イミナイネ
どんなチートでも勝てないような人間に挑むなんて命知らずダネ。やっておしまい！神さん！！(´・∀・｀)
あ、神と書いて苗字でございます。じんと読みまする。
神は思った。なんか光球飛んできたな〜と。神は防ぐ気も無かったが、光球こと夢想封印が飛んできた瞬間神の結界、、、孤高の牢獄という結界擬きに当たった瞬間に消えてしまった。
霊夢「！！何をしたの！？」
いや、何もしてないが。
霊夢(こいつ、、、何考えてるかわからないわね、、、。しかも目を閉じていて感情が見えないわ。いきなり夢想封印撃っちゃったけどまず侵入者かどうかを確認するべきね。)
霊夢「あなた、、、ここがどこだか理解しているのかしら？」
神「森。」
そうじゃない！！
霊夢「聞き方が悪かったわ。この世界がどこだか理解してるのかしら？」
神「幻想郷」
理解しているのね、、、。
霊夢「何をしにきたの？」
神「遊びに？」
霊夢「侵入者。ということなら退治するしかないわね。少し手荒になるけど覚悟しなさい！！」
神「、、、侵入者じゃない、、、。」
そんな声は霊夢の声にかき消された。(´・ω・｀)いとわびし(意味 とても悲しい。)
霊夢「夢想転生」
霊夢は世界から浮いた存在になった。相手の攻撃が通らない存在となったのだ。
神「岡村も同じようなことしてたな〜」
神には割と見慣れた光景だった。
霊夢のパンチは山をかち割るくらいはできる。神はそんな攻撃を受けて平然としていた。結界で受け流していたからだ。
霊夢「結界を使うなんて卑怯よ！！解除しなさい！！」
あまりにも攻撃が通用しないのでそんなことを言い出す。神は結界(手加減用)を解除するべきか悩んでいた。下手したら殴った方が手を痛めてしまうとこもあるくらいだ。まあある程度実力差がわかればいいか。と完全に脱力した状態で結界を解除した。
霊夢「油断したわね！！」
神に攻撃が命中する。その瞬間にはすでに霊夢の頭の横に神の足があった。寸止め。目に見えないほどの速度で動いたそれは、霊夢の感が働くことすらさせずに不自然に動き、不自然に止まった。加速するまでの過程がなく、減速するまでの過程もなかった。霊夢は冷や汗を流していた。もしあれが当てる気だったのなら、、、、。当然のようにR15な状態になっていただろう。首から上がポーンと飛ぶのが簡単に予想できた。(作者ぁさっきから怖えよ！もっと優しめな状態にせい！！ということを作者は自分に言い聞かせる。)霊夢はそれを理解しながらも幻想郷を守るために神から距離をとった。神は殴られたというのにダメージすらない。
神「、、、もう、そろそろやめてよ！」
少し怒った口調でその言葉を発してしまった。神の怒りのオーラを感じ取り、世界が敵を殺すために動き出す。霊夢は急な孤独感に苛まれる。全ての事象がそっぽむくようなそんな感覚を感じ取ったのだ。森が急激に根を張り、霊夢を絡め取ろうとする。霊夢は空を飛び回避を始めた。鳥が空から攻撃を始める。豪雨が霊夢のところにだけ振り、雷が集中砲火される。霊夢だけ重力が極端に重くなり、地面が割れ、霊夢を飲み込もうとした。
霊夢「二重結界！！」
二重結界を張ったがそれを破られるのも時間の問題だ。そんなときに、、、
神「ちょ、ちょっと！？ストーーップ！！」
みんなを止めた。少し怒った感じで言った。
今度は宇宙が感じ取り、星が霊夢に向けて振り始めた。
神「ダメだよ」
ぷんぷんと怒った感じでそう言った。全ての事象はしょぼんとしていた。
神「でも僕のために怒ってくれてありがとう。」
星は帰っていった。雲は散ったし、鳥は元の場所に戻った。重力は元に戻り、地殻変動は無かったことになった。
神、、、攻撃する意思が無くっても世界が攻撃するほどに愛されている人間。そんな人間に勝てる存在はいない。
霊夢「なんなのよ！？あなたは！！」
霊夢の叫びに神は
神「僕は神だ。」
と言った。だからそうじゃねえって！！
霊夢「、、、。まあいいわ。もう敵わないってわかったしね。」
神「ねえルーミア〜大丈夫？」
ルーミア「大丈夫なのだ〜お兄さん強いのだ〜」
神「お兄さんは強いんだぞ〜♪」
霊夢「人の話はちゃんと聞きなさい！！はぁ、、、あなたこれからどうするの？現世に帰るのかここに住むのか。」
神「しばらくはここに住む〜」
ルーミア「わは〜」
ルーミアも喜んでいる。外は夕暮れに近づいてきていた。森で迷うから、、、。
霊夢「ここに住むのなら私の家に来る？ちょうど片付け手伝ってくれる人を探していたのよね〜」
神「ルーミアはどうする？」
ルーミア「ルーミアは退治されたくないのだ〜」
神「僕が絶対に守って見せるよ。」
ルーミア「お兄ちゃんかっこい〜」
霊夢「はいはい。わかったから。で？」
神「住むかどうかは別として手伝うよ〜」
神の無意識のイケメン発言。ルーミアは喜んでいる。
霊夢「あ、そう。なら手伝ってもらうわ。」
そんな感じで霊夢についていくことにした。神は食べる必要も寝る必要もないのだ。だから住むかどうかは別として。まあ結局酒に酔った霊夢が無理やり留まらせたんだけど。神は霊夢がねている間片付けをしていたゾ。ええ子や。
岡村 ナルシストにして空間系統時空系統の使い手。まだこの時期は使える程度だ。つまり霊夢と同レベル。他は霊夢に負けてるしそこまで強くない。どの世界に行っても見つかってしまう頭おかしい範囲の地獄耳を持っている。別世界のどこでどんな人が落とし物をしたかを聞き分けれる。本当に意味がわからない。
