『詩庭』【詩】【6900編目】
詩庭
回遊式なる詩の庭ですか
山紫水明な詩を詠めそうです
曲水を流れる一編
東から南へそして西へと穏やかに
正真木の松の一編
四神相応の植栽が見事です
仙境が広がっているかのような詩の庭ですね
長寿吉祥の詩が詠めそうです
蓬莱山の頂に一編
道士が眺める仙を目指す険しさ
亀石鶴石の苔生した一編
成就には果てしなく時を要します
侘しさを揺蕩える詩の庭ですね
深山幽谷な詩が詠めそうです
手水鉢に揺らめく一編
蒼穹を行く雁の飛び石
雪見灯篭の火に一編
錦の輝きもやがて白くなるでしょう




