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SIN  作者: 綿毛 つくね
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絶望

第四話お楽しみいただけたでしょうか?第五話もお楽しみください。

第五話「絶望」


1階の正門の前にたどり着き、その扉を蹴り開けた先には敵の部下らしき者が4人いた。

「侵入者を発見しました!侵入者は3人です!」

既にこの時にはセイヤとホノカに他の入口があるかどうかを探してくれと言って三人で突撃していた。

「うわぁ、早速敵か、」

「早速、敵に見つかったか。」

「おお、早速敵じゃないか!!」

ユウマだけ、明らかにテンションが違う事がわかった。

「俺が二人相手するから、アラタとヒロキは一人ずつ相手してくれ!!それじゃあ!!うぉりゃあぁあぁあ!!!!!」

その掛け声とともにユウマは敵に向かって走っていった。

「あいつ、やばいな。」

そう言ってヒロキの方を向くとヒロキもこちらを見てきて、一緒に頷いた。

「なら、俺らも行くか…」

そう言って、俺らも敵に向かって走った。


一方その頃、セイヤ達は地下通路を見つけていた。その地下通路をホノカと武器を構えながら慎重に進んでいくと、一つの部屋にたどり着いた。その部屋は、血の匂いや煙の匂いそれと、男性の精液の匂いも混じって気味の悪い匂いだった。

「ホノカ、ここの部屋。明らかに怪しい、銃を2丁構えておいてくれ、俺がここを蹴り開けるから中に敵がいたら容赦なく撃って。」

セイヤが、そうホノカに言うと、

「わかった。」

と、冷静に答えた。

二人は静かに気持ちを整えて、セイヤが扉を蹴り開けた。そしたら、その部屋の中には手枷を付けられた幼女達を容赦なく犯す男達がいた。どうやら、その子達は性奴隷のようだ。

その時、犯されていた女の子がこちらに向かって凄く弱々しい声で、

「助けて…」

そう言って泣いている幼女見て二人は、その場にいた男達を容赦なく撃ち殺した。その時二人には、人を殺した。と言う罪悪感はなく、屑を葬り去った。という気持ちで清々しい気持ちになった。その後すぐに女の子達の手枷をはずしてすぐさま解放させた。そしたら女の子達は、二人に向かって、

「ありがとうございます。」

「ありがとうございます。」

「ありがとうございます。」

と何度も何度も頭を下げてきて、この子達は余程エグい内容に使われていたのだと思い、二人は怒りが抑えられなかった。だが、今はこの子達が最優先なので、とりあえず車両の所に女の子達を送り届けた。

一方その頃、アラタとユウマとヒロキは1階の敵を倒し、二階に上がっていた。2階には一つも部屋がなくただ大きな空間だけがあった。その時にはホノカとセイヤが1階についていた。

「セイヤ聞こえるか?」

「聞こえるよ、アラタ」

「1階の天井に爆弾を設置して置いてくれ、理由はちゃんとある。」

「わかった、設置しとくよ。」

「ありがとう。」

その会話が終わった途端に、三階から二十人近くの敵が降りてきて、こちらに走ってきてユウマとヒロキは、もう終わった。と察した様だがアラタだけはニヤついていた。

敵が目の前に近づいてきた瞬間に、

「セイヤ、爆弾を爆破してくれ!」

そう叫んだら、

「わかった!!任せて!」

とセイヤから声が聞こえた途端に2階の床が崩れて敵は瓦礫とともに下に落ちて下敷きになっていた。間一髪の所で助かったので三人とも焦りつつも喜びを隠せなかった。

「やっぱり、予想が当たってたか!よし!!」

アラタだけは、特に喜んでいた。

その後、すぐに冷静を取り戻し、

「次が最後のフロアか…」

そう言って、三人は階段を登り最後の階層に着いた。最後の階層に着いた三人は重厚な扉の前に立たされて、

「リュウヤ、この扉のロック解除を頼む。」

「わかった。時間は少しかかるけど任せて。」

そう言って、リュウヤがロックを解除するまでの時間を休息に使おうとしたその時に、

「アラタ、三階に用心棒みたいなのが行ったぞ!気をつけて!」

そう言って、セイヤの無線が壊れたかのように途切れた。セイヤの生存を確認しようとしたその時に、下の階層から凄い重みのある足音が近づいてきて三人は、武器を構え立ち向かおうとした。だけど、その用心棒の姿を見た途端、三人とも声を合わせて絶望した。

「これは、死んだな。」

それを三人が同時に思い、最後に無線で皆に伝えようと決めて最後に無線をつけ、


「この作戦は、諦めろ。逃げるんだ。」


その声を残して、三人の無線は途切れ、その後三人から無線が来ることは無かった。

今回のラストは皆さんどう思いましたか?三人達は本当に死んだのか、、、それが気になりますね。もし気になったのなら!第六話を楽しみに待っててください!

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