コピー&ペーストでこの教室を生きていく
僕は人のスキルを奪うことができる。正確には、奪うのではなくコピー、しかも劣化だ。
今日も僕は,数学の得意な明石の家を訪ねて、スキルコピーの真っ最中だ。
「ちょっとここの証明ってわかんないんだけど。なんでこの説明でこれが正しいっていえるんだ?」
「ああ、それはね…」
優しい明石は、自分のスキルがコピーされているとも知らず、僕を友達のようにあつかう。
頭良いのに馬鹿で、そしてすごく良いやつだ。
今日も僕のスキルコピーは絶好調だ。
主人公補正がかかるのも時間の問題。
明日のテストがたのしみだ。




