キヌタニはこんな隔絶された森でどこから仕入れてるんだと思う?」



「……考えたこともなかった。あいつは夜中にも仕事をしていたからその時に、とは思ったが搬入業者なんて見たこともないな。」



「僕も気になって彼に聞いたことがあったよ。でも何も教えてくれなかった。それは君たちが関係していたからだったんだね。」



フジモンは地下倉庫の風景を思い出しながらそう言ったのだろう。



「駄菓子屋の売り物を供給していたのは私たちよ。そしてそれが無くなっても今までと生活が変わらないなんて君たちには言えたのかな?……無理に決まってるよね?どれだけの売り物を君たちはこの六年で消費したと思ってるの?」



「それは……そうよね。」


「しかも全くお金を払ってなかった。まあ、それは別に元々期待もしていなかったしどうでもいいの……キヌタニはそう思ってなかったみたいだけどね。」



「飼っているなんていい方はすごく癪だが、生活を支えてくれていたことは分かったぞ。……だとして、その目的は何なんだ?」



「それを説明するには……100エーカーの森が誕生するまでの歴史から話さなければならないよ。少し長くなるからね?」



この森が存在する目的はある程度知っているが、歴史までは聞いたことがないな。


彼らが知っても心が壊れてしまわないか……それが心配だが信じるしかあるまい。

 彼らが暮らしていたカオスで平和なこの場所は100エーカーの森ではなかったようです……。

そして家族が誰も居なくなったなどと今までずっと大騒ぎしていた事件の真相は……姿を消したのが自分たちの方であったと。


 あまりに予想外な真実に彼らの心は崩壊していくことでしょう……。

そしてチッダールタは何故そのことを知っていたのでしょうか?


 個人的には駄菓子屋の売り物をどこから仕入れているのか、フジモン以外は誰も気にしなかったと言うのが間抜けだと言う気がしてなりません……。


 それさえ追及していればもっと早く真実に辿り着けたのかもしれないのに……。

とは言っても真実を知ることが良いことなのか、それは別問題でしょう。


 さて、次回もまだまだ森の住人たちの心を抉るような真実が明らかになります。

読者の皆さんの心も一緒に壊れてくれると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