第28曲
すみません、自分の投稿したやつを見返すとつじつまが合っていないことだったり、同じ話を二回していたりしたので消そうかと思いました。
ただ、最近やっと安定した頻度で投稿できているのでかなり前の投稿はもう捨ててください。
つじつまが合わなかったりするかと思いますが気にしないでください。
温かい目でみてください。
”冒険者ギルド”とは、『New Generation』における重要な拠点となっている。
ここには多くのプレイヤーが集い、町や村の活気が一点に集中しているといっても過言ではない。
”冒険者ギルド”に人が集まるのにはもちろんそれ相応の理由が存在しており、ここが彼らのゲーム内マネーを稼ぐためのいわば職場であるからだ。
ここでは様々な仕事を斡旋しており、薬草の最終からモンスターの討伐まで幅広く紹介してくれる。
そのため主に戦闘職のプレイヤーが多く籍を置いているが、生産職のプレイヤーが全くいないわけではあるまいし、生産職のプレイヤーはそもそも仕事を依頼しに来る側なので度々その姿は”冒険者ギルド”で見れないということは全くない。
『New Generation』内の”冒険者ギルド”には等級が存在しており、下から順に白級→黄級→緑級→青級→赤級→黒級→銅級→銀級→金級→紅級となっている。
白から黒までは俗称”カラーズ”と呼ばれており、銅から紅までは”メタリック”と呼ばれている。
こうやって等級の数を見ると果てしない数に思えるだろうが、これはゲームであり紅級などある程度時間をかけてやっているプレイヤーならば行って当然というレベルであるので、ただただ数が多いだけと思ってくれればいい。
また数が多いのは飽きられないための工夫であり、紅級を超難関にしないのもそのうちの一つだ。
まあ、一か月で行けるレベルでもないのでやりこむ甲斐があるのは確かであるのだが…。
それは置いておくとして、戦闘職で”冒険者ギルド”に所属していない者はいないといわれている。
統計データでは約9割のプレイヤーが所属していることが確認されているのだ。
そしてかなり前に紹介した”クラン”だが、”冒険者ギルド”でも恩恵を受けることが出来る。
”冒険者ギルド”から依頼されるクエストにはクラン専用クエストというものが存在いておりそれを受けることが出来たり、クランごとにも等級が存在するため所属しているだけで便宜を図ってくれたりする。
クランの等級は上がっていくごとに報酬がもらえ、それによりガチャなどを引くことが出来る。
ガチャについては今度別の機会に話すので今はそのような機能があるということを覚えておいてほしい。
ここでガチャの説明まで入れてしまうとまたもや説明会みたいになってしまうのでご理解いただきたい。
さて、話が少しそれてしまったが大体は理解していただけただろうか。
ゲーム内では”冒険者ギルド”に所属している人限定のクエストなどもあったり、ストーリー上でもたびたび登場してくるためプレイヤーには決して欠かせないものとなっているのだ。
もちろん主人公である”彼”もよく利用していたことだろう─────。
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きれいに整備された石畳の上を重い足取りで歩く。
先ほどの不安をまだ引きずっているらしい。
切り替えようとは思ったものの、やはり体験したこともない出来事に見舞われて参っているのだろう。
これじゃだめだと思いうつむき加減だった顔を少し前に向けてみる。
すると今まで気にしていなかった街並みが目に入る。
(やっぱりきれいだな…)
元の世界で暮らしていた日本は雑多な感じで統一感のない家ばかりだった。
外国の建築様式をまねしているところもあれば今でも瓦屋根の家があったり。
とりあえず一軒一軒それぞれ違い、俺はその国としての特徴のない街並みがあまり好きではなかった。
それが今はどうだろう。
どれもこれもが同じ家に見えるわけではないが、かなり似ている容貌をしている。
しかしそれであっても自分自身の特徴をなくしていないところに驚きを隠せない。
お店を開いている家もあれば、何かペイントのようなことをしている家もある。
それぞれがそれぞれの味を出しており、集団に埋もれるようなことがないのだ。
それでいて統一感も生み出し、道に沿って真っすぐ戸建てられたその家々は兵隊が整列しているかのように整っている。
この街並みを眺めているとおとぎ話の中に入り込んだような気分になってくる。
ふわふわした、そんな感じ。
ゲーム内もかなり精巧なつくりをしていたが、何が違うのかうまくは説明できないがやはりここが異世界と感じさせられるほどにはインパクトがあった。
正直、この景色がみられるだけでも異世界に来た甲斐があったかもしれない。
そう思えるほどには気分を落ち着けることが出来た。
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前を歩くケルートの案内で訪れたのは、かなり大きい石でできた建物だった。
他のように中世ヨーロッパのような街並みのため、この街からはかなり浮いて見える。
しかしここまで石で大きく、それでいて美しく言える建物が作れるものだろうか。
ぱっと見は大きい正方形の上に少し小さい正方形が乗っているように見えるが、少し地下ずくと緻密なデザインが施されているのがうかがえる。
この世界はもしかしたら俺が住んでいた地球よりも技術が進んでいるのかもしれない。
ホテルには当たり前のように水洗トイレがあったし、湯浴みもシャワーだけだったが石で水が出るならば便利といえるだろう。
ふと気づくとケルートが入り口の前で待ってくれている。
足元を見ると足がいつの間にか止まっていた。
少し圧倒されてしまったようだ。
ケルートの奥にはぽっかり空いた大きな入り口がある。
まるで龍の口のようになっているそこからは、様々な人が出入りしているのがうかがえる。
(さて、行くか…)
そう心の中で気合を入れ、足を踏み出す。
緊張感だけで言えば『ニュージェネ』で龍と戦う時のようだ─────。
ご読了いただきありがとうございます!
みなさん、自分で言うのもあれですがこんなつじつまの合わない作品読んでくださって感謝しています!!
じつはほかにも作品を書こうと思っているので良ければそちらもご覧ください!!
まだかいてないんですけどね…。
そっちは絶対に辻褄の合うものにするのでよろしくお願いします!!