P1:夏休みと大冒険の始まり!
ミーンミンミンミーン!
時は西暦2015年7月!今日から全米待望の夏休み!小学3年生の光之大地は帰路に着いていた!
大「暑い…家まであと何キロあるんだ…」
大「というか、昨日4DS没収されて、これからどうやって生きて行けば良いんだよ…」
大「田舎の婆ちゃん家に遊びに行くか、それとも山に虫取り行くか、はぁ…何か面白いこと起きねえかなー!!」
俺は誰もいない歩道で、憂さ晴らしをするように大声で独り言を言い放った。
すると、電柱の前にあるマンホールの上に立った時だ。どこからともなく、囁くような小さな声が聞こえてきた。
?「勇者を導け、開けドア」
俺は驚き、急いで周囲を見渡したが、そこにあったのはいつも通りの無人の街並みだった。
大「…翔?俊樹?」
大「…またドッキリとか勘弁してくれよ?」
その時、地面が沈むような感覚に見舞われた。
ふと視線を落とすと、マンホールが少し沈んでいることに気がついた。
何が起きたのかを脳で処理するよりも早く次の事は起きた。
急にマンホールが横にスライドして、俺は地下水路へと落下した。
地面に激突すると思われた時、空間に“裂け目”のような物があることに気が付く。
俺はその裂け目に衝突した、激しい地響きが地下水路中に響くと同時にマンホールは重い音を立てながら出入り口を閉じた。