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君と新月の日々  作者: 小川華
約束
9/18

日常




泣いた時誰かが抱きしめてくれると落ち着くんだって、笑う時隣にいてくれたら一緒に笑ってなくても楽しいって、落ち込んでる時声を聞ければ元気になるって、教えてくれたのは全部夏津。

私の中で夏津は特別で、私に出会う前に死んでしまっていてもおかしくなかったんだって知ったら出会えた事がどんなに奇跡だったんだろうって、幸せな事なんだろうって、君に今すぐ会いたくなる。


夏津に交際を申し込まれ早くも1ヶ月になろうとしています。

私は夏津が来るのを一眠りして待ちますか。

時間があると思いいつもの様に部屋で寝てしまう。

起きるといつも、お母さんが部屋に夏津を通した後で


「よく、眠れたか?」


少し微笑む夏津はなんだか美しく、私は恥ずかしさに頬を染める。


「もう!

来た時に起こしてよ〜」


頭を抱え言うと、起き上がり座っている私の真隣に夏津が移動してくる。

表情は、最近動くが相変わらずの表情。

でも、なんだか甘えん坊だってことは分かってきた。

きっと、一人きりで病院にいたから寂しかったのが染み付いてるんだ。

隣の夏津をチラッと見ると目が合った。


「寝る子は育つそうだ。

俺より大きくなってどうする…」


毎日のように寝る私を心配そうに、でも楽しそうに見ながら言った。

夏津と私は背丈は同じくらい。

まぁ、中学生になっても小学生のままみたいな所もあるんだよね。

あんまり進学とか進級とかって意識しないと普段と変わらない気がしてしまう。


「大丈夫だよ。

女の子の成長は中学頃で止まるらしいけど、男の子は20歳まで成長するって聞いた事あるから。

だから、私が首が痛いっていうくらい成長していいからね。」


悪戯に笑い言うと夏津は眉を寄せ考えてしまった。


「なるほど、知らなかった…

頑張って夜のキチンとした時間に俺は寝る。

昼に寝るより夜に寝た方が伸びるらしいから…」


その真剣な表情に何とも言えなくなった。

それから、日課になっている夜…夕方かな?の海に二人で行って景色見てまた次の日私と彼の学校が終わってから家に来てくれるってなっているの。

毎日毎日、遅くなってもなんでも来てくれてお母さんは初めは嫌な顔していたのが今では寝てる時に勝手に入れて飲み物をペットボトル並べて選ばせたり何かあったら手伝ってもらったりって仲良くなったらしい…

夏津が嬉しそうに今日はこんな話を聞いてとか教えてくれるから、いびり?いじめみたいな事はしてないんだと思う。





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