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遥か彼方の神々の昔々の話  作者: 時雨時雨
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〘ストルゲー〙2

〘ストルゲー〙は相変わらずの日々を過ごしていました。

男神に媚びを売り貢ぎ物を貰いチヤホヤされどうにか自分の中の鬱憤を抑えていました。


「もっと上にいけるはず…」「唯一になれるはず」

どんどん気持ちはエスカレートしていきました。


「どうにか上の神々に接触出来ないか…」

「接触さえ出来れば………。」と大丈夫な自信だけはありました。


「もう父様も母様も役に立たない!!」と最近ではイライラする事が増えてきていました。とてもとても自我が強くなってきてもいました。




そんな中、創生神【ヴェルト】達や冥界の王【オシリス】大天使最上級の【セラヒーム】によって世界を創った神々に「異変はないか?」「世界は大丈夫か?」「【魔の世界】の〝者〟達によった侵略や、搾取はないか…」と様々な∞の世界を調べる為に【大天使】や【天使】、最上神である者達の【眷属】達を送り出し〝調査〟をする事に決めました。



下層にある楽園にいる〘ストルゲー〙は【大天使】や【天使】最上神の【眷属】なんて観た事はありませんでした。


最天上界の下にある∞の世界に行くには〘ストルゲー〙の居る下層の楽園を通る事になります。



〘ストルゲー〙は初めて観る者達にワクワクと胸を踊らせました。

〘ストルゲー〙にとって今迄感じた事のない感情でした。

「あぁ~とても綺麗で素敵!なんて神々しいの!!」と興奮し、食い入る様に観てました。




ずっと観ていた中数いる者達の中〘ストルゲー〙はある【天使】から眼を離せないでいました。金色の眼に金色の長い髪、白い綺麗な大きな羽、優しくも穏やかな顔立ち、何故か眼が離せないのです。

「何故なのだろう…??」と思いつつも眼と頭に焼きつける様に【天使】が出発するまでずっとずっと観てました…。




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