ミカエル・ティファレト
この天界には大体20年の周期で寿命が100年しかないはずの人間が全く変わらぬ姿で現れるとかないとか。。。
さらに現れるのは決まって夜。
寝静まったクロスブルーの街を。。。
その人間はサタンと共に徘徊して。。。とある館に向かうそうだ。
定かではないが人間の目は闇を見ると。。。。。
瞳孔が開くらしい。。。。。。。。。。。。。。
まるで闇を物欲しそうに見るとか見ないとか??
その人間に出会ってしまったら最後。。。。。。
どんなに強い翼族でも、ブロンズ像にされてしまうとかないとか。
天界のクロスブルーの都市伝説である。。。。。
メランダスの彼女
要は天使も寝ろって事である!
ネロ
ネロっ←ローマの王
寝ろぃ
・・
寝ろって事だ!
メランダス
てめぇもブロンズ像にしてやろうかぃ!!たくっ!
VSオファニム
ミカエル様の家は元老院の中央にあり、姿は見かけないがルシフェルの住居もある。
ルシフェルはその部屋を大量の本置き場にしていて元老院の外の仮住まいに住んでいるとか。
事実、元老院には主席の部屋が2つある形。
ミカエル様は自分のスペースをを膨大な植物の植木鉢と科学室にしてしまっていらっしゃるとか。
いつか、あのスペースのうちの片方に住んで、ミカエル様と。。。その為には。。。
ミカエル様とあのルシフェルの2人のBL説までも囁かれている。
元老院では薄い本が密かに出回って居る。
メランダスの差し出したのは薄い本だった。
メランダス
どっちみたい?
ルシフェルとミカエルの方?
メランダスの彼女
やめて、せっかく作り上げてきたまともな仮面が取れる。
メランダス
まあまあ、試しにルシフェルの方に何描いてあるか見ようぜ?
メランダスの彼女
まあ、ルシフェルなら。。。
メランダスの彼女はルシフェルの方を受け取った。
ルシフェルが攻めで誰受けだろう?
へー。
ミカエルがルシフェルをサディスティクに責めてルシフェルが可愛く。。。
メランダスの彼女が爆笑している声が上がった。
<左目でそれを覗くミカエル・ティファレト>
その手の変な本が多いことは知っている。。。
メランダスの彼女
で? 逆は?
ミカエル・ティファレト
結局見るのか!
メランダス
ホイ、コレ。
ルシフェルがミカエルをまあ、定番のフライパンだわな、なに?
ル とうぎじょうではよくもやってくれたな。。。お前がここを好きなこと知って(略)
メランダスの彼女
ああ、ブルーだな。
ナヘマー事件の時を思い出す。
見なきゃよかった。
ミカエル・ティファレト
メランダスの彼女!!
いっておくがわたしにそんな性へきはない!!
メランダスの彼女
絶対に言えないからナヘマーなんだよなぁ。。。
旧世界にアレを置いてきて成長を待ってるけど。
ミカエルも黙った。
ナヘマーのマッサージ機…。
メランダスの彼女
で?
他は?
メランダス
こんなものもあるぞ?
メランダスの彼女
見せて?
メランダスの彼女
えらく優しそうな女とミカエルが。。。
普通の書物じゃない?
メランダスの彼女
これ本当に薄い本なの?
相手の女誰かな?
メランダス
オファニム。
メランダスの彼女
やっぱり薄い本だった。
名前をつけてヘマしたな。
だからナヘマーなんだよ。
なっへまー。
ミカエル・ティファレトはメランダスの彼女のくだらないジョークに笑った。
さて、朝からけっこうディープなもの見ちゃったけど。
ルシフェルからお呼び出しを食らってるんだ。
行こうか、メランダス。
メランダス
はいはい。
メランダスの彼女はバラ園にきた。
ルシフェルの陣域は青い薔薇だ。
ルシフェル・ダアト
土があるのはこの公園だけだ。
あとはサファイアかアレクサンドライトのみだ。
メランダスの彼女
薔薇しか生えてないんだね。
薔薇は世話をしなくても特定の気配を感じると生える。
ルシフェル
わたしの領域には青か水色、藍色、白、稀に黄色のみしか咲かぬ。
ミカエルの方は赤が圧倒的に多く、後は黄色か白だな。
メランダスの彼女
ピンクや紫は?
