1/1
プロローグ
私の友達は人間じゃない、自然が友達だ。
社会。政治。経済。そんなのどうでもいい
私が聞きたいのは森の声と星の導きについて知りたい。
お前は知りたくないのか?
星は私にいつも囁いている。自分の姿は見えているか。
現実的な考えはいるが、現実的過ぎるはいらない。
私の存在は自然が認めてる。
彼女は、毎晩寄宿舎の屋根に登り星を眺める。
そして彼女は甘い声で必ずこう言う。
お前、知りたくないのか?
星の意思、そして森の囁きを。
彼らは、ずっとずっと話している。
彼らが言うことはただ一つだ。