P2:異星最初の丘ノ村!
大「うおわあああああああああああ!?」
空間の裂け目に入った先は暗いトンネルになっていた。暗いトンネルを少し滑っていると、光が見えてきた。トンネルを抜けた先には部屋があり、思いっきり腰をぶつけた。
大「いっ……がぁ…!くっ…!腰…かぁ…!」
情けない声を上げていると、部屋の奥の扉が勢い良く開いた。
?「壺!割れてないか!?」
?「良かった…無事だった…。にしてもさっきはかなり揺れたな…ん?」
大「えっ…と」
?「!?…た!大変だ!大変だ!!」
大「ちょ!待っ!あなた誰!?」
俺は急いで男の子の後を追い、扉を開けると、
出迎えてくれたのは心地の良い風と草原の匂い、キラキラ輝く太陽だった。
大「えっ…(ポカーン)」
俺は出てきた建物から少し離れて振り返り確認すると、俺がいた場所は古く錆びれた物置小屋のような場所だった。
大「(ポカーン)」
?「長老様!あの人ですよ!大予言の勇者様ですよ!!」
?「待て待て!待たんか!そう引っ張るでない!」
大「(ポカーン)」
?「コホン、大丈夫か?お前さん」
大「え、はい。大丈夫です…けど」
?「それで、見ない顔のお前さんはどこから来た?」
大「マンホールから落ちて!でも空中に裂け目?があってそこに入ったらここに辿り着いて…!」
?「…ふむ、お前さん、もしや『地球』という星から来たんじゃないかの?」
大「そ、そうです」
?「ってことは!長老!この人は!」
?「…地球人よ、ワシに付いて来い」
指でクイックイッとすると、長老と呼ばれる人物は背を向けて歩き出したので、俺は後を追った。男の子は興奮した様子でどこかへ走り去っていった。




