人物紹介
《リオノーラ》
本編の主人公。
十三歳で父親を亡くし、以来双子の世話と母親の介護と頑張ってきた平民の苦労人。アンジェニアそっくりの金髪とエメラルドの瞳を持っていた為、ゴッドウー公爵夫人に目を付けられる。
《ディナンド・ドバイリー》
ドバイリー公爵家の一人息子で黒髪に藍色の瞳の美青年。
アンジェニアに扮したリオノーラの結婚相手。
何故か初日からリオノーラに優しい。
《ゴッドウー公爵夫人》
リオノーラの家族を人質にとり、リオノーラをアンジェニアの身代わりとして嫁がせた張本人。目的の為には手段を選ばない。
美人だが頭が回るため、夫からは煙たがられている。
《ゴッドウー公爵令嬢アンジェニア》
ゴッドウー公爵家の一人娘。公爵に似たのか、性に奔放で何人も男を囲っている。現在のお気に入りは護衛騎士のエドウィン。
父親似の容姿にコンプレックスを持ち、平民が嫌い。
《エドウィン》
アンジェニアの護衛騎士の一人で、夜のお相手の一人。
軽薄そうな見た目で人当たりのやわらかい性格。
《タニア》
アンジェニアの元乳母。
リオノーラが一年間公爵令嬢の身代わりになる為の教育を受けていた際ずっと傍にいた、ゴッドウー公爵夫人からのお目付け役。
《フェリアン&ウィネット》
リオノーラの双子の弟&妹
《ドバイリー公爵ディオドル》
ディナンドの父親。公爵夫人を深く愛していた為、公爵夫人が亡くなった後は隠居生活に近い生活を送る。
《ドバイリー公爵夫人マーサルティ》
ディナンドの母親、故人。ディナンドとアンジェニアの婚約話が出た後、何者かの指示で毒殺された。
《ゴッドウー公爵》
アンジェニアの父親。だが、元々の性格が子供っぽく、自分さえ良ければいいタイプ。何人も愛人を囲っており、公爵邸には寄り付かない。アンジェニアへの愛情は皆無で、婚外子が何人もいる。
《ブロワール》
ゴッドウー公爵家の執事。
公爵夫人の命令で、裏で何人も始末している。
いつも無表情で、冷めた目で全てを見ている。
《トラウラ》
ゴッドウー公爵家のメイドの一人。
リオノーラの嫁入り時に侍女としてドバイリー公爵家までついてきた。
《マーリネッラ》
ドバイリー公爵家のメイドの一人。いつも笑顔を浮かべている美しい女性で、リオノーラの侍女になった。
《フラミルダ》
ドバイリー公爵家のメイドの一人。普段は無愛想だが、リオノーラの侍女になった。
《マルコム》
アンジェニア(リオノーラ)の外出時につく、ドバイリー公爵家の護衛隊長。