2.ひとりかくれんぼについて
「ひとりかくれんぼ」とは、2000年代後半に某巨大掲示板を中心にかなり話題になったある種の遊びである。言ってしまえば降霊術で、誰にでも気軽に行えるという点では「こっくりさん」にも似ている。
〈準備〉
1.ぬいぐるみに名前(仮にAとする)をつけ、切り込みを入れて中のつめものを抜き出す
2.1のぬいぐるみに米と自分の体の一部(髪、爪など)を入れる
3.ぬいぐるみの切れ込みを長めの赤い糸で縫い合わせる。余った糸はぬいぐるみの体に巻き付ける
〈遊び方〉(遊ぶ人の名前をBとする)
1.午前3時なったらぬいぐるみに「最初の鬼はB」と三回言い、ぬいぐるみを水を張った風呂桶に沈める
2.家中の電気をテレビを残してすべて消し、テレビに砂嵐の画面を映す
3.目を瞑って10秒数えたら、刃物(ナイフやガラス片など)を持って風呂場に行く
4.ぬいぐるみに「A見つけた」と言い、刃物を突き刺す
5.ぬいぐるみに「次の鬼はA」と言い、Bは塩水を持ってどこかに隠れる
6.隠れて気が済んだら塩水を少し口に含み、隠れ場所から出る
7.ぬいぐるみを探し出す
8.コップの残りの塩水をかけてから、Bの口の中の塩水をかける
9.ぬいぐるみに「私の勝ち」と3回言い聞かせる
〈注意点〉
・5.で隠れる時間は、長くて2時間
・ぬいぐるみが風呂桶にいるとは限らない
・ぬいぐるみを探す間にどんなことがあっても8.以前に口の中の塩水を吐き出してはいけない