目の前突撃作戦
第三話、お楽しみいただけたでしょうか?引き続き第四話もお楽しみください。
第四話「目の前特攻作戦」
「思ったんだけど、武器はどうしようか、」
リュウヤがボソッと呟くと
「武器はこの俺に任せろ!!」
そう言って、セイヤがようやく自分の出番が来たかと張り切っていた。
「武器はどういうのを調達して欲しい?」
セイヤが嬉しそうに聞いてきたので、皆で何がいるかと相談した所。武器は決まった。
「ハンドガンとナイフ、それと手榴弾。ハンドガンの弾は多めに準備してくれ。それとナイフは各自3本は持っておこう。セイヤこんなに多く頼めるか?」
俺はそう言うと、
「当たり前だろ!想像したらワクワクしてきた!」
そう言ってニヤニヤしているセイヤを見た俺達は凄い心強いと思った。
「明日の朝には用意するから待っててくれ。」
そう言うとセイヤは部屋を飛び出していった。
「もう、今日はここで就寝して明日に備えるか。」
俺がそう言うと、皆が
「そうしよう。」
と言ったがリュウヤだけはそれを拒んだ。
「明日、突撃するアジトのハッキングを今のうちにして万全な状態にしておくから、今日は寝ないで明日ゆっくり寝るよ。」
「すまないな、ありがとう。」
俺はそう言うと、リュウヤ以外の皆と眠りについた。
次の朝
「調達できたぞ!!!」
俺らはその声で起きた。凄い重たそうな木箱をセイヤが持ってきて、凄い自慢げに見せてきた。
「これは、すげぇ、」
箱の中身を見て、ユウマとヒロキが声を重ねた。その箱の中には武器がたくさん詰まっていて、その景色はまさに、圧巻と言えるものだった。
「ありがとうな、セイヤ」
俺はそういうと、
「これぐらい朝飯前だよ!それよりみんな早く武器を装備して準備を整えよ!」
そう言って、セイヤはおもむろにハンドガンを腰に二丁、ナイフを服の内ポケットに四本装備した。俺はそれを真似るように、全員同じ装備をしたがユウマだけは、ハンドガンを四丁、ナイフを六本装備した。
「良くこんなに装備出来るな、お前はひょっとしてデブか?」
ホノカがいきなりユウマに向かって毒舌を吐いた。そしたら、
「これは、筋肉だ!どう見たって筋肉だろ!!!」
凄い勢いで反論してたのを見て俺らはこの人、筋肉バカだ。と認識した。
「そろそろ、作戦の時間だ。皆、車に乗って。」
そうやって、なんとか皆を車に乗せて、アジトまで向かった。向かっている最中に警官から、イヤホン型の無線を貰って皆つけたらちゃんと聞こえるか確認をしあって現場についた。現場に着いて車両から降りた途端、皆の無線にトップの声が流れた。
「今回は、よろしく頼んだ。SINよ、」
それを機に声が途切れた。
「リュウヤ、ここで扉のセキュリティとかをハッキングしてくれ、頼んだ。」
「了解。」
「ユウマとヒロキは前線に立ってもらう。よろしく頼む。」
「「了解。」」
「ホノカとセイヤはユウマとヒロキの援護を頼む」
「「了解。」」
「ミライは、ここで指揮を頼む。」
「了解。」
「俺は、ユウマとヒロキと同じ前線に立つ。今回は必ず成功させるぞ。」
俺がそう言うと、みんなが声を合わして。
「おう!!」
そう言って決心してアジトに向かって歩いていくと、
俺らは、アジトの前にある大きな門の前に立たされた。
「セイヤ、あれ巨大な爆破で吹き飛ばせるか?」
俺はそういうと、
「普通に開けて入ればいいんじゃないか?」
そう言ってきたので、
「爆発音で、そいつらに死が迎えに来てる事を教えるのさ。」
「いいじゃん!そういうの好きだよ。ならみんな離れてあの門吹き飛ばすよ。」
そう言ってセイヤは巨大な門に向かって爆弾を投げた。そしたら、凄い轟音と振動で見事に門は吹き飛び、砂埃が舞った。その砂埃に紛れるように突入してる際に、相手に聞こえない程度にボソッと俺は言葉を吐いた。
「SINが、お迎えに参りましたよ。」
今回は少しだけ量を多くしました。これからバトルシーンとかが多くなるので、量がまた増えるかもしれないですけど、熱いシーンが登場すると思いますので、よかったらこれからも見てください!
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