作戦
第2話はお楽しみいただけたでしょうか、第3話もお楽しみください!
第三話「作戦」
「チーム名は決まったようだな、、、」
「ああ」
俺はそう答えると、
「なら、SINお前達にこの犯罪者を成敗してもらえないか?」
俺が周りを見ると皆が頷いていたので、
「わかった。」
俺はそう答えた。それに続くように、
「こっちも作戦を考えないといけないから、俺らだけにしてくれないか、」
そう言うと、トップ達は
「了解した。」
そう言って、部屋から出ていった。
部屋の中には俺達7人だけとなった。
「皆話さないのか?」
俺はそういうと、皆は話していいんだとなって話し始めた、、と思いきや。
「そういや、アラタ?だったっけ。なんであんたは、ここにいきなり連れてこられて動揺せずに会話ができたんだ?」
セイヤが俺に質問してきた。
「こんな事で動揺してたら、詐欺なんてまずできないだろ。詐欺してた時はアドリブの連続だったからこれくらいの事は、かなり経験してきた方だ。」
そう答えるとセイヤは一言。
「そうか。」とだけ答えた。
そしたら、ユウマが
「そろそろ作戦を考えようぜ」
と本題に戻してきた。
「そうしようか、」
そう俺が返事するとでかい机の上に、見取り図を置いた。
「三階建てか…」
俺がそういうと、セイヤが
「俺が作る時限式爆弾でその城ごと吹き飛ばそうぜ!!」
とアホな発言をしてきた。
そしたらヒロキが、
「それ、ありだなぁ。吹きとばせれるなら吹き飛ばそう。」
と言った。こいつもやはり、アホか…一同はそう思った。
俺はその発言に危険性があった為に指摘した。
「城の中に人質がいたらどうする?その子達まで吹き飛ぶことになるだろ。」
俺がそういうと、セイヤは悲しそうに
「そうだな、今回は爆発起こせないな…」
こいつ、どれだけ爆発が好きなんだと少し興味を持ちそうになった。
そしたら、次はミライが話し始めた。
「もう、めんどくさいからさぁ。正面から突入して、突き進めばよくない?」
何故かその発言にみんなが共感して次々に
「それで行こう」と言い始める。
「作戦考えた意味ないな。まっ、いいか」
そう言って俺らの作戦は決まった。
「作戦名は、「目の前特攻作戦」」
俺はこの作戦名に、正直ダサさをかんじた。
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