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遥か彼方の神々の昔々の話  作者: 時雨時雨
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〜力を手に入れたいが為の【ルファー】の策略〜

時が立ち【エロースエーデン】が平和な中【ルファー】はとある話を〘ストルゲー〙にしました……。


[ねぇ、この世界の皆は幸せだね…?〘ストルゲー〙みたいな優しく思いやりがあり〝特別〟な女神が創った世界なんだから…。〘ストルゲー〙はどんな願いも叶えてあげてるでしょ??だから敬われ信仰される…。でも僕は∞にある世界を観てきたんだ……。他の神々様は全然ダメダメ。

皆数多の願いがあるのに、全然聞き入れてないんだ…。

たまに気まぐれに願いを聞き入れる事は合っても全然願いを叶えないし、観てるだけなんだ……。

その世界の者達は可哀想だよ……。]と………。



〘ストルゲー〙はその話を聞き考えました…。これが【ルファー】の策略だとも思いもせずに…………。

(確かに可哀想だわ……。私は〝特別〟な女神……。そして私の【唯一の金色の天使】様である、【ルファー】様の憂いを払ってさしあげたいわ……。

私の世界の者であれば簡単に願いを叶えてあげる事は出来るわ…。

私の力もかなりついたし……。)


[私も出来る事なら願いを叶えて上げたいわ……。【ルファー】様のお気持ちも痛い程にわかりますわ……。でも、私の世界の者達であれば願いを叶えてあげる事は出来ますが、大天上界の決まりで、困った事があれば神々同士話し合い手助けする事はありますが、他の世界の者達の願いをかってに聞き入れ叶える事は出来ないはず………。]


[うん……そうなんだよね…。だから可哀想な者達を救う事が出来る様に僕考えたんだ!〘ストルゲー〙は〝特別〟な女神でしょ?

実は告白の様な感じになっちゃうけど、僕にとっても〘ストルゲー〙は〝特別〟なんだ……。何だか照れちゃうな……!


だから二人でより良い世界にする為に、僕が選んだ者達の願いを〘ストルゲー〙が叶えてあげるんだ!!∞にある世界の神々は〘ストルゲー〙と違って一人一人見てるわけじゃないでしょ??だからこっそりバレない様に強い思いの者達を僕が見つけて〘ストルゲー〙が叶えてあげるんだ!!

しかも…強い願いを持つ綺麗な魂の者を願いを叶えて上げた後〘ストルゲー〙が吸収すればより強い力を持てるんだ!!

【特別】な〘ストルゲー〙はより高い位の〝唯一の神〟になるんだ!!残念ながら強い思いの汚い魂は願いはかなりの力にはなるけど…魂は【魔の世界】の者達のご馳走になっちゃうけど…!どうかな??]


「!!??………。」

〘ストルゲー〙は話よりも、ずっと想ってきた【ルファー】から〝特別〟と言われ今迄にない程の喜びが胸を締め付けたのです。

はなっから、甘え、育てられ数々の男神様達に愛を乞われ貢がれ自信家で傲慢で強欲妄想が激しい〝自分は上位神である女神達に負けない特別な存在〟と思ってきた〘ストルゲー〙が世界を創ったのも、ずっと想ってた【金色の天使】様である【ルファー】が言った事だからでした。

実際着々と〘ストルゲー〙は力を身に着けてました…。


「【ルファー】様私も初めて見た時から【ルファー】様を想っていましたわ…。とてもとても嬉しいのです……!あぁ、こんなにも幸せで、いいのかしら…!フフフ、…そうですわね…私達二人で手を取り合い最強になり、より良い世界を創っていきましょう……!!」


「良かった…!!同じ気持ちで……!!そうだね、二人で最強の力を手に入れ二人ずっと一緒により良い世界を創っていこう!!!」

と二人は約束しました。

これが、世界を揺るがす事態になるとも考えもせず………。









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