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第三十七章 主人公VSスライム その6

 アラトはあとになってギリコから説明を聞き、最後の出来事を理解することになる。


 最後にアメスライバをほうむったのは、もちろんアラト自身。


 よって、勝者はアラトだ。


 何が起きたのか?


 急に飛来したエネルギーの塊は、アラトがずっと右手に装備していた『精神制御脳波誘導ハンドレーザー銃』から発射されたレーザー弾だ。


 精神制御脳波誘導ハンドレーザー銃の性能は以下のとおり。


・アラトの脳波に同調して、『アレを狙って撃ちたい』と考えるだけで自動的に発射される。


・ターゲットを目視し思考で指定するだけで、発射されるレーザー弾が自動追跡し、誘導ミサイルのようにヒットさせる。


・破壊力は『ターゲットを破壊したい』という意志に比例する。


 今回アラトは、ハンドレーザー銃を最初からずっと無意味と思って使わなかった。破壊力が乏しいからだ。


 ふだんの破壊力であれば、アメスライバを蒸発させるほどの威力ではないが、100時間という長い間に蓄積した破壊の意志が、想像を絶する大きさのレーザー弾を生んだ。


 そしてターゲットのアメスライバをずっと意識していたことにより、敗北寸前で防衛本能が勝手に反応して無意識にレーザー弾を発射したというのだ。


 つまり床に転がっていたハンドレーザー銃がアラトの手元から離れていたにもかかわらず、勝手に発射して都合よく仕留めてくれたわけだ。


 とんだご都合主義もあったもんだと思いつつ、『絶対勝つ!』という意志が天に届いて良かったと、アラトは神に感謝した。


 尾暮新人、敗者復活により第二回戦進出!



 シーズン2に続く。



【シーズン2予告】

 『インスパイアリング・リスペクツ―マルチバース・コロシアム―』シーズン1が終了しました。

 シーズン2は、2025年8月中旬頃に投稿開始予定です。

 最初に述べている通り、シーズン2を含めて執筆完了していますので、決勝戦の結果含め、物語は必ず完結します。


 アラトとギリコの今後の活躍と、二人の関係がどのように変化していくのか、楽しみにしていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!


2025年6月 なんちゃってAI小説家

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