第二話 局地紛争
韓国海軍の釜山が攻撃を受けていた頃、、、
「艦長、これで良かったのですよね。」
「ああ、これで良かったはずだ。それに、警告はしっかりとした。まあ、撃たないと思っていたようだがね、」
「自業自得ですね。」
そう話していたのは海上自衛隊所属もとい、海賊船となったあたごの艦長の長波1佐と副艦長の早坂3佐であった。
「この後はどうなさいますか?艦長。」
「予定通り30分後、降伏勧告が受け入れられなかった時に備えて主砲の射撃準備を。まあ、降伏してもしなくても、あの忌々しい違法建築には砲撃するのだがね。ああ、それと上陸隊の準備を済ませておいてくれ。」
「かしこまりました。日本と韓国、それに世界に衝撃をもたらさなければ、、、」
一方その頃独島では、、、
「どうする、降伏するか?」
「いや、釜山を沈めた船だぞ!降伏しても助かる保証は無い。」
「いや、俺は逃げるね。こんなところで俺は死にたく無いんだよ!」
「おい、待て時宇!まだ決まったわけじゃ、」
パンッ
「時宇?」
上官に背後から撃たれた時宇は血を流して、うつ伏せになって倒れた。
「勝手に行動するな。ここの指揮官は私だ。」
「時宇!時宇!
おい、しっかりしろ、死にたく無いんだろ!」
思わず時宇に駆け寄る。
だが、
「だから勝手に行動するなと言っているだろう!!!
ここの指揮官は!私ダァ!」
パンッ、パンッ、パンッ、
その時、その場にいた全員がわかってしまった。
“”ああ、この指揮官、錯乱しているな。“”
と、、、
釜山撃沈から数十分後、、、
ー韓国政府ー
「大統領、先ほど、我が国の釜山が攻撃を受け、撃沈されました。」
「釜山が!攻撃を受けただと! 民間人の被害は!」
「都市ではなく軍艦です! ですので民間人の被害は無いようですが、攻撃を受けた釜山は撃沈され、多くの兵士が犠牲にあったと連絡が、、、」
「はぁ!?撃沈されただと! 日本が攻撃してきた! 直ちに報復しろ! 直ちにだぁ!」
「落ち着いてください!大統領! 攻撃してきたのは日本ではなく海賊です! それに、まあ、火に油を注ぐ形になりますが、侵入禁止のエリアに入ったがために攻撃されたので、責任も我が方にあると思うのですが、、、」
「とにかく報復だ! ほ!う!ふ!く! 報復しろ〜!」
ー日本政府ー
「総理。10分ほど前、海賊船を名乗っている海上自衛隊のあたごが韓国海軍のフリゲート艦「釜山」を撃沈。多くの犠牲者が出たと報告が上がっています。」
「あ、マジで。 え!?本当か!?」
「本当です。現在、統合司令部や防衛省など、各種へ連絡を行っています。また、すでにメディアなどに情報が出ているものと思われており、直ちに会見の準備を進めています。こちら、台本です。」
「いったい、なぜ私が総理の時にこのような事が起きるんだ、、、」
、、、、、、
「只今より、芦田内閣総理大臣の緊急記者会見を行います。始めに芦田総理大臣から発言があります。それでは総理、よろしくお願いします。」
「はい、えー、まず現在、竹島で日本国海上自衛隊所属の護衛艦が突如、海賊船を名乗り、竹島近海を海上封鎖いたしました。その後、接近してきた韓国海軍の釜山を攻撃し、撃沈。乗っていた多くの兵士が死傷したと報告されています。
今のところ、日本人や諸外国の人々の被害は確認されておりません。
現在、韓国やアメリカ、その他諸外国と協議を挟み、解決に臨む所存です。
最新の情報が入り次第、折って開示を行います。
質問等は控えさせて頂きます。」
「それでは、今回の記者会見は終了させて頂きます。」
「「!?」」
「総理!韓国艦を撃沈されたと発表がありましたが韓国側からの発表はありませんが、」
「総理!今回の問題をどう捉えられていますか!総理!」
すたこらすたこら、、、
ー韓国政府ー
「死ね!日本!」
「落ち着いてください!大統領!」
「勝手に報道すんなやぁ! 死ね日本ん!」
ーアメリカ政府ー
「日本と韓国には仲良くしてもらいたいところなんだがねぇ。まあ、なんとかなるだろ。」
ー北の国ー
「、、、、、、」
ー中国ー
「互いに潰しあってくれ! 全面戦争まで行ってくれればその間に台湾と尖閣に、、、」
あたごによる竹島への降伏勧告から30分後、、、
ー海賊船あたごー
「出てきませんねぇ、白旗すら上がっていない。」
「降伏する気はないようだな。よし、攻撃準備!」
「ん?艦長、待ってください。白旗、上がったようです。」
「、、、そうか。作業艇を送っておけ。一応、“ヒト”を載せておけ。」
「あぁ、了解です。まあ、万が一ということですね。」
ー独島ー
「そうだ、白旗を掲げておけ!」
「こ、小型艇接近してきました、」
「ミストラル(フランス製対空ミサイル)発射準備!」
「しっかり油断しているようだ! 1人でも多く道連れにしろ!」
「上官、白旗を掲げた後に攻撃するのは条約違反では、」
「知るかそんなもん!」
「接近してきています、」
「よーく、引きつけろよ、いまだ!打ち込んだレェ!」
プシュ、プオーッー
ー海賊船あたごー
「命中!」
「やっぱり降伏する気ないじゃん!」
「はい砲撃手〜、射撃。」
ドンッ
ー独島ー
「ギャハハハハ!やっってやったぞ!」
「「、、、ん?」」
「「に、逃げ、」」
「ザマあみろ! 日帝ガッ、」
ドンッッ、、
黄色い閃光がした思ったその時、その場にいたほとんどが、赤い何かを飛ばしながら、吹き飛んだ、、、
この作品、あんま韓国人とかに見せないほうがいいな、、、
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