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遥か彼方の神々の昔々の話  作者: 時雨時雨
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〜様々な思考〜

【ミカエリー】から聞いた話しから【ルファー】はボーっとしながらも色々考えていました。


(色々知れた…。力のつけ方も…。僕は今迄何も考えてなかったんだな…。そして知ろうともしなかった…。

今の僕では、兄にすら力が及ばない!!【あのお方】は多分上位神だろう……。だから今の僕ではお側に近づく事すら出来ない………。どうすればいいのだろ……。)と考え思考ののまとまらない渦の最下層の中に深く深く沈んでいきました………。



一方〘ストルゲー〙は舞い上がっていました。

(やっぱり私は〝特別〟なんだわ!!だって数々の女神がいる中で【金色の天使】様は私の顔を見て目を合わせて下さって私に微笑んでくれたんだから!!)と…。


(でも、私の顔を見て目を合わせて微笑んで下さった〝天使〟様はお〝二人〟いらっしゃったわ……。それに何だか似ていた気が………。

いいえ!!私の唯一は【金色の天使】様だけだわ!!!

もうお一方の天使様は私に多分心を奪われたんだわ!!!やはり私は〝特別〟……。うふふふ…。何て罪作りなんでょう私は……!!)


(あぁ…【金色の天使】とお会いして仲良しになっていきたいわ…!ここと天使界の楽園は別の所にあるみたいだから、会うのは難しいかしら…?どうにかどうにかしてお会い出来る方法ないしら……?)と《ストルゲー》も考え出しました。




一方【ミカエリー】は兄弟で楽しく久しぶりに会話ができたのを喜んでました。

(あの、何関しても無関心で任務だけをしていたルファーが勉強熱心なのには驚きましたね…。

……もしかて……例の女神が気になるのでしょうか?………まさか……心を奪われた何て事は……?ダメですね…!!絶対に!!関わっては!!……あの女神からは何だかとても、嫌な感じがします……ルファーがダメになってしまうかも知れません………!…勘違いならよいのですが…?)と思っていました。




それから少しずつ日常は過ぎていき、【ルファー】は大天使としては有り得ない思考をする様になってきました…。

【あのお方】のお側に行きたい…兄より力をつけ、最強になり力にりたい…眷属になりたい…そしてゆくゆくは…と……その想いが強くなりすぎていたのです…!



そして《ストルゲー》は男神達にチヤホヤされ囲まれ楽しく過ごしながらも、(このままでは【金色の天使】様に会えないわ…!私を、愛して下さってる男神様達には悪いですけれど…此方も気にしつつ、少し一人になる時を作ろうかしら…?そうすればきっと【金色の天使】様は私にお会いに来てくれるはず……!!今迄会えなかったのは私が男神様達と一緒にいたからだわ…!でも…一人は寂しいわ…!直ぐに【金色の天使】様は

会いに来てくれるかしら?)と考えていました。









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