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どうやら、魔王に召喚されたようです  作者: 蜂蜜
0 どうやら、召喚されたようです
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閑話─魔法紹介─

霞の魔法を紹介します。


 魔法霧散(キャストブレイク)・魔法


 形式:玉


 性質:霧散・凝固


 特性:サッカーボール程の大きさの霧が集まったような玉を形成する。【霧散】の性質により、玉を形成したとたんに、その場で散り散りになってしまうが、【凝固】によって、形を保っている。

 触れた魔法を大きさや規模に関わらず分解し、霧散させる。ただし、大きすぎる魔法は、崩すまでに時間がかかるため、間に合わない場合は、避けるか受け止めなければならない。


 裏話:霞はこれを体に纏ったり、右手に集めたりしようとしたらしいが、上記の欠点によって、諦めたようである。



 過程喪失(ドロップタイム)・魔術


 形式:膜


 性質:隔絶・霧散・固定


 特性:薄い透明な膜を纏う。【固定】によって、とばす前の地点と、とばす後の地点を確定させる。【霧散】によって、点と点の間の距離を霧散させる。空間の跳躍による体への負荷を、【隔絶】によって遮断する。いわばテレポートのようなものだが、それは行う行動が、移動であった時。例えば、剣を振るう時。降り払い始めてから、相手の体に接触するまでの時間を短縮させる。

 あくまで時間を短縮しているだけなので、体力の消費は、使わなかった時と変わらない。


 裏話:これを、調子に乗って使いまくった霞は、次の日凄まじい筋肉痛になったようだ。そして、テレポートを開発すると決めたようである。



 重力断絶(ゼログラビティ)・魔法


 形式:霧


 性質:断絶・集積


 特性:魔法の霧を生成し、自分の周りに集める。

 これにまとわりつかれている間、重力から解放される。

【断絶】により、重力を切り離す。そのままだと、霧が広がってしまい、効果が薄くなってしまうため、【集積】によって1点に集めている。


 裏話:霞は空中移動を考えていたが、空中での推進力が作れず四苦八苦していた。果たして作ることは出来たのだろうか。




 空間断裂(オールスラッシュ)・魔法


 形式:刃


 性質:固定・断裂


 特性:空間断裂などとたいそうなことを言っているが、厳密には空間まで斬っている訳では無い。あくまで切断部位の繋がりを斬っている為、なんでも斬れるのは確かなのだが、そこまでのイメージを与えていないため、空間は斬れない。

【断裂】はそのまま、【固定】によって切断部位を固定するため、霞が解除するまで切り裂かれたままだ。


 :霞が試し斬りに使用したのは城の壁。振り下ろしてみたところ、綺麗に切れ込みが入ったと言う。霞はこの事を誰にも言っていない。



 意識操作(マインドコントロール)・魔術


 形式:霧


 性質:霧散・結合・書き込み


 特性:読んで字のごとく。

【霧散】で意識を散らし、【書き込み】によって、相手の意識に干渉し、指示などを書き込んだ後、【結合】によって意識を戻す。


 裏話:実験台となったのは龍地。シリス達の前で不思議な踊りを披露した。その日は霞と龍地の鬼ごっこが寝るまで行われたそうだ。



 除去球体(イレイズドーム)・魔法


 形式:膜


 性質:霧散・放出


 特性:自分を中心として、ドーム状に広がる膜を展開する。展開が終了したと同時に霧散する。効果自体は魔法霧散(キャストブレイク)と同じで、膜の通り道にあった魔法を霧散させる。

 発動から終了までおよそ2秒程。

 最大展開規模は、魔術ありきだと20メートル。魔術なしだと5メートル程。


 裏話:射程こそ短いが、速攻性が強い。霞は嬉嬉として纏おうとしたが、維持しようとすると、効果が魔法霧散(キャストブレイク)と同等まで落ちてしまうことが分かり、断念した。



 霧散防壁・魔術


 形式:板


 性質:霧散・凝固


 特性:指パッチンによって発動する。名前の通り、触れた魔法を霧散させる防壁を展開する。広い面をカバー出来るように板となっているため、脆い。魔法1発防いだだけで崩れてしまう。効力の速攻性は、魔法霧散(キャストブレイク)<霧散防壁<除去球体(イレイズドーム)の順。


 裏話:霞は指パッチンが余り得意では無い。その為、スカッ、としか鳴らない。それでも発動はするため、相手に聞こえなくなって、逆に好都合。なのだが、霞は今日も指パッチンを練習している。



改めて思う、ネーミングセンス。

わざわざ英語にしなくてもよかったかもしれないですね…


修正 ???→除去球体

霧散防壁の部分の<の???を修正しました。



ちなみに、霞達を召喚した魔術の性質やら↓()内の文字は色です


召喚陣・魔術


性質:霧散(無)・固定(無)・選定(無)・潜在強化(白)・適応強化(白)・適正弱化(黒)


特性:異なる世界から、知的生命体を召喚する。

【霧散】で世界間の隔たりを無くして、それを【固定】。召喚者側の空間を一部霧散することにより、無理矢理【選定】した者を、“こちら”に引き込む。その際に、【適正弱化】で、元の世界への適応を無くし、【適応強化】により、“こちら”への適応を高める。そして【潜在強化】で、召喚した者を強化する。

適正にかかる時間はそれぞれ違い、二人はそれなりだった。『選定』に時間がかかった為、発動から召喚までに間があった。


裏話:発動するにはマナを貯める必要が有り、もう一度使用するには、最低千年はかかる。そもそも6つもの性質が着いた魔術を発動するだけでも大変なので、今回召喚出来たのは運が良い。

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