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光の勇者!大地の伝説  作者: 光大地
第一章 大予言の勇者現る
12/14

P12:森のボス!フォレスターウッヅ!

大「てああッ!!」


*大地の攻撃!

*大地はスライムBに斬りかかった!

*ヒット!

*スライムBは9ダメージを受けた!


*スライム達を倒した!

*5Pの経験値を獲得!

*スライムの粘液を2つ手に入れた!


*レベルが5に上がった!

*全ステータスが上がった!


大「へへっ!どうってことないな!」


サーヤと別れて3日が経った、約束を守る為にひたすらスライムと戦い続けた。腹が減ったら木の実を食べ、喉が渇けば川の水を飲む。あれから2度死ぬことはあったが、魔力が枯渇することは無かった。


大「レベルが上がったって言うけど、なんか変わってるのかな」

大「でも、スライムを倒すスピードは格段に上がったし、身のこなしも軽くなった気がする」

大「よし!戦いにも慣れてきたし、そろそろボスを倒しに行きますか!」


俺は木刀を構え、森の奥へと進んだ。

道中で魔物に出会すだろうと思っていたが、予想外なことに、魔物は一体も現れることはなかった。

やけに静か過ぎる森を不気味に感じた。


大「あれ…?森の奥に入った途端に何もいなくなった…」

大「鳥の鳴き声すら聴こえてこないし、気味が悪い…」

大「何か…悪い事が起きる前兆のような…」

?「おーい!そこの君!」

大「はい?」


男の声がして振り返ってみるが、誰もいない…

俺は気のせいだと思い、前に進もうとすると…


?「おーい!こっちだこっち!」

大「え?どこですか?」

?「上だ!上っ!!」

大「上…あっ!!!」


俺が見上げると、そこには無数の大人達がツルのような物で拘束されていた!


大「楽しそうですね!何してるんですか?」

男「ここ危険だ!…今すぐここから離れるんだ!!」

大「え?」


*???の攻撃!

*???は大地にツルを伸ばした!

*ヒット!

*大地は7ダメージを受けた!


大「痛っ!?」

男「早くここから離r…!ウグッ!?」

?「森ヲ汚ス者ハ断ジテ許サナイ」


渋い変な声がした方向を向くと、そこには顔の彫られた木が俺の前にドンと構えていた。


大「森を汚す?何のことだ!」

?「我ガ名ハ、フォレスターウッヅ」

フ「人ハ木ヲ切ル、森ガ亡クナル、悪ダ!」

大「木を切る?俺は何もしていないぞ!」

フ「人ノ言ウ事ハ信用出来ナイ、オ前モ養分ニシテヤル!」

大「意味がわかんないって!」


*フォレスターウッヅが立ちはだかった!


*フォレスターウッヅの攻撃!

*フォレスターウッヅは大地にツルを伸ばした!


大「ちょ!?危ないって!!」


*ノーヒット!

*大地はツルに攻撃を当て軌道を変えた!


大「落ち着いて!話し合えるんなら戦いたくはない!!」

フ「ナラ、大人シクスルンダナ!」


*フォレスターウッヅの攻撃!

*フォレスターウッヅは大地にツルを伸ばした!

*ヒット!

*大地は5ダメージを受けた!


大「っ!やるしかないってことか…!」


*大地の攻撃!

*大地はフォレスターウッヅに斬りかかった!

*ヒット!

*フォレスターウッヅは7ダメージを受けた!


*フォレスターウッヅの攻撃!

*フォレスターウッヅは枝を槍のように振り落とした!

*ヒット!

*ノーヒット!

*ノーヒット!

*大地は11ダメージを受けた!


大「痛っ!?え?クローバーバッジは!?」


*クローバーバッジの充電は0%だ!


大「嘘だろ!?このタイミングで…!?」

大「逃げ…逃げないと…ダメだ…」

大「あ…」


俺は逃げようと後退りをし始めた時、脳内に少女サーヤの声が再生された。

俺は逃げようとした、この情けない逃げ腰を両手でバンバン!と叩き奮い立たせた。


大「良く聞け!ボス!今からお前を倒す!」

フ「?何ヲ言ウカト思エバ、タダノ虚勢…カ…」

大「どうかな?俺はお前に勝つ算段をとっくに見つけているけどね」

フ「ホウ、我ノ4桁モアルHPヒットポイントヲ削ル算段トハ実ニ愉快」

フ「レベルガ1桁ノオ前ゴトキニ勝テル算段ナドナイ!」

大「なら、瞬きせずによーく見ておけ…光の勇者の“奇跡”ってやつ…」


俺は木刀を握った右手を天に掲げた。

辺りが薄暗くなり、不穏な風がなびく…。


フ「…何ヲスルツモリダ…」

大「俺は考えた、なぜ大人数の大人がお前と戦って負けたのか」

大「そして、攻撃力が2桁のお前が体力が4桁もあるという違和感」

大「2つから導き出される答え…それは!」

大「お前は本体ではない!ということだ」

フ「…フフ…フフフ…フハハハ!」

大「…」

フ「想像力ノ豊カナ坊ヤダ!ダッタラ本体ハ誰ナンダ?」

大「俺はこの前図書室で冬虫夏草の本を読んだ」

大「そして、冬虫夏草は宿主に寄生して養分を吸い取る」

大「さっきお前は『お前も養分にしてやる!』と言った。木が人から養分を吸い取るなんておかしい」

フ「…」

フ「見事ダ…マサカコンナ小サナ子供ニ見破ラレルトハ思イモシナカッタ…」

フ「ダガ、気ヅイタトテドウスル?我ガドコニイルカハワカルマイ」

大「いや、お前の居場所はもう見つけている!」

フ「虚勢…ヲ張ル男デハナイカ…」

フ「マサカ…!」

大「今更気づいたようだな!俺が木刀を挙げている理由わけに!」

フ「ヤメロォ!!!」

大「もう遅い!!チェックメイトだ!!!」


ツルが俺を刺すよりも先に、

俺は思いっきり木刀を上に投げ、男に刺した!

木刀は砕けて粉砕した。


男「ガアァアァア!?」

フ「グワアァアァア!!!!」


物凄い地響きとけたたましい叫び声が森を包むと、

静かになると同時に、吊るされていた大人達が落ちてきた。

俺はその様子を見て、安心してしまい、倒れてしまった。


大「俺はやったぞ…」

大「意外とやればなんとか…なる…もの…か…」


*大地は気を失った!

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