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遥か彼方の神々の昔々の話  作者: 時雨時雨
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〜【大天上界】への皆の帰還〜

やっと【大天上界】に皆は戻ってきましたがどの者も皆険しい顔で、ピリピリしていました…。そんな中

【モンド】と【ミリュア】は黒い笑顔で

「「無事お帰りになられて良かったです……兄様姉様…」」

と笑いながら言いました……。

二人は勝手に【大天上界】を押し付けられたのを根にもっていたのです……!その笑顔にビクリっとしなが二人は

「「た、只今戻りました。本当にすいません……!!」」

と直ぐ様謝りました。二人は謝罪に満足したのか、黒い笑顔をやめました………。


【モンド】は

「さて、兄様達が出て何も成果なしではないですよね??」と聞き

【ヴェルト】は

「あぁ…成果はあった…が、取り敢えず拘束している者達がいるのだが…」と言いました。

【モンド】は

「大丈夫ですよ??その者達を入れる牢がありますから…」とにこやかに話ました………。【ヴェルト】は???を飛ばしました…。おかしいのです。今迄堕ちた神々や天使達や悪さをした神々や天使達はいなかったので【牢】なんてある訳ありませんでした……。その様子に笑いながら、

【モンド】は

「帰って来たシャープやセレちゃん達皆が〝必ず必要になるから〟と言ってワイワイガヤガヤしながら【大天上界】の上位神達の楽園の奥の奥のずっと奥に頑丈でどんな者でも抜け出せない様な牢を創り出したのですよ!取り敢えずそこに入れておけば大丈夫でしょう!」と言いました。


それから捕まっている者を見、「これじゃあ、拘束が緩いですね…」と黒い笑顔で笑いながら、エイッと【創生神】の力で頑丈な拘束を直ぐ様施してしまいました…。

その間1秒にも満たしていなくすぐ間近で見ていた【ヴェルト】は恐れ慄きました………。そして【モンド】達はズルズルと牢迄拘束されている二人を直ぐ様引っ張って行きました…………。唖然としてその様を見ていた【ヴェルト】は(ナニコレ……弟が怖い……そして用意周到な自分達の子供達も怖い……。)と思いました………。


それから【創生神】達や【上位神幹部】、【冥界王オシリス】【閻魔ヤマ】、【最上級天使セラヒーム】、【七大天使】達は起こった事等を皆で話し合いながらも、取り敢えずはあの二人に色々聞かねばならならないと…、

【ヴェルト】、【モンド】、【オシリス】、【セラヒーム】、【ミカエリー】は牢にいる二人にはなしを聞きに行きました…………。




時を少しさかのぼり牢に入れらた二人は

「どうしてこの様な事に……。私、怖くて怖くて仕方ありませんわ…!ルファー様!」と〘ストルゲー〙は【ルファー】に訴えます……。

【ルファー】は

[大丈夫だよ……!僕達は何も悪い事なんてしてないんだから、きっと皆の勘違いで拘束されてしまったんだよ!無実を訴えれば話をきっと聞いてくれるよ!!そして直ぐ様牢から出してもらえるよ!悪魔何かの話は皆信じないよ!それに僕達が歪みを作ったみたいな話だったけど、そんな事僕達はしてないでしょう??だから大丈夫だよ……!]

と言いました。

その話に確かに……!と《ストルゲー》は思い皆にきちんと話て此処から直ぐ様出して貰おう!と決意しました……!


一方【ルファー】は

(どういう事だ??僕達は確かに力が欲しくて様々な者の願いを聞いてはきたけど……。確かに、他の神々の世界の者の願いを勝手に聞いてきたのは…まずかったかも知れないが……、ここ迄される事だろうか??……それに悪魔の魔王とやら笑いながら最後に僕を、見ながら待ってる……と言わなかったか??どういう意味だ……?僕は【あのお方】にお仕えし、お側に……。)と色々考えていました。自分では気づいていませんが、力を急激に得たせいかそこには狂気めいた【ルファー】がいました…。





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