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100エーカーの森の悲劇  作者: カンナビノイド¢39
第5章 終わらぬ悲劇の中で
134/162

5-20 一本道の終点

ーー前回のあらすじーー


 よしだくんと会わない間にドーベル将軍が何をしていたのか、プロトンは話してくれた。

その内容は随分と残酷なもので、彼は本来悪人だったのではないかとよしだくんは思ってしまった。


 だが、話の続きを聞くと彼はいつもよしだくんのためを考えて行動していたのだと思われるようなことばかりで、それでも真相は本人の口から聞かないと分からないとどこかよしだくんは納得しきらないのであった。


 よしだくんには彼の生存を秘密にしていると知らなかったプロトンは、ドーベル将軍がまだ生きていると彼に話してしまい、遂にその事実がよしだくんにも伝わってしまう!!


 彼はくじらんの家に直行するが、家の中はもぬけの殻で一通の手紙だけが残されていた。

手紙を軽く読んだよしだくんはドーベル将軍の居場所を確信して、戦車の残骸がある崖に向かった。


 その場所でドーベル将軍は自らの首を切って、大量に出血し既に助かる見込みはなかった……。

彼はよしだくんの姿を一目見て、満足したかのように息を引き取った。


 プロトンと二人でドーベル将軍が残した手紙を読んで、次は大事なものを守るために協力しようとお互いに誓うのであった……。



 そういえば、プロトンはしばらく家に帰ってないし駄菓子屋の生活スペースは破壊されてしまったから、一体いつからお風呂に入ってないんだ?……と疑問に思った方がいるかもしれません。


 一応、駄菓子屋の地下倉庫にはシャワールームがあります。

寝泊まり出来るだけの布団や設備はあるようですね。


 とは言っても使っているかどうかは別問題です……。

その辺りは読者の皆さんのご想像にお任せします。


 さて、少しだけ時を遡って今回はミーシャと話したいシンタローの話です。

チッダールタはしっかりと彼をサポート出来るのでしょうか??

まだ少し、撃たれた胸が痛む……。



どうしてこんなに傷の治りが遅いんだ?



俺は仙人と、眠っているミーシャと一緒に共同墓地へ降りてきた。



よしだくんはプロトンと会うのに緊張して眠れなかったのかまだ熟睡していた。


彼が駄菓子屋に行くまではまだ時間がかかるかもな。




「本当に二年前と同じことをするんだな……。」


「どうした、さすがのお前でも怖さがあるのか?」



俺は彼女をジョージの墓の前に寝かせた。



「怖さ……なのかもな。ただ帰って来れなくなる怖さとかじゃなくて、きっとミーシャを連れ帰ることは出来ない。それが、はっきりしちゃうんだなって言うそっちの怖さだな。」



「今回ばかりは本当に弱気だな……。今のお前にかけてやれる言葉はそう多くないだろう。だがシンタロー……後悔だけはするな。やり残したことがあるなら今回しかチャンスはないぞ?」




……………。



最後なんだよな、これが。




「ああ……ちゃんとこれで終わりにするさ。」


「よし、じゃあミーシャの手を握るんだ。」



俺が相変わらず少し冷たいミーシャの右手を握ると、もう片方の手を仙人が優しく握ってきた。


血の通った暖かい人間の手だ。



「ジョージ……力を借りるぞ。」



仙人は墓石に手を当てた。




『よし……二人とも目を瞑るんだ。』



そうジョージに言われた気がして俺は目を閉じた。




「きっと大丈夫だ……私たちなら。」



仙人の声と一緒に俺は体が何処かへ吸い込まれるような感覚を覚えた……。





次に意識が戻って目を開けると俺は見慣れない場所に居た。



……ここは、どこだ?




「あらあら、何て可愛いの!?」


「そりゃあ、俺たち二人の娘だからな!!」



俺は……ベビーベッドに寝かされていた。


そして、俺の視界に映っているのは一組の夫婦……。



俺の記憶が正しければ、二人はミーシャの両親か?



