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未知

こいしは暇していた。

こいし「あーあ。何して遊ぼっかな〜?」

玄関にはパルスィがやってきた。珍しいなあ最近来ることなかったし。ちょっとイタズラしちゃおうかな?そう考えた時に続々と後続がやってくるのが見えた。博麗霊夢と神である。

こいし「なに?あの子。超かわい〜」

息を潜める必要もないので堂々と近づこうとする。神はこちらに気づき手を振った。手を振られたことに驚いて、慌てて振り返した。だが霊夢と別の場所に行ってしまった。

こいし「、、、いま。私に気づいた?」

動揺が隠せない。効かない人は今までいなかった。そんな中自分の能力が効いていないというとそれは未知の生物という推測した。人間如きに私の能力が効かないなんてことがあるはずがない。そう自分に言い聞かせてそれでも未知に対する恐怖でしばらく動くことができなかった。脚が震える。


神は霊夢と共にこの館の主人である古明地さとりに会いにきた。途中緑髪の子が近づいてきたから手を振ったらものすごい驚かれた。霊夢がノックをする。

さとり「どうぞ。」

簡潔な了承の言葉を受ける。ドアを開けると椅子に座っているさとりがいた。そしてそれと同時に水野と同系統の能力を弾いた感覚がある。反射して一瞬相手の心の声が聞こえた。そしてさとりは苦しんでいるので結界を受け流すように変える。

さとり「、、、、今なにしたんですか、、、?」

頭痛のようだ。頭を抑えて気持ち悪そうにしている。

神「えぇっと。あなたの能力って心を読む能力でしょ?」

さとり「よく、、、わかりましたね。」

霊夢はさとりに近寄り心配そうにしている。

神「僕って一応常時結界を出してるんだけど、それが能力を跳ね返しちゃったみたいで自分の声が聞こえるみたいになるんだって。水野、、、ああ、僕のクラスメイトで心を読める人が言ってた。」

わかりやすいように説明すると能力を発動すると相手、つまり心を読まれるひと。それをマイクとしよう。そして能力を発動する側、それをスピーカーのようなものとする。そうするとマイクを持った状態なので相手は考えていることが筒抜けになる。だが今回の場合、そのマイクを反射してスピーカー本体にマイクを近づけてしまったのだ。そうするとどうなるか。増幅された音がまた思考を駆け巡り、その音がまたさらに増大され、というループに入る。そうなってしまうとスピーカーが壊れるかマイクが壊れるか。どちらにしろ能力を使った人が自爆するという状況が出来上がるのだ。、、、今回は神がすぐに対処したため何とかなったが、そうでなければじゅず(じゅ)つかいせんの五条さんとこの領域に入ったくらいのヤバさなのだ。

しばらくしてさとりは回復した。

さとり「なるほど理解しました。」

まだ少し気持ち悪そうにしているが、神との会話を再開する。

さとり「今回は私が了承を得ずに能力を使ってしまいました。すいません」

それはそれとして不気味な存在(神)に少し怯えているようだ。

さとり「ここに何の御用でしょうか?」

神「えぇっと、、、ごようと言われても用があるのは霊夢の方だし、僕は観光しに来ただけだし、、、。」

霊夢はさとりにようけんを伝えた。悟りは少し難しそうな顔をしていたが、霊夢へ感謝を伝えた。

神(一応僕がいるんだけどな〜)

そう思ったがあえて口には出さない。そして近くにいたパルスィを撫でる。パルスィは恥ずかしそうにしながら抵抗せずに受け入れていた。霊夢が伝えた要件は、最近紅魔館付近でなにやら不穏なことが起きているようで、もしかしたらこの場所にその何かが来るかもしれないというものだった。対策がしようもないことだったので困惑と、被害を聞き、ここの戦力で足りるのか不安が残ると判断したのだろう。神は終始沈黙を貫いていた。

さとり「それにしてもよく見たら可愛いですね。ここに住みませんか?」

神にそう提案する。

霊夢「ダメよ。私という先着がいながら他の人のところに行こうだなんて。」

霊夢はそう拒否の返答をした。

さとり「決めるのはあなたじゃないわ。霊夢さん。それにこいしを見れるなんて人なかなかいないわ。私としても絶対に見逃せないわ。女の子同士なら変なことにはならないでしょうし。」

神「あの、、、」

霊夢「ダメよ。仮にそうだとしても私は案内の途中なの。途中ではいそうですかというわけにはいかないわ。」

遮られた。

神「僕一応、、、」

さとり「あら。それなら私が変わってあげてもいいわよ?巫女さんはやることが多くてたいへんでしょう?」

また遮られた。

霊夢「それこそ幻想郷に住むと決めた子の安全を守るのも巫女の役目よ。」

口論が白熱していく。実際、女の子らしい顔立ちで白を基調とした服を着ているのだ。しかも今回は袖が透明なタイプのを着ている。神の普段着なのだが、それがどうしても女性らしさを感じさせるデザインになっているのだ。まあ別に今は無性で男じゃないから着ても問題ないのだが、元男としてはどちらかというとかっこいいという方向で見てほしいのだ。可愛いを連呼されるとまあ嬉しいのだがうーん、、、。という感情が出るのだ。そして落ち着いた頃に僕元男なんだけど、、、。というとものすごく驚かれた。そしてしばらく後に元と言うところに疑問を持たれ、今は無性だと伝えた。

私こと作者、恋愛系統の話をあまり見てこなかったのでよくわからなかったんですよね。最近youtubeで茶番劇を見ているので、そういう言い回しをするのか。と、勉強させてもらっている。

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