ルシフェル
見かけぬ。
メランダスの彼女
ふうん。
ルシフェル
メランダスの彼女。
覗いてみるか?
メランダスの彼女。
ああ、じゃあ。
せっかくだし。
霧が出てきた。
ルシフェル・ダアト
心配いらぬ、ただ少し金属片が降ってくる事を注意せい。
3人はおかしな場所に迷い込んだ。
ルシフェル・ダアト
ぬ?!
ルシフェルは鬱蒼とした薔薇の空間に気がついた。
まず、葉っぱが全て黒い。
メランダスの彼女
うわなんか陰鬱。
誰の空間、ルシフェルの?
絶対にミカエルのじゃないことだけわかる。
???
少し含ませて頂きました。
彼女が現れると現れるその幻の空間に?
まとめて2人とも消えて頂きましょう。
全てが消えて頂いた後は私が全面的にミカエル様を支える後釜になりますから。
ルシフェル・ダアトとメランダスの彼女は霧からろくでもない惚れ薬の香りを感じ取った。
薔薇が帰り道を塞いでしまった。
これって!
ルシフェル
惚れ薬だ。
メランダス
旧世界にもある。
上流階級か特定の暗殺部隊以外は出回らん品だ。
ルシフェル
剣を抜けい、メランダス共。
下手したら興奮した薔薇に絞め殺されるぞ!
メランダスはメランダスの彼女に目隠しをした。
メランダスの彼女はクローンブレードを抜いた。
メランダス 回避率を極限まで上げてやる!!
ルシフェル・ダアト
成る程な、ピアスを通じて見るわけだな?
全ての空間を!!
メランダスは2人に回避率を上げる邪眼を施した。
案の定、バラの蔓が2人を捕まえようとして襲いかかる。
ルシフェルたちは剣で薔薇を切りながら出ようともがいた。
ルシフェル・ダアト
発狂ものだな、全く。
出口は無いぞ。
まるで、セフィロトのダアトやクリフォトのダウトの様に?
???
メランダスの彼女、そこから出ようとするな。
薔薇が本当にして欲しいことを聞け。
メランダスの彼女
ナヘマーの声だ…。
ルシフェルにも聞こえていた。
ルシフェルは飛んできた薔薇の蔓を片手に掴んだ。
そして自らの血を含ませた。
薔薇は全ての動きを止めた。
ルシフェルは代わりに薔薇から惚れ薬をふくまされた。
メランダスの彼女は薔薇に捕られた。
ルシフェル・ダアト
…仕方あるまい。
メランダス
ほほう?
まさかな?
ミカエル&メランダス
oh? まじないだろうなそんな事??
ルシフェルは捕らえたメランダスの彼女の前立った。
メランダスの彼女の下腹部に薔薇の蔓が忍び込む。
メランダスの彼女
ん!
ルシフェル・ダアト
極力声を上げるのを控えよ、メランダスの彼女?
薔薇の棘は意外なことに角が丸くプラスチックの様な感じだった。
メランダスの彼女は目隠しをされて居る。
空間が真っ暗だ。
柔らかい棘は大事な場所を丁寧に痛ぶった。
喘ぐなと言う方が無理である。
メランダスの彼女は我を忘れて喘いだ。
ミカエルに丸聞こえである。
ミカエルの頭にガンガンメランダスの彼女の喘ぎ声が響く。
ルシフェル・ダアト
いい加減鳴き声がやかましい。
メランダス共の淫部から退け、蔓共。
ルシフェル・ダアト
…一回だけだぞ。
ルシフェルはメランダスの彼女の膣に自身を突き立てた。
ルシフェルはメランダスの彼女がこれ以上叫ばない様に口を塞いで舌を入れた。
キスの音がミカエルの耳に生々しく響いた。
ミカエル・ティファレトの中に激しい嫉妬が渦巻いた。
メランダスの彼女の目隠しが取れてルシフェルを映したのと同時にミカエルとメランダスの彼女は達してしまった。
ミカエル・ティファレト
そっちの方がいいのか!
メランダスの彼女!!
黒バラの描かれた黒いカードが出現する。
the fairly tale
ルシフェル・ダアト
やはり案の定そうか。
これはクリフォトのカードだな?