『何故ここに来たのかは分からないが……これはミーシャの最初の記憶だ。やはり彼女にも、愛してくれる親がいたのだな……。』



仙人の声が頭の中に響いてきた。



ずっとここに居るわけにもいかないし、俺はとりあえず起き上がった。




「あら?もう行ってしまうの?」


「子供の成長は早いからな……。」



 彼女の両親にそう言われて戸惑ったが、何故か声を発することが出来なかった俺は黙ってベッドから降り、家から出ることにした。





『ここは……100エーカーの森なのか?』



家から出た景色を見た仙人は俺にそう聞いてきた。




「(ああ……これもまた随分懐かしい風景だな。)」



それこそ十年以上前の光景だった。


まだ住人たちが大勢いて賑やかだった頃だ。



そして家からは一本だけ、道が続いていた。




『ふむ……以前とは違い、今回は随分と分かりやすいのではないか?この道を辿って行けば彼女が居ると思うのだが……。』



仙人にそう言われて俺もそんな気がしたからその道を進むことにした。





「くっ……俺は負けないぞ!何度だって立ち向かってやるんだからな!!」


「やれやれ……毎日よく飽きないな。」



道なりに少し歩くと、幼いヤムチャがプロトンに喧嘩をふっかけていた。


 もし、ここがミーシャの記憶で作られている世界なら、彼女もプロトンのことを少なからず覚えているのだろうな。





俺はさらに道を進んだ。



道はどういうわけか駄菓子屋の店内に直結していた。




「ほらほら!残すんじゃないよ!!その味にあたったならちゃんと全部食べなさい!!」



「うぅ……どうして僕がじゃんけんに負けちゃうの……?」



店の中ではみんなで仲良くアイスを食べていた。



そしてキヌタニは店主である自分の母親に怒られていた。


……こんなこともあったな。



これもミーシャからしたら大切な思い出なのだろう。


もちろん、俺にとってもだ。





さらに道を進んで駄菓子屋の裏口から出ると、頭上から声がした!




「おそーい!!俺はここだぞ?」



家の屋根の上から声がした。


声の正体は過去の俺だった……!!



 かくれんぼをしていてそんなふざけた場所に隠れていたせいで、ミーシャがいつまで経っても俺を見つけられなかったことが多々あったからな。



きっと毎回怒っていたことだろうよ。





もう少し進むと、突然周囲の木々が枯れた……。



「(どうなってるんだ?)」






「このままじゃみんな死んじまう!キヌタニ、お願いだ!!駄菓子屋の売り物を恵んでくれ!!」



「ダメだよ!お母さんから言われてるんだ!これは商売だから何があってもちゃんとお金を貰わないといけないんだって!!」





『お前たちの親が居なくなった時か……キヌタニも必死だったのだな……。』


「(この時は本当にみんな辛かった。いっそ死んでしまおうかとも思ったよ。)」



自分でそう言っていて、木が枯れたのは俺たちの気持ちの変化が理由だったのかと納得がいった。






また道を進んでいくと、周囲の木々は少しずつ元気を取り戻していった。




「ポケベルってすごいだろ?」



「ふっ……こんな物、我にかかれば一瞬で作れるぞ!」



「こりゃまた随分と大層な見栄を張りやがって……。」




よしだくんが来て……この森も少し近代化したんだよな。


彼もまた、ミーシャの大切な記憶の一部なんだな。





「おいボール!いつまで寝てるんだ!いい本が手に入ったから一緒に読もうって約束だったろ?」



ジョージがエロ本を片手に、くじらんの家の前で待っている光景だった。



 どうして彼女の記憶にこんな場面が残っているのか謎だったが、きっと見たくもないものを偶然目撃してしまったのだろう……。





「お前は一体何なんだ……?ここへ来た目的も手段も、こんな状況に置かれたって何も喋らねえ。解放したら何かしでかすんじゃねえかと疑ってるが、本当のところはどうなんだ?」



「……何も知らねえんだよ、知らねえことは喋れねえ。」




ヤムチャが農具小屋でスタークを尋問していた。



あいつはある日、突然現れて……いつの間にかこの森に住み着いていた。




どうやってここへ来たのかも分からないし、本当に寄生虫みたいな奴だよ!





『やはりスタークは嫌われていたな。何だかとても懐かしい気持ちになるよ……。』



「(懐かしい?この時の奴を知っているのか?)」



『知っていると言うより……いや、どうせ今の状態では思っていることも分かってしまうな。正直に言うと当時の彼を私は知っている。』



つまり、仙人はもうこの時から俺たちのことも知っていたのだろう。





もう少し進むと、突然視界が開けた!


俺の視界には、それは美しい花畑が広がっていた。



そしていくつもの墓石も立っていて……。


俺は墓石に刻まれている文字を確認した。



墓石の名前にはくーちゃんやキヌタニだけじゃない。


ジョージや、彼女の両親、他にも消えた住人たちの名前があった……。



それだけじゃない……。


彼女の名前が刻まれた墓石もあった……。




「ミーシャ!!」



声が出た!!



俺に背中を向けて花畑の一番で座り込んでいる彼女を見つけた!





「何だ……やっぱり来ちゃったのね。」



彼女は俺の方を振り向くことなく、立ち上がった。



「付いて来て。」



そして前へと歩き始めた。




『あれがミーシャの魂で間違いないだろう。しかし、この先に何があると言うんだ?』



今まで見てきたものが彼女の記憶……そしてここが現在、だとするとこの先は未来……?



