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老婆は守護霊達の庇護下で生きる

作者:高野沢
老婆は富を持っていた。老婆は子供達をしっかりとした人間に育てた。子供達は老婆に付きっきりでいる訳にはいかなくなった。子供達は独り立ちしていった。ただ一人、老婆から離れたく無いと、しがみついた。老婆は愛故に切り捨てた。老婆は枯れた余生を生きる事になった。動物達を飼っても、枯れていた。枯れた老婆は暴走した。それでも子供達は老婆を愛した。老婆は枯れなかった涙と共に、その一生を終えた。

しかし神は終わらせなかった。動物達の愛と恩は死して尚消えなかった。それらの愛と恩は老婆に入り込んだ。そして、もう一度、生を与えた。

…守り神、又は守護霊となった動物達と共に
愛は消えない
2019/11/04 14:08
思い出と共に
2019/11/10 16:39
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