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この弟子、チート級の実力

ようやく‥ようやくここまで辿り着いたと言うのに‥


目の前に広がるのは多数の魔物の群れ。その数およそ5000。


「ラージハルト!くそっ!!」


前衛で巨大な盾で魔物の攻撃を受けていた豪腕の戦士が弾き飛ばされる。


「フィル!ラージハルトにヒールを、リルルは僕にバフを頼む!ライトには申し訳ないが敵のヘイト取りを!!」


俺達のリーダーであるハイドの怒号の様な指示が飛ぶ。普段は優しく穏やかな男の焦った表情。それ程までに状況は厳しいと言うことだ。


「「「了解」」」


最強パーティーと呼ばれている俺達は流れるような連携を行いすぐに指示を受けた行動を開始する。ヒーラーのフィルは俺とハイドに継続するヒーリングを掛けながら倒れて動かないラージハルトへのヒールを掛け、サポーターのリルルはハイドへのバフとは別に同時進行で俺にもバフを掛けてくれている。そして、ハイドも極力敵を引き付けながらラージハルトの元へ。


流石最強パーティー。指示された以上の事をやってのけている。さて、俺も自分の仕事をまっとうしなくては。


モンスターは先に魔導士や治癒士を狙う傾向にある。早めにスキルでこちらにヘイトを向かせないとな。


「ヘイトアップシールド発動!」


俺の体が淡い光に包まれ、一斉にモンスター達の目がこちらを向く。次の瞬間フィルとリルルの元へ向かっていた約7割のモンスターはこちらへと攻撃対象を変えてきた。


やはりラージハルトの用にほぼ全てのヘイトを向けさせるのは無理か‥とりあえず向こうはハイドに任せて俺は自分の身の事を考えなくては‥



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