「(考えても分からないし一緒に行くしかないな。)」



俺は彼女の背中を追った。






少し進むと花畑の先は断崖絶壁になっていた。



下を覗き込まなくても分かる。


この先は奈落だ、きっと地面なんてない……。



「とうとうここまで来ちゃった。ミーシャという人間の人生の終わりにね。」



崖の端でまたミーシャは座り込んだ。




「この道を戻ることは出来ないわ、時間を巻き戻しでもしない限りね。だから私はもう前に進むしかないの。」



つまり……この奈落に落ちるしか選択肢がないということなのだろうか?




「ねえ、どうだった?」


「どうだった……って何がだ?」



「私の人生よ。何だか……馬鹿馬鹿しいわよね。一体今まで何をしてきたのかしら?」



彼女は立ち上がった。



「馬鹿馬鹿しい人生だから、もういいかなって。そう思ったの……だけどね。」



ミーシャは初めてこちらを振り返った。


少し、呆れたような顔をしていた。




「どうせ、シンタローは迎えに来ちゃうだろうから……待ってたの。」


「じゃあ……俺と一緒に戻るとするか。」


「それはしないわ。」




……きっぱりと言われてしまった。


やっぱりもう生きていくのは嫌だって、そういうことか。


きっとそうだろうなとは思っていたが、いざ言われてしまうと……受け止めきれない。



「誰かに自分の人生を見届けて欲しかったの。たった一人でこの奈落に落ちていくのは嫌だった。だから……、」



彼女はさらに前へ進んだ。



「来てくれてありがとう。もう帰ってもらって大丈夫よ。」


「ふざけるなっ!!」



俺はミーシャの手を掴んだ!


そしてこちら側に引き寄せようとしたが、何故かそれが出来ない!



「言ったでしょ、過去には戻れないって……。」


「それがどうした!!過去に戻れなくてもここで人生が終わるなんて決まってるものか!!」



「もう……決めたの。ここで終わりにするって。……私が決めたの!!こんな私にこれ以上何が出来るのよ!!」


「出来てるだろっ!!」



後悔するなって仙人に言われた……。


ここで諦めたら間違いなく後悔する。



絶対にこの手を離すもんか!!




「お前が生きてること……それは俺にとってどれだけ大きな意味を持っていると思う?」



「え……?そんなの……知らないわよ!」




「お前が居てくれるから俺は飯が食える!お前が居るから寂しさもない!お前が眠ってから毎日に張り合いがないんだよ……。」



言いたいことが言えたような気がする……。



気がつけば仙人の気配は消えている。




「なら……一緒に行きましょう。」



ミーシャは突然無表情に戻って前を向いた。




「あなたとなら怖くない……。だから、二人で落ちましょう。」




無理やり体が引きずられる!!


しかも手が離れない!!




このままじゃ……一緒に落とされる!!


ミーシャ、こんなの間違ってる!!!





「ダメーーっ!!!!」




背後から叫び声が聞こえた。


さらには機関銃を乱射する爆音も響いてきた!




「ぎゃあーっ!!!」



目の前にいたミーシャが被弾して俺の手から離れ、奈落の底に一人落ちていった……。





一体何が起きたんだ……?


あまりの出来事に呆然とすることしか出来ない。




「シンタロー……無事なのね。」



また背後から声が聞こえた。




振り返るとそこには……、


花びらと土にまみれたミーシャが機関銃を構えていた……。




「ミーシャ……なのか?」



彼女は自分の墓から出てきたらしい……。


だとしたら今落ちていったのは……?




「あれも私自身よ、臆病で頑固なもう一人の私……。彼女は……いや私は自分で自分の墓を作ってしまっていた。でも、近くであなたの声が聞こえたの!シンタローが来てくれなかったらきっとあのまま暗い地面の下で眠りについていたわ……。」



つまり、今俺の目の前に立っているミーシャはずっと墓の中に埋まっていたんだろうか?



「自分で自分が大嫌いなもう一人の私……やっと、やっと倒せた!!あいつはずっと私の首を絞め続けていた!!今なら、もっと素直に生きていける気がする。」



彼女はその場に座り込んだ。


確かにミーシャは昔っから過剰なまでに意地っ張りな所があった。


それを、良くない性格を克服したってことなのだろうか?




「よく頑張ったな。さあ、みんな待ってるぞ!」


「いや、まだよ。」



何故か彼女は目を覚ますことを拒否してきた……!?



「褒めて。」


「…………は?」


「私は何年も戦い続けてそれで、ようやくやり遂げたの!そのくらいのご褒美はあってもいいんじゃない?」




そういうことかよ……!


また死ぬとか言われたらどうしようかと思ったぞ!


