3話
「ようこそ、SWOの世界へ。」
入った途端、声をかけられた
「あ、ども」
そこには全身まっしろで、どこか機械的な雰囲気のする少女がいた
「はじめまして、私はキャラクターデザイン担当AIです。登録ネーム『トシ』さま。
すぐにキャラクターデザインを開始しますか?」
登録ネーム『トシ』というのはゲーム内で使用するキャラクターネームの事だ。
元貴がいつもそう呼ぶので、面倒だしそれにした。
「あぁ、すぐに始めたい。頼めるか」
「承知致しました、キャラクターデザインを開始します。
ではまず、身長、体重などの身体データは登録されているデータをそのまま使用されますか?」
身体データはSWOのセッティング時に身体データ設定で僕の体をスキャンして保存している
「そうだな、髪色と目の色を青白く変えて、あとはそのままでいいや」
「承知致しました、次にステータスの設定を行います。
現在のトシ様のステータスは以下の通りです
ステータス
トシ 男
種族:普人種
Lv: 1(70P)
HP: 100
MP: 50
STR: 0
VIT: 0
INT: 0
MID: 0
DEX: 0
AGI: 0
LUK: 0
称号
スキル(0SP)
■武器・防具
■魔術・魔法
■生産
■収集
■鑑定・隠蔽
■強化
となっております。」
「ステータスは70Pからご自由に振り分けてください、スキルは初期スキルの項目をご覧の上、5つご決定ください。
なおここで選択したなかったスキルもゲーム内で取得可能ですが取得するためにSPを消費します。」
「こちらが初期スキル一覧です
■武器・防具
剣術・槍術・弓術・盾術・体術
■魔法・魔術
火魔術・水魔術・風魔術・土魔術
■生産
鍛治・皮革加工・裁縫・木工・調合
■収集
採集・採掘
■鑑定・隠蔽
鑑定・識別
■強化
体力強化・魔力強化・腕力強化・俊敏強化
では5つの初期スキルを選択ください。」
うーーーむ、どうしよう…
とりあえずステータスは後で、今はスキルを考えるとして、やっぱ日本人として刀を使いたいよねー!とするとやっぱりこうかな!!
「ステータスとスキルが決定されました。決定されたステータスは以下の通りです。
ステータス
トシ 男
種族:普人種
Lv: 1(0P)
HP: 100
MP: 50
STR: 5
VIT: 0
INT: 0
MID: 0
DEX: 30
AGI: 30
LUK: 5
称号
スキル(0SP)
■武器・防具
剣術・体術
■魔術・魔法
■生産
■収集
■鑑定・隠蔽
鑑定・識別
■強化
俊敏強化
となります、こちらのステータスで本当によろしいですか?」
「あぁ、問題ない」
「では以上でキャラクターデザインを終了します、お疲れ様でした。明日からの正式サービスをお待ちください。」