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鬼がかった強さ

地霊殿から戻る途中に鬼が絡んできた。伊吹萃香だ。星熊勇儀である。

勇儀「霊夢が魔理沙と違う女連れ込んでるなんていつぶりだ?珍しいな。おいお前、名前なんて言うんだ?」

酒を飲んでいた。神は酒の匂いだけで頭をぐわんぐわんさせていた。

神「そーいえば僕今結界張ってにゃかったにゃ〜。」

すでに呂律が回っていない。これには勇儀も驚いていた。

勇儀「酒に弱い奴はいるがこれほどのやつは初めてだな。私の真反対ということだ。よし、嬢ちゃんを運んでやれ。」

そう、萃香に伝えた。萃香は神の手を引っ張ろうとして、

萃香「うわっ、びくともしねえ。こいつめっちゃ強いんじゃないか?霊夢」

霊夢「ルーミアに気に入られて食われないくらいには強いと思うわよ?こいしを見ることができるし、さとりの能力も効かないし。」

勇儀「いいねぇ。強いやつは大歓迎だ。酒は弱いようだが、腕には自信がありそうじゃないか。現に萃香がても足も出ていない。」

神は酔っている状態で萃香に引っ張られたので逆に引っ張って自分の膝の上に乗せて撫で続けている。暴れているが、全く意に介さないで今は頭の上に手を乗せたまま眠ってしまった。

萃香「こいつ眠ったまま全く動かねえんだけど!?」

力を入れられているわけでもないのに鬼の力を持ってしても全くぴくりとも動かすことは叶わなかった。

勇儀「いいねぇ。その強さ是非一度戦ってみたいものだね。で、名前は何て言うんだい?」

霊夢「苗字は神だって言ってた。名前は、、、わからないわ。」

勇儀「なあ神。私と戦ってくれないか?」

神「スヤァ、、」

萃香「どうしよう。全く動けねえ。おい。起きろ!起きろってば。」

神「ん、、、」

じんは眠そうにしながら瞳を開けかけ、即座に目を閉じた。瞳の能力は矯正力があまりにも強いからだ。未来視、魅了、真実の瞳、千里眼(万里を見通す)、存在感知、過去視、精神干渉、解析鑑定、などなどさまざまな能力を巣の状態で持っており、あらゆるものを見通す力も備わっている。まさにチートと言ってもいい性能だ。だから寝起きで能力を間違えて使わないように目を閉じるのだ。

神「おはよ〜」

神は背伸びをした。

勇儀「起きて早々で悪いが私と勝負してくれ。」

神「いいよ〜」

勇儀は小手調べで岩が砕ける威力で攻撃を放った。神は意に介さない様子で攻撃を受けた。神の結界が相手の攻撃を優しく受け止め、跳ね返す。軽い攻撃だったためにダメージ自体はなかったが、攻撃が跳ね返されると言う感覚に驚いているようだった。勇儀はどんどん速度を上げる。神はそれを結界の中で眺め手いた。

勇儀「これならばどうだ!」

山が砕けれる威力。それですらヒビを入れることすら叶わなかった。

勇儀「どうせならあんたの攻撃も受けてみたい。ちょっと一発やってみろよ」

神「ん〜、、、」

下手したら殺しかねない。故にあまり攻撃をしたくないのだが、そう言われて待機されてしまうと動かざるを得なくなってしまう。

神「じゃあ死なない威力で攻撃するから全力で防御してね?」

勇儀はそれに応え全力で防御の体制をとった。

神「どうせならスペルカード風に。数式・零の零乗」

零の零乗は本来存在しないものだ。ないものの上にないものを乗せるという成立自体はするが正の方向のみに動くものだと絶対に到達できない値。ないものにないものを乗せて1になるという無から有を作り出すようなそんなスペルだ。そして、その1というのは計りによって変わる。もし距離に当てはめた場合1nmにも1kmにもできるのだ。ようは使用者の気分次第。何も消費しないで即死級の威力を出せるが、それ以外が脆いのが欠点のスペル。もちろん死なない威力とはいえ、軽くしてもしょうがないので、致命傷くらいに抑える。

勇儀は吹っ飛んでいった。

神「これで満足?」

勇儀「ああ。十分だ。」

そう言って勇儀は気絶した。神は零の守護を発動した。

神「彼らを守れ。零の守護」

一応詠唱をすることで威力、人数選択、性能を楽に弄れるのだが、まあ余程のことがない限り、これが破られることはないだろう。破られたらすぐにそこに向かうし。

霊夢「あんた強いじゃない!なんて能力なの?」

神「あ〜、、、僕の能力多分不持で消えちゃった。」

少し言いにくそうにしつつ応えた。

霊夢「どういうことよ。説明しなさい。」

神「持たざる者の根源。それは絶対的な消失、存在しないものだ。本来ならば、持った瞬間に存在ごと消えるんだけど、僕の性質、、、能力は特殊ですぐには消えなかった。だから他の人に助けてもらえたんだよ」

霊夢「持たざる者って、、、顔よし性格もよしスタイルよしのどこに持たざる者の要素がある!」

神「いや、、、そんなこと言われても(;ω;`)」

悲しそうな表情をした神を慌てて霊夢は慰める。しょぼんは作者が気に入っているだけなんで気にしないで。

神「次どこいくの?」

霊夢「そうね〜紅魔館に行ってみましょうか。」

次の場所は紅魔館にきまった。

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