俺は彼女のそばでしゃがみこんだ。




「本当によく頑張ったな……。偉い、偉い。」



俺はミーシャの頭を撫でた。


こんなこと、きっと今までしたことがなかっただろう。


本当に特別なんだからな!!



「うん……私は頑張った!!ねえ……帰ったらさ。」


「ん?何だ??」


「えっと……いや、何でもない!!」



ミーシャは慌てて俺から顔を反らした。


何だって言うんだ?


気になるが教えてくれそうにない……。




「あれが……帰り道よ。」



彼女は俺の背後にある森の入口にある門を指差した。


いつの間にか現れた門からは白い光が溢れている。




「なら……今度こそ帰るとしようぜ。」


「うん……帰りましょう、100エーカーの森に。」




俺たちは横並びで門から溢れる光の中に踏み入った!




……仙人の奴、気を使って先に帰りやがったな?


やれやれ……だが、ありがとな。






次に俺が目を覚ますと、さっきまでいた共同墓地だった。



「シンタロー、無事に帰って来たか。……ちゃんとミーシャとは話せたか?」


「いや……これから話すよ。」




「ぐっ……!」




ミーシャが遂に目を覚ましたようだ。




「あっ……あっ、たま……痛い……!!」



そして、急に痛がった!!



「どうした!?」


「原因は分からないが、早くフジモンの所に連れて行ったほうがいいだろう!!」


「そうだな……!ミーシャ、今連れて行くからな!」



俺は彼女を抱きかかえて、よしだくんの家へと駆け出した!




「まさか、本当に彼女を連れて帰ってくるとは……!もしかしたらやってくれるかもとは思っていたがシンタロー、お前はやはりすごいな。」



「……いや、最後はこいつ自身が頑張ったんだよ!!まだまだミーシャとは話し足りないんだ!」



「そうだったか……彼女が梯子を登るのは厳しいだろう。よし、地上までは私が浮かすとしよう!はぁっ!!」



神通力のおかげで俺たちはいつもよりかなり速いスピードで地上まで戻ることが出来た!






よしだくんの家に戻ると、フジモンが大慌てで注射やら何やらの処置をミーシャに施してくれた。


家主のよしだくんはついさっき、駄菓子屋へ出かけたばかりらしい。



「鎮痛剤もかなり減ってきたな……。僕に出来る限りのことはするよ。ミーシャ君、今の気分はどうだい?」



「何だか……気持ち悪くて、体が全体的に痺れてるわ……。」



彼女は再びベッドで横になっている。




「もしかしたら脳に麻痺があるかもしれないね、僕と同じか……。」



そういえばこいつも自殺未遂をしていたっけか……。



「だが、本当にまたシンタローが連れ戻しちまうとはな……お前には参ったぞ。」


「いや、今回はこいつ自身の力で戻ってきたんだ。」


「そうよっ……!私は、自分に勝ったの……!」



「何だかよく分からないけど……本当に良かったよ!ミーシャまで居なくなったら……本当にご飯が食べれなくて餓死するところだったからね。」



「うん、まだ死ぬのはずっと先でも……って、ご飯が食べれない……??」


「てめえしか料理は出来ねえんだ、駄菓子屋が無くなった今……お前にしか俺たちの胃袋は満たすことが出来ねえんだぞ?」



「な、何ですってっ!?そんなことのために……!?ちょっとシンタロー、何か言って……って!そういえば、あなたもさっきそんなことを……!!」




確かに『お前が居てくれるから俺は飯が食える!』とは言ったが、覚えてたみたいだな……。




「そ、そんな理由で……私を、呼び戻したわけ……!?あ、あんたら……私が元通りになったら覚えておきなさいよ……!!」




……もういつも通りのミーシャだ。


彼女を失わなくて本当に良かった。




歩けなくても、飯が作れなくても……。


本当に隣で居てくれるだけでいいんだ。




だからもう死ぬなんて言わないでくれよな……。

 シンタローが最期にミーシャと話す決断をしなければ、本当に彼女は死んでいたことでしょう。

彼女も本来はそれを望んでいたはずですし、他の住人たちもそんな未来を待ち構えていたでしょう。


 しかし、森の住人たちは随分としぶといです……。

まさか昏睡状態から帰って来るとは……。

これでミーシャの意地っ張りな性格も少しは直ることでしょう。


 もし直したい性格があるなら皆さんも昏睡状態で嫌な自分を倒すという方法もあるでしょう。

……もちろん、死の淵から救ってくれる人がいる前提でやらないと帰って来れなくなりますが。


 次回は出会ってはいけない狂人と狂人がご対面して、困ったことになります……。

これ以上一体何が起きると言うのでしょうか……?


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