3.人々
太陽が去った時、
君の顔は白く輝いていた。
しかし、すぐさま君の心のうちに疑いが訪れた。
「本当なのだろうか。」
しかし、次の瞬間、それを打ち消して、それでも、荒野を進み始めた。
村があり、
人が水と食事をくれた。
その家にとどまり、あなたはふと、「太陽」からおそわった知恵を話す。
その家の人は驚き、
喜び、
「ああ、その話はちょうど私たちが聞きたくて熱望していたことです!」
と意気投合した。
しかし、すべての村人がそうとは限らなかった。
「お前は嘘をついている」
「そんなものがあるわけない」
と、
笑ったり、疑いの目を投げかけた。
そんな声を聴くたびに、
君の心には、疑いが茨のように生い茂る。
怒りや失望、
そして、「裁きの心」
を、悪魔は何とかして、君のうちに植え付けようとした。
君は、再び荒野を歩きながら、
またの絶望にかられる。
「光があることを確認したのに、そこに僕はいつもともにいられるとは限らないのだ・・・
そして、その太陽はいとも簡単に見えなくなってしまう!!」
しかし、
暗闇の中でも、
太陽は、一筋の光明や、しるしを与えて、
君を導いた。
そこで、君はあの太陽が自分を導き守っておられることを知る。
君は、ただ、その導きを信じてそれに従って歩いて行った。