ちれーでんいくぞ!!
ルーミアは妖怪である。それゆえの本能が博麗という名の力に恐怖を持つものだ。、、、そう。持つはずなのだが、、、ルーミアは博麗霊夢の家の縁側で座っていた。神の膝の上に。つまりどういうことか。神>>>>>>>>>>>>中略>博麗の力という感じらしい。神に撫でられて気持ちよさそうにしているルーミアを見て平和を感じる霊夢だった。
霊夢「そうそう。幻想郷を案内するけどこ行きたいとかあるかしら?」
神「?」
霊夢「??」
神「いや、別に僕場所の名前を全て知ってるってわけじゃないんだけど、、、。」
霊夢「あ、そうね。なんか忘れていたわ。」
霊夢はとりあえず紅魔館と地霊殿のどちらに行きたいか聞いた。
神「、、、。名前聞けばわかる訳でもないんだけど、、、まあ地霊殿かな〜」
霊夢「わかったわ。準備しなさい」
ルーミア「ここから動きたくないのだ〜」
霊夢「そんなこと言わないの!一応お客さんなのよ?」
ルーミア「はーいなのだ、、、。」
神が運んであげようかと聞いたが霊夢に却下されてしまった。なにがダメかって、運び方もだ。もというのが疑問にお姫様抱っこしようとしていたというのだ。神は仕方なくおんぶしていたが霊夢はなんか神の近くに人(妖怪も含む)がいるのが気に食わない。という謎の感情によりルーミアはお留守番を喰らったのだった。
地底に着いて。パルスィが神に絡んできた。というかヤンデレみたいになっていた。どうしてこうなったのか。少し前に遡る。
神「へ〜ここが地底か〜」
パルスィ「顔がいいそしてスタイルもいいそして友達まで連れている。こいつが妬ましいわ。」
神「こんにちは〜。」
パルスィ「こんな私に挨拶をするなんて、、、なんてイイ娘なのかしら。ああ、妬ましいわ。」
この発音がおかしい気がしたが、神は一旦気にしないことにして、聞いた。
神「地霊殿ってどこだかわかる?」
霊夢はなんか事件があったらしく帰ってしまったのだ。
パルスィ「あああああ、、、妬ましい妬ましい妬ましい」
神「もしかして困ってるの?迷子だったりする?お兄さんが探してあげようか?」
お兄さん?と一瞬止まったが、お姉さんの聞き間違いだということにした。
パルスィ「いくら綺麗でも全くの曇りがないなんてありえないわ。今はそんな顔をしているけど私が能力を使えば、、、」
神に能力を使った。嫉妬心を操る程度の能力。その程度と舐めてはいけない。嫉妬心は目を盲目的にし、その視野を狭めてしまう。感情的になるのだ。そしてその嫉妬の心はパルスィの力の源であった。神はその攻撃を受け少し顔を歪めた。
神「ハックシュン」
小さなくしゃみが響いた。ほんとに小さかった。顔を歪めても可愛い。
パルスィ「なんで能力が聞いてないのよ!?」
神「?」
当然のように効いていなかった。
神「仲良くしようね!」
笑顔を向けた。それだけでパルスィの妬ましいという感情が吹き飛んでいった。同時に少しの弱体化が起こる。
パルスィ「ち、力が、、、。」
神「僕ここにきて初めて友達できたんだ〜よろしくね!」
パルスィはハートを撃ち抜かれた。結果ヤンデレっぽい感じになっていた。
神「地霊殿に案内してほしいな〜」
パルスィ「私という人がいるのにまた新しい友達をつくろうなんて、、、」
神「今日は観光するの。パルスィ一日中になるけどお願いしていい?」
パルスィ「ええ。もちろんよ。、、、不本意だけれど地霊殿の主人にも用があったし。ついでに案内してあげる。」
神「ほんと!ありがと〜」
パルスィ「ついでよついで!」
ヤンデレじゃなかった。なんだっけ?、、、あ、思い出したツンデレってやつか。(作者が忘れてどーするよ。)というわけで地霊殿に向かった。地霊殿では何が起こるのだろうか。
作者若いくせに物忘れしてお姫様抱っこのことをお嬢様、、、なんだっけ?となっていた。ギャグじゃないよ!?しかもほんとのことだからたちが悪い。