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私に預かれと
はい、短いです。
「お母さん、今なんて言った・・・?」
【だぁかぁらぁ、小4の男の子、預かってくんない?って。】
そのあとの会話はよく覚えていないが、ええとつまりこういうことらしい。
母の親戚に森山さんという家族が居て、その息子、小4←ここ重要
の、大河君のご両親が仕事で外国に半年ほどいくことになったから、その間私に大河君を預かって欲しい、と。
本当は森山さん、私の母と父に預かってほしかったのだけれど、2人もなんか新婚旅行に行くらしいから私の方に話が来たみたい。
千紗ならしっかりしてるから大丈夫でしょうって。
しかも早速明日から。
私・・・どうすればいいんだろう。
大河君相当かわいいらしいし、私きっと半殺しにされるっ。
私はこの嬉しすぎるニュースがまだ現実ではないことを疑い、自分の頬をつねった。
ぎぅぅぅ。
「いった・・・。てことは・・・夢じゃ、ない!!
ひゃっはーーーーーー!!!!!!!」
近所に響き渡るくらいの声で私は叫んでしまったのでした。
ありがとうございました!次からいよいよ大河君登場です。