メランダスの彼女
そうみたい。
メランダスの彼女の瞳がカードを写した。
ミカエルはふと思った。
よく考えれば、ルシフェル・ダアトとメランダスの彼女は種族や性別を超えた同一人物である。
全員の頭に浮かんだことは。。。
まあ、そうですよ、コレ。
ルシフェル・ダアトとメランダスの彼女のこの状況は。
種族や性別を超えた自慰。
ミカエル・ティファレトはがっくりとうなだれて複雑な気持ちになった。
ルシフェル・ダアト
2度とせぬ。
ルシフェルが周囲から勉強を押し付けられていてミカエルが好き勝手を働いていた高校時代。
ルシフェル・ダアトは前髪を垂らしておばけの様に暗い男だった。
なあ? ルシフェルちゃん?
あれ、やったことあるか?
マスターベーション?
暗いルシフェルは一言だけ呟いた。
ルシフェル・ダアト
…嫌いなんだ、そう言うの、宿題頂戴。
周りは大爆笑していた。
高校時代、ミカエルがルシフェルに突っかかる一言を作ったきっかけの言葉だった。
ミカエルはそれも知っていた。
薔薇が退いて霧が晴れた。
見事な黒バラの空間でピンクや紫もあった。
ルシフェル・ダアト
貴様の空間の様だな、このこじんまりとした黒薔薇の空間は。
ミカエルが姿を見せた。
ミカエル・ティファレト
その空間は私が寝込む時以外には出現しないかも知れない。
メランダスの彼女は真っ赤になって顔を背けた。
ミカエルの顔を見れるはずもない。
ルシフェル・ダアトが庇う様に立ち塞がった。
ふん、ミカエル。
貴様、最近周りで変わったことがないか?
ミカエル・ティファレト
例えば?
ルシフェル・ダアト
女の態度が急にかわ…。
???
ミカエル様、こんなところにいらして。。。
体調はよろしいの?
案の定な。
オファニムだった。
ルシフェルはすぐに気がついた。
ルシフェルはメランダスの彼女を自分の仮住まいの一室に飛ばした。
メランダスがその場に寝っ転がった。
(あの女に望みのものを見せてやる。)
メランダルザナイトメアイリュージョン。
オファニムは転がっているメランダスの元まで走って来た。
オファニム なんの理由かは知りませんが可哀想に。・・
早く埋葬してあげましょうね。
メランダスの彼女
うわ…。
ここのオファニムも。
メランダス&メランダスの彼女
望みのものが私の死体とはねぇ?
姉
えぐいねぇさんだな?
メランダスの彼女はルシフェルの部屋にいる。
フィーネが入って来た。
フィーネ
おい! なんでルシフェルの部屋にお前が居んだ!?
メランダスの彼女
フィーネ、ここは?
フィーネ
その様子だと素だな?
ここはルシフェルの仮住まいだ。
元老院だが、私有地だ。
フミルが姿を見せる。
フミル
お茶にしましょうか。
理由がありそうですから。
フィーネはメランダスの彼女の襟をつかんだ。
フィーネ
お前の肌からルシフェルの付けてる香水の香りがする、さてはお前、ルシフェルと契ったな?
メランダスの彼女
勘弁してくれ、もう沢山だ。
フミル
フィーネ、あの方が仕事でお疲れの時、どんな姿をしてらっしゃいますか?
フィーネの目に仕事で参っているルシフェルと同じものが映った。
フィーネ
…勘弁しておいてやる。
背筋が凍るわ!メランダスの彼女。
そんなのが2人もいたらたまらん!
たくっ!
ミカエルは左目に映ったフミルを見た。
メランダスの彼女
察してくれ、箱庭の主フミル。
いいや?
箱庭のコネクトを持つ王、フミル・ウロボロス、Anknownの王。
ミカエル・ティファレト
なんだって?!
ルシフェルの愛人だということは知っていたが、いつも隅にいる大人しくてあの目立たない子が?!
クロスブルー傭兵部隊の総元締め。。。だったとは。。。
メランダスの彼女
フミル・ウロボロス…怒らせるとこわい月娘殿。
フィーネ
あいにくルシフェルの正妻は私だ。
今日は仕方なかったとはいえ、手をこれ以上出したらお前をミンチにするぞ。
ミカエル
(ルシフェルなら傭兵部隊の総元締めを政略として選ぶのが筋のはずだ何故?)
メランダスの彼女
フィーネ、お前の秘密は誰にも言えない。
察してくれ!
フィーネ ゴマ
わかった勘弁してやるよ、護摩娘。