邪の国10
冒険者ギルドのエルダさんに相談するつもりだったが……。
「エルダさんっていつも受付にいますよね!?人足りないんですか?」
「うん!?冒険者なんてほとんどいない国だから。雇うほどではないよ。一応マスターが諸々をやってくれているからな。たまにくる冒険者と、話すくらいなもんさ」
「そうなんですか。実は相談なんですが、聖の国以外だと冒険者として活動するならどの国がいいですか」
「ついに出ていっちまうのか。さみしくなるね。何年ぶりの新人だったし。と話がそれたな。私がおすすめなのは雷かな。他は観光地ってイメージが強いし。雷はダンジョンの数が1番多いからね。聖の国ほどではないけど、冒険者は多いと思うよ」
「そうなんですね。じゃぁ雷に行こうかと思います」
「も一つアドバイスだが。あんたリングつけてるだろ。レアそうな効果なら強化することを、おすすめするよ。武器よりも成功率が段違いに高いし、一つ上がるだけで効果もぐんと上がるからね。お金がない冒険者には教えないけど、あんたはあるだろう?街のアクセサリーの強化屋に、行ってごらん。あそこは装備品の鑑定もちだからアイテムランクも教えてくれるよ」
「ありがとうございます。行ってみたいと思います。そしてお世話になりました」
「元気でな」
最初は不親切な人だと思ったけど、途中から親切さが伝わってきて、今ではありがたい存在となっていた。なので、深々と頭を下げ冒険者ギルドを後にした。
ここが、装備の強化屋かぁ。
「すいません。アクセサリの強化お願いしたいんですが」
「こっちにおいで、アクセサリの強化なら1回2,000$。装備のランク鑑定なら1個1,000$だよ」
「せっかくなので、ランク鑑定も込みでお願いします。まずは索敵リングの、鑑定をお願いします」
「これは一回強化済みだね。ランクはD+。強化の2回目は、成功率が低いからよく考えな」
「ヤメときます。次はこっちの着実のリングの鑑定お願いします。」
「おっBランクだね。すごい珍しいよ。強化試すかい」
「お願いします」
「まずは一回目、青い光。失敗だね。どうするもう一回する?」
「お願いします」
けれどまた青く光のため失敗した。
「あらら珍しいねー。だいたい50%くらいなんだけど」
「もう一回お願いします」
今度は、黄色く輝き成功。
「おっやっと成功か良かったね。」
指輪を受け取り装備してみると
着実のリングLv2。取得経験値が4分の1になるかわりに、レベルアップ時のステータスが3倍上昇する。
「なんか思ってたより微妙でした。もう一回お願いします」
「チャレンジーだね。よしきた」
成功をお願いします。
黄色く輝き成功した。
「おおなかなか凄いね。おめでとう」
着実のリングLv3。取得経験値が4分の1になるかわりに、レベルアップ時のステータスが4倍上昇する。
経験値取得減少に対して増加量の割合が良くなったな。
「ちなみに武器とかのランクは調べられますか」
「強化はできないけど、できるよ」
「じゃぁお願いします」
銃をだす。
「Aランクだね。しかも名前持ち「スフィア銃」。これ知ってる!昔Aランクptが、レア宝箱から入手したんだけど、弱くてオークションに出てたやつだ。銃なんてめったにないから凄い話題になったんだよーどこで手に入れたの?」
「私設ガチャです」
「やっぱり、強くなかったのかしら。でも正真正銘のAランク品ね」
だめだ。欲が出てきてしまった。
「やっぱり最初の索敵リングの強化をお願いしてもいいですか」
「いいよ」
青く光失敗。
「もう一回お願いします」
青く光失敗。
「もう一回お願いします」
青く光失敗。
「最後にします。お願いします。成功してー」
黄色く輝き成功。
「なかなか運が良いね。はいどうぞ」
リングを装備してみる。
索敵のリングLv3。半径20Mの敵及び敵名がわかる。
これでさらに便利になったな。
「また強化したくなったらおいでよー」
「ありがとうございました」
強化屋をあとにした。
結構お金かかったけど、強化もランクも知れて良かったな。
あとは移動日まで、観光して過ごそう。
おやすみなさい。




