1.泡沫の恋色 淡い記憶
淡い波影に揺られて私は、あの日の彼のニヒルな笑みと、空を泳ぐエイたちは
水族館に揺れるあの桃色の波影に刹那浮かべた彼の今にも消えそうな笑みのそのかすかな記憶
思い出したくても薄れゆく記憶の断片
一つ一つの仕草が私の心を恋焦がしてゆくみたいな 熱い胸の高鳴り
忘れていた小さな記憶の優しなかけら
ああ、私って ほんと
こんな記憶、、、 あったかな。。?
午前6時00分
朝、重い瞼を擦りながら目をぱちぱちとさせて、布団から出たくないけれど、
スマホのアラームに叩き起こされるかのように憂鬱な腰を上げた。なんせ、昼間は会計士として気が遠くなるほどの事務所類の山に囲まれて私は仕事をしている。
朝は決まって、このグダグダなルーティンをご丁寧に3年も繰り返しているのだ。
そういえば、そんな私も先月の五月、とうとう25の誕生日を迎えたんです。
今までは誕生日が来るたび、今年はどんなことがあるのかななんて心をときめかしていたけれど、25にもなると周りの友達も結婚したなんて報告で増えてきてとうとう三十路の仲間入りなんて思うと、さすがに焦り始めている。そんな焦燥に朝の珈琲が喉をつっかえて、ゴホッゴホッ
こんな情けない自己紹介をしております私 蓬田ゆめ って言います
とほほ
私彼にはこれ以上牙は向かないの。ただ私は彼の道標になり優しく花束を添えるだけ。彼が未来で笑顔になれるように。 (このエピソードは後日、編集して読める形にまたまとめるね